@maerchendiver 直接な言及はさしあたりなかったかと思います。むしろロベールへの賞賛のなかに、そうした同時代のアクシデントへの眼差しがあるかどうかを吟味できれば面白いのではないかと思っています。また見つかったらお知らせしますね〜。
2011-03-23 15:38:23リン・ハントで検索して真っ先に目についた一冊。http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7566-0274-9.html『ポルノグラフィの発明 猥褻と近代の起源、一五〇〇年から一八〇〇年へ』アナール学派直系のミュシャンブレとはまた違う視点なのかな?
2011-03-23 15:39:57@maerchendiver そっちはよんでない。私がよんだのは『フランス革命と家族ロマンス』だけかなあ。理論的にはジラール使いまくりなんでそっちはイマイチだったけど、発掘されたネタ・素材が面白かった
2011-03-23 15:42:17@ttt_vert 王族の「破片」が人気を博したというのは、聖遺物崇拝などとはまた違った身体断片への執着のあり方ですね。確かにギロチンは非日常的スペクタクル(庶民は「無関係な安全地帯の観客」)だけど、震災は日常を一瞬でカタストロフに変えるものでもありますね。そこは対極的。
2011-03-23 15:45:33@kantaro_ohashi ありがとうございます。ディドロのサロン評を、もう一度読み直してみようと思います。唐突に「私は死にたくない!」みたいなことを言い出しますよね、廃墟についての部分。
2011-03-23 15:48:02@maerchendiver 自虐っぽいネタニュアンスがあるツイートや、ぬいぐるみが便器に落ちてるなど笑いを含むものがあったんだけど、それ自体、衝撃からの防衛面があるんじゃないかなあと思ってね。3日目には室内回復の写真も出てきていたし。
2011-03-23 15:49:04@ttt_vert 書籍情報をありがとうございます。フロイト理論を援用というところに一抹の胡散臭さを感じてしまいますが、「ギロチン」や王族の身体への陵辱(?)を扱っているところは多いに参考になりそうです。
2011-03-23 15:50:55@maerchendiver ごろん、って首が籠に落ちてくるらしくて、その籠がまた汚らしい代物だったらしく、舞台装置としてのギロチンは何かと興味深いですよ。破片人気はどういうものだったか忘れたけど、楽しげに買われていたとかあったような…
2011-03-23 15:51:45@maerchendiver 音と日本語訳が結びつかないねえイメージ的に。映画のタイトルでも間抜けな感じがした(笑)。ケツァルコアトルの仲間みたい。だが映画はマヤの話らしい。そして一部アステカを混同してるらしい。ややこしや~ややこしや~
2011-03-23 15:52:51@ttt_vert 震災の結果であっても、皆で共有して「ネタ」として笑うことで、その悲惨さを矮小化・日常化できるというのはあると思います。うちはウサギの人形(ミニチュアのベースを持たせていた)が本棚の3階からダイブしていました。ロックだね。
2011-03-23 15:55:17ドイツのメルケル首相が議会答弁で福島原発に関連してapokalyptischと言ってました。なかなか荘厳でしたよw RT @maerchendiver: アポカリプティック(黙示論的)って、意味内容はかっこいいのに音韻が間抜けすぎるな。p音が二つも入っているのが敗因か?
2011-03-23 15:57:08@maerchendiver たしか当時の新聞(的庶民読み物の媒体)における家族ロマンスものの隆盛と王族への視線が絡まっていて云々って話があったような気がする。/ジラール使ってるのはフロイト「トーテムとタブー」読解でだったかな。ジラールはあんまり言及されないんだけどまんまだった
2011-03-23 15:58:09@maerchendiver 本棚崩落まとめは画像多いので平行してたこっちのまとめ参照 http://togetter.com/li/110848
2011-03-23 16:05:17@ttt_vert これはカリカチュアだけど(http://www.jahsonic.com/JamesGillray.jpg)、ギロチンに掛けられた犯罪者たちの身体断片って人気だったのでしょうか?「頭部(顔)」を切り落とすことの象徴性もありますよね。
2011-03-23 16:05:42@grandpasdechat 映画、もはや黙示録関係ない……w まあ比喩的に「破壊的大惨事」を指しているんだろうけど、「アポ!」のイメージとかけ離れ過ぎっていう。
2011-03-23 16:07:22@maerchendiver うーん。ギロチンには詳しくないのでよくわかんない。ハント本では、「王族の身体」への民衆的熱狂に強調があったような。
2011-03-23 16:08:06@waschmaschine 西欧言語の中に埋め込んでしまうと、日本風のカタカナ発音とはまったく別の雰囲気になるのかも?しかし、西欧圏で今回の地震や原発被害を喩える表現として、「黙示録的」はやたらに出てきますね。
2011-03-23 16:10:58@ttt_vert 象徴的な身体ではなく、現実的な(性愛の主体・客体になったり、傷ついたり死んだりする)身体への熱狂があったということなのでしょうか?面白そう。あまり関係ないかもしれないけど、ルイ14世とバレエの絡みも、「踊る身体」と「王権の身体」がずれてる気がするんですよね。
2011-03-23 16:15:47うかうかとウートラムの『フランス革命と身体:性差・階級・政治文化』をマーケット・プレイスで購入。(うかうかと、の用法のおかしい例)
2011-03-23 16:19:19@maerchendiver わりと気軽に使っている気もして、ちょっと面食らいました。キリスト教圏の想像力だと、あの言葉は常套句化してるのかもしれませんね。
2011-03-23 16:24:01@waschmaschine 「ヨハネの黙示録」という意味ではなくて、比喩的な日常表現になってしまっているのかもしれませんね。日本にいると、分かったようで分からない感覚ですが……
2011-03-23 16:30:22