創作荘ラインTRPG「ソーセージ・ケイブ」シナリオ7「天馬の羽根」セッションダイジェストその7・その8

ぞろ目の八ことマスケッター（旧1d6） @hm1d6

#創作荘ラインTRPG　『ソーセージ・ケイブ』シナリオ7『天馬の羽根』セッションダイジェスト　その7・その8 　5人いるダークエルフ過激派の内、アジトの保守点検を受け持っているナノバーンの区画に潜入した一同。謎だらけの仕掛けに苦戦しつつ、ようやくにも魔女リリィが突破口を開いた。

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実は、この区画には、魔法の消耗アイテム一つと引き換えに助言を一つくれるガイデル(島の守護神の一つで知性や交渉術の象徴、なお種族に関係なく力を貸す)の彫像があった。今までは、消耗品のストックが切れかかっていたので使うのをためらっていたが、リリィがまず消耗品の補充について

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尋ねたところ、黄金のミニチュアティラノザウルス像を鍵にして入る部屋だと分かった。像と部屋の場所自体は分かっていたので、早速問題の部屋に進むと、人間の大人サイズをした数十体のティラノザウルス像が並んでいた。いずれも首から籠を下げている。実はこの部屋の像は、必要な物資を運ぶ

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為に作られていた。籠の中には補充の消耗品があったが、それらは室内にいるサラマンダーが警備していた(精霊タイプではなく獣タイプ)。リリィが魔法アイテムを使い、なおかつ「幸運」ロールにも成功してサラマンダー達を手なずけ、一同は貴重な消耗品の補充に成功した。こうして、更なる助言が

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引き出せるようになると、円滑に探索が進み始め、ダークエルフの少女(過激派メンバーではない。当ダイジェストその5・その6参照)が要求していたテティ(島の守護神の一つ。女神。技巧や芸術の守護神)の像を得られるメドがたってきた。一同は、ガイデル像の助言から、幾つかの絵が展示された

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部屋に重要な仕掛けがあるのは知っていた。テティの像がある部屋には、何十体もの大小様々な像がある。絵の仕掛けを解かないと本物が見抜けないようになっていた。なおテティ像の部屋と絵の部屋は別である。一同は散々絵をいじったものの、らちが開かず、再びガイデル像の助言を頼った。回答は

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ゴミ処理場にいるかぼちゃ人間が知っているとのことだった。かぼちゃ人間とは、巨大なかぼちゃに手足が生えたもので、かぼちゃには口だけがある。一応会話ができるが何故かおねぇ口調で喋る。一度は訪れていて、大した用もないとみなされて放置されていたが、ここに再び現れる次第となった。

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かぼちゃ人間は一同を歓迎したが、とりわけ戦士ニコラがお気に入りであり、一度済ませたボディチェック(一同は区画内の所持品検査という名目で探索を進めていた)をもう一度ニコラの手でして貰いたがった。ニコラは拒絶した。リリィはどこか楽しそうだった。さておき、かぼちゃ人間は、壊れかけの

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道具が好きで、それを持ってくれば絵の仕掛けの解き方を教えてくれるという。この区画内で道具を修繕する部屋を探し当てていたので、一同は難なく要求を満たせた。かぼちゃ人間は約束を守ったが、ニコラには執心していた。彼は、リリィの助言で部屋を出る時投げキスだけはした。後で何か起こらねば

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良いのだが。 　絵の仕掛けを解いた一同は、新しく現れたテティの絵を所持品に加え、遂に目指すテティ像を入手した。ダークエルフの少女は約束を守り、像(並びに水遊び用のあひるのおもちゃ)と引き換えにマタタビを渡した。一同はそれを持って猫の部屋に行った。そこでは十数匹の猫が飼育されて

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おり、右目の代わりにセットされた時計の文字盤は施設内の設備の稼動時間を管理していた。マタタビで何でも言うことを聞くようになった猫は設備の管理システムを次々に混乱させていった。そして、道具の修繕部屋で耳栓を入手し、ハーピーの巣がある部屋でハーピーと対決するが時間となった。待て次号。