MTG 「色の役割」と「カラーパイの思想」補足ネタ

友人がカラーパイに興味をもってくれたので話したDMでの内容を、こっちにもしてみんとして、するなり。 基本的にそれの補足ナリよ。
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青の補足

難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

{青}知識をかきあつめ、その集積によって技術を鍛錬し、世界や自分を完璧にしたがる色。そのために知識を補充する「ドロー」が得意とされ、生物はやや抑えめの能力であるかわりに知恵があるものが多い、と教えた

2017-11-09 09:42:37

知恵のある生物の例:
《霜のオオヤマネコ》:生物1体タップ。次のそのプレイヤーのターンにアンタップしない。
《天空のアジサシ》:「飛行」、パワー2。タフネスが小さく飛行持ち以外がブロック出来ないデメリットを持つが、そのお蔭でマナ効率がよい。これを守るように動くのがクロックを刻む基本。何故青が飛行を持つかの理由をよく説明しているカード。
《マーフォークの物あさり》:カードを引いて、その後捨てると言う効果をタップで起動できる。戦う為ではなく、知識を集めるために生きている生き物の存在。《印章持ちのヒトデ》等も似た役割。

難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

すなわち、白によく似て人間や猫や鳥が多いのだが、活発でない色であるから犬系がむしろ少ない。また宗教の役割を持たないので天使もここにはいない。代わりに、青の看板生物は「スフィンクス」がいる。

2017-11-09 09:43:54
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

スフィンクスも神話上の生き物だが、MTGにおいては、知恵を試す存在として端的に扱っているきらいがある。そのため信仰を集めている存在ではないものも多い。いずれも人面の獅子であり、羽根をはやした大型の生物である。

2017-11-09 09:44:45
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

デュエルマスターズではさすがに「スフィンクス・コマンド」は見ないw。かわりに「サイバー・コマンド」なるものを何度か青で観察する。あちらでは、魔術の戦いではないため、青の知性はサイバー技術、未来の電脳技術という形にアレンジされてあらわれているのである。

2017-11-09 09:45:44
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

また、にかかわるため、水の精霊系(エレメンタル、ジンなど)が登場し、悪知恵が働く気質から北欧風味の「フェアリー」、深海に潜む「魚」や「マーフォーク」などの種族が青には頻出する。知的な生物だが、社会の表側にあまりでてこない「深い」側が青によく出てくる。

2017-11-09 09:47:17
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

青の戦い方についてだが、青にとって一番大事なのは「自分が計画通りの利益を得ること」である。そのため、他人を無意味に殺すこともできなければ、白のように「ルールを破った大義ができたから罰する」といった行為もしてこない。

2017-11-09 09:48:29
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

なぜ「生物を手札に戻す」バウンスや、「パワーを下げる」「タップ状態にして縛る」効果が散見されるかの理由がこれ。計画の邪魔をするから「黙らせる」という手段に頼ることが多いのである。

2017-11-09 09:49:35
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

黒との違いがここででてくる 邪魔になるなら黒は即座に「殺す」し、その算段を考える 青は邪魔者を殺すことより自分の計画が達成されることのほうが大事だから、「邪魔ができない」ようにしようとする。あとで邪魔どころか使えるものになるかもしれないというのも、ある

2017-11-09 09:50:42
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

これが一面の「青の除去能力の弱み」としてよく語り草にされる。 なおリミテッドではほとんど最強の除去の働きをこの青がやってくれているw。

2017-11-09 09:51:36
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

また、青の能力で忘れちゃいけないものがある 「打消し」だ ほとんど青だけが、この能力を持っている 打消しとは、「呪文が効果を発揮するまえに、その呪文そのものを消してしまう」効果である。

2017-11-09 09:54:37
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

デュエルマスターズでは「相手ターン中に動く」操作が限定されているため打消しは事実上存在しない(似たことはできそうだけど)が、MTGでは豊富な「相手ターン中の割り込み」のチャンスがあるために可能となっているシステムである

2017-11-09 09:55:38
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

たとえば相手が自分のターン中にクリーチャー呪文を唱えたとしよう 唱えるとまずそれは呪文のエネルギーになる このエネルギーめがけてこちらが、瞬間的に呪文を撃つのである 《本質の散乱》!クリーチャー呪文は打ち消され、生物すらその場には出てこない。青にはこうしたことができる

2017-11-09 09:56:47
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

青同士の戦いが長くなる理由がこいつである(!) 撃たれた呪文を消すか、消さずに通すかというのが思考する要素に加わり、これを構えて何もしないままターンを返すといったことが頻発するからである。 ドローゴーなんて言葉もあるほどだ。

2017-11-09 09:58:00
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

打消しは除去ではなくあくまで打消しといわれるが、その理由がこれだ 「出てくる前に呪文そのものを無力化する」のである。 一時期(今もか?)、MTGでは青が強すぎた。そういわれた理由をなしているのも、この群の効果がクソ卑怯に働くことがあったからである。

2017-11-09 10:00:09
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

有名なジョークがある。 「島2枚が立っていたら相手は何にもできないのだ」と。 この2枚から確実に《対抗呪文》が撃たれていたからね…w (今はこんな簡単にはいかないように上手に調整されてます)

2017-11-09 10:00:55

黒の補足

難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

<黒> 黒は力を集めるため、あらゆる他者から力を搾取しようとし、また力ある者を蹴落とそうとする。これゆえ、黒に白や緑が言う意味での「友達」「仲間」は実質いない。

2017-11-09 10:02:29
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

徹底した利己主義が黒には流れ込んでいる 常に自分のことを考えて動く。自分のためになにをしたらいいかを考え、組み立てて行動する

2017-11-09 10:02:58
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

そのためある意味もっとも実用主義的で、現実をわきまえているのが黒である いわゆる「人生の真実」というものについて、その理解度を比較するなら、ダントツで黒がトップクラスの理解度を持っている

2017-11-09 10:03:51
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

では黒は、それだからといって「必ず」社会の規範を守らないといったことがあるのだろうか?否。むしろ黒ほど社会に上手に懐柔して生きてるやつもいないのである、とさえいえる。なぜなら、思い出すべきだ、黒は「自分の利益を考える」。

2017-11-09 10:06:25
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

つまり自分の置かれてる状況を最も的確に把握しようとする。ルールを破って、それが自分を傷つけるか、弱めるか、損をさせるようなことを、わざわざやらないのが黒だ。社会に生きてそれが有利だと踏んだなら、「平然と」ルールを守るのが黒の生き方である。

2017-11-09 10:07:16
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

この意味で、黒の真の「黒さ」に、白は気づかない。 白は正しいことをしていればそれだけで正しいと認めてしまうきらいがあるから、それが本当は黒だったとしても黒と言えない(白黒「つけたがる」のにね!)。ことにこの現象は白が青黒を相手取ったときによく起こる。

2017-11-09 10:08:19
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