春のtweetライブラリ その2

@hajimebsの呼びかけでスタートした140文字の読書案内。 RTやポストへのコメントを省いて、純粋な一覧としてまとめていきます。 ご参加はおすすめの本にコメントとハッシュ #1satsu をつけて ポストするだけ。140文字ヨムリエの登場をお待ちしています! 続きを読む
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Fumitoshi Kato @who_me

萱間真美(2007)『質的研究実践ノート』医学書院:きょうは、ちょっと手抜きっぽい?選択。今学期、教科書に使おうと思っている一冊。調査のスーパービジョン(指導する=指導されるという関係性)についての記述があるのが、面白い。 #1satsu

2010-04-07 22:32:55
@gr8rosso

宇月原晴明「安徳天皇漂海記」。壇ノ浦に入水した安徳天皇、将軍源実朝、滅び行く宋の少年皇帝、元の皇帝クビライ・カーンと巡遣使マルコ・ポーロ。時代も国も隔たる彼らを、第四の神器が結びつける。廃された王の哀しみ、怒りを鎮めるために行き着いた所は…。切なくも美しい伝奇小説 #1satsu

2010-04-07 22:53:34
Tošikazu @pintoamame

庄司薫『ぼくが猫語を話せるわけ』中公文庫 1981 (もとは、1978年) この本を読んでも猫語を理解することができるようになりませんでした。しかし、作者のエッセイは、ユーモアに富むもだと思います。入手不可ですが、もし機会がありましたら、是非。 #1satsu

2010-04-07 23:25:38
よしなが えりり next 🎸6/9 Lucky Kilimanjaro @errie

シーモア・パパート「マインドストーム」1982。今の情報教育は「コンピュータにこどもをプログラムさせようと」してはいないか。ここで論ぜられているあり方が広く浸透していれば「ゲーム脳」なんて言葉もなかったろうに。ただいま #mndstrmにて輪読会の企画が進行中#1satsu

2010-04-08 21:08:54
Tošikazu @pintoamame

【今日の一冊】戸田拓夫『折り紙ヒコーキ進化論』日本放送出版協会 2003 立体折り紙ヒコーキ「スペースシャトル」の作者。折り紙ヒコーキ、大好き。みんなで楽しみたい、それも外で。 #1satsu

2010-04-08 22:02:00
石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

「震災のためにデザインは何が可能か」2008年夏から翌年春にかけて行われたプロジェクトの記録。デザインの意味を、震災から生還するというラジカルな観点で捉え直す提案。被災から時間が進むにつれて対象は拡大し社会性を帯びてゆく。著者の一人は @yamazakiryo #1satsu

2010-04-08 22:40:20
@gr8rosso

亀山郁夫「『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する 」 。ドストエフスキーの死により、未完の大作「カラマーゾフの兄弟」の続編は永遠の謎となっている。この本では、従来の「三男が皇帝暗殺を企てる」説を否定、伏線や作者のメモ等を検証し新たな仮説を提示している。しっくりくる。 #1satsu

2010-04-08 22:40:32
Fumitoshi Kato @who_me

ジェーン・スーリ(2009)『考えなしの行動?』太田出版:慣れすぎて気にすることさえなくなっているふるまいに目を向けてみる。「外の世界は、愉快でびっくりするような方法でものごとを直観的に処理する人々の実例で満ちあふれている」 #1satsu

2010-04-09 00:05:58
@kmpnote

「ヴェネツィアの宿」須賀敦子■人生に居場所を探し彷徨い苦しむこと自体に大きな意味なく繰り返しのみが僕らへかせられた宿命なんだと。辛いこと楽しいことも忘れることなく自分の中へしまっておくこと。ふいに引き出しが開けられ自分でも操作できないような行動をおこさせる記憶。 #1satsu

2010-04-09 01:34:25
TSUKUI A @quinquepeta

#1satsu じゃないんだけど。故木村拓也コーチのNPB新人研修での講義内容。頭も、センスも、学も、どれも持ち合わせていない僕には(苦笑)、とても響く内容。http://bit.ly/dCT9nD

2010-04-09 12:00:06
よしなが えりり next 🎸6/9 Lucky Kilimanjaro @errie

歌野晶午「葉桜の季節にきみを想うということ」2003。自称「なんでも屋の元探偵」がある日うっかり落ちた恋と、ひとつのひき逃げ事件をめぐる物語。最終章を読み終えた時に、ひとつ心地よいため息をつくに違いない。花の盛りが終わろうとも、樹はただただそこにあり続けるのです。 #1satsu

2010-04-09 21:32:55
ほの@とび森or人形者仲間募集ちう @Hono_HKT

「化人幻戯」江戸川乱歩:少年向けでない方の明智物。妖艶な女賊(レトロな響きが良い!)との対決シーンにちらっと小林少年が出てきて、”うわぁっ、こっち大人の世界だから来ちゃダメえ!”なんて、初読で一番ハラハラしたなんて言えない…w複数社から文庫で全集て出ております。 #1satsu

2010-04-09 23:39:08
そら豆ぞうい @legumeae

「深海魚」 尼岡 邦夫 著。詳しい魚類図鑑はいろいろあったけど、深海魚のみに特化し、主に標本らしいモノとはいえ、イラストでなく写真でここまで多くの種類を網羅した本には他に出会えなかった。生きる場を貪欲に広げていく魚達の姿は、異様だけど、真摯。 #1satsu

2010-04-09 23:58:04
Fumitoshi Kato @who_me

ケン・プラマー(1991)『「生活記録」の社会学』光生館:これも「キャンプ論」の思考の素。「人には、それぞれの語るべき人生と物語がある。テープレコーダーやカメラの前では、たとえその場限りであっても、すべての人は平等である。」 #1satsu

2010-04-10 00:53:45
saco @hsaco

21世紀研究会編「常識の世界地図」文藝春秋、2001。国や民族によってまったく意味が変わってしまう常識・非常識。第1章の指の形によるサインに関した図表を眺めているだけでも、はっとするものがある。無意識下の常識が揺さぶられる。 #1satsu

2010-04-10 14:41:20
🍎 @kazaru

佐藤郁哉『フィールドワーク』(1992)新曜社:予習です(きっぱり)「よそ者であることを稼業とする」「具体的な人と人との出会いの構造の解明」…ほんの数年の間にも調査や民族誌やルポは「混成ジャンル」のメディアへ変容中。ちいさなマーケットの予感も孕みながら。 #1satsu

2010-04-10 22:15:46
Fumitoshi Kato @who_me

Roam, D. (2008) The back of the napkin. Penguin Books.:邦訳もあるけど、ぜひオリジナルで…。大学院生のころ、師匠と喫茶店に行くと、いつも紙ナプキンが黒板の代わりだった。 #1satsu

2010-04-10 22:52:31
t @t80935

桜井 進「江戸の無意識―都市空間の民俗学」講談社現代新書、1991。江戸は江戸情緒と人間的意味で満たされた空間ではなく「監視と処罰」を行う権力システムだった。権力との闘争という視点で、読み解く平田篤胤、北斎、八犬伝。権力と闘争し続けるには、逃走し続けるしかないのか #1satsu

2010-04-11 08:54:50
o(^-^)o @lmndiscrm

#1satsu 図解雑学 社会心理学-やっぱり図解雑学シリーズは好き!堅くないから読みやすい。ってかやっぱり心理学は面白い!

2010-04-11 18:02:10
よしなが えりり next 🎸6/9 Lucky Kilimanjaro @errie

高野文子「るきさん」1993。正直わたくしの世代としては「ハルチン」の方がハマるのですが。世俗にまみれまくりで愛おしいハルチンより、いつも3cmくらい浮世から離れてふわふわ暮らするきさんが恋しくなる時もある。ええ、そうですとも、迫り来る月曜日からの逃避ですとも! #1satsu

2010-04-11 22:08:40
Fumitoshi Kato @who_me

ジム・アントニュー(1995)『復原透し図 世界の都市』三省堂:単純な仕掛けながらも、昔と現在のイメージを重ね合わせることができる。もちろん、出版されてから、さらに15年経っているので、〈いま〉の姿はじぶんで確認してみたい。 #1satsu

2010-04-11 23:05:29
🍎 @kazaru

鏡リュウジほか『アニマの香り』(2001)雲母書房:資料と思って再読を始めたらすっかり熟読してしまった(今日)。論理に留まり議論を続けつつ、ちょっとづつ視線をずらすキーワードを挟み、リフレームし続ける6篇の熱い応酬。手に汗握りながら読めました、色んな意味で。 #1satsu

2010-04-11 23:59:36
山崎 亮 @yamazakiryo

広井良典(2009)『コミュニティを問いなおす』ちくま新書:日本における戦後の人口移動は都市にムラ社会(会社や核家族)をつくっただけだった。しかし最近は新しいタイプの都市型コミュニティが誕生している。コミュニティ論はこれからが面白くなる予感。 #1satsu

2010-04-12 04:49:15
Manjo Shimahara(島原万丈) @Manjo_Shima

網野善彦(2005)『日本の歴史をよみなおす(全)』ちくま学芸文庫:村や町という今の都市的な集落が形成された室町時代を、文字の変化から読み直した第1章「文字について」は、濱野智史(2008)『アーキテクチャの生態系』にも通じる面白さ。 #1satsu

2010-04-12 05:41:40
o(^-^)o @lmndiscrm

#1satsu 図解雑学-犯罪心理学 正直あんまり面白くなかった。図解雑学シリーズなのに読みにくかった。#Nowplaying BECK-E Pro

2010-04-12 22:42:21
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