何でもないメモ

何でもない
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洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

唇を離して、あの人の顔を見れば、私が勝利したことがわかりました。王子様のようなあの人が取り乱した顔が可愛くて、私は神様に少しだけ目を瞑っていて下さいと願います。 「私をもらってくださるのでしょう?」 そう問えば、あの人は瞬きし、一度大きく息を吐き、それから言うのでした。

2017-11-17 03:59:04
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

「シスター、どうやら風紀が乱れているようだ。私はその特効薬を持っている。あなたをまずは治療したい。いや、あなただけを」 「どうぞ……」 そして私は目を閉じて、すべてを彼女に委ねたのでした。

2017-11-17 04:02:50
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

僕の脳内e-sportsのチーム、リーダーの「ASK-One_No_miya」さんと突撃隊長の「LOGAN」さんにインタビューしてる

2017-11-18 22:35:15
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

脳内e-sportsチーム『OTK』(One Time Kill、とオタクにかけている)には他にも「Ninja_Shinobi」さんや「Micky_Guy」さん、「Wet_ShIn」さんなど強豪選手が揃っている(という設定)

2017-11-18 22:38:50
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

深夜のコインランドリーで洗濯機の回る音をビートにラップの歌詞を書いている奴しか信じられない

2018-02-22 19:24:56
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

「たとえ人の本質がどんなに孤独で不確かでも、今この瞬間に手を伸ばせばあなたの手に触れることができて、今この瞬間に目を閉じればあなたと見た色々な景色や、あなたを想った色々な私を思い出すことができる」というのが恋愛だと思って恋愛小説書いてます

2018-02-22 19:32:11
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

不確かさの中であっても確かさを信じさせてくれる存在ってあまりにも素敵なことではないですか?

2018-02-22 19:32:49
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

青い光のクーラーボックスに詰まった瓶ビール、ファストフード店の頼りない椅子、街の明かりに笑う男女、地下の窓、背の高い家、イギリスの夜

2018-02-24 01:13:24
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

助け合う路上の弱者なので別れるときに「また明日」とは言わない(そこにしか居場所がないにもかかわらず明日会えるとは限らないから)

2018-02-24 14:48:54
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

春という季節は別れと出会いの季節で、二度と元には戻らない過去と、予想の出来ない未来が同時に押し寄せますので、乗り遅れないように、駅のホームできっちりと、「さようなら」と、作った笑顔で手を振らなければなりません。

2018-03-06 02:01:41
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

京都に住んでいた頃、彼女と堀川商店街のお祭りを見に行った。夏のじめっとした空気が僕たちの肌にまとわりついた。そうとは知らず、彼女は一条戻橋を渡った。僕は北に歩いて行って、次の橋を渡った。あの夏の温度を忘れることはないだろう。彼女は翌年、鬼籍に入った。

2018-03-06 02:10:16
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

僕は夜を歩く。あてもなく、音もなく、意味もなく、ただ夜の京都を歩く。淡い街灯や、喧嘩するカップルや、泥酔したサラリーマンや、舞妓の尻を触る坊主が僕の慰めだ。鴨川に至って、四条通へ引き返す。ポケットに手を突っ込んで、ブラックニッカで喉を焼き、月だけは見失わないように。

2018-03-06 02:20:27
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

飛行機に乗っていると、低い音のする部屋の中に何百人もの人間が集められ、暗いから眠り、明るいから目をさまし、食事をし、トイレに並び、やがて知らない土地に至るという魔法を体験できる。空を飛んでいるなんてこれっぽっちも感じない。ただ不快な部屋の中で椅子に座って早く寝ようと必死になる。

2018-03-06 02:36:53
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

花に隠れてキスをする、年頃の女学生がふたり。桜、紫陽花、藤、初めて知った背徳の味。靴箱のお手紙、リボンの交換、放課後の逃避行。夏の陽射しを避けるように山へ登り、冬の寒さを嗤いたくて海へ出た。あべこべで、天邪鬼なふたりの未来。自由だった。どこまでだって、手を繋げばいける気がした。

2018-03-06 02:44:43
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

「私、この町を出るの」 夜にだけ現れる浜辺、月光の下で彼女は告げた。裸足を見るのは初めてだった。その足跡も、夜明けには波にさらわれてしまう。行かないでとは言えなくて、ただ彼女の手を握った。波の音は静かで、彼女の肌は温かかった。彼女の匂いがなくなったら、何が僕の日常を保障するのか。

2018-03-06 02:48:44
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

長い階段を上る。彼女は季節が終わる前に、知らない町に去っていく。山頂からの景色はありふれているけれど、僕が知る一番の宝物。今までで一番綺麗だったよって彼女が微笑む。その涙は真珠のようで、溢したくないから指で掬った。寺の鐘が鳴る。想いを告げるはずの口は、「じゃあ」とだけ呟いた。

2018-03-06 02:54:12
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

一度沈んだ陽が二度と同じ輝きを宿さないように、過ぎ去った日々は戻らない。月は優しすぎるから、頼りすぎては弱くなる一方だ。見たこともない場所へ行く。知っている場所はありふれていて、一度離れなければ向かい合えない。足の裏が痛くなる。地面は固く、空は高い。太陽から逃げるように夜を歩く。

2018-03-06 02:58:27
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

那由多へと揺蕩う。語感がいい。タルタルソースと同じか、それ以上に心地いい。彼女はまだベッドで寝息を立てている。ありふれた表現だけれど、奇跡みたいな出会いだった。好きという気持ちが溢れ出して止められない。キスする度に春が来るみたいだ。今でも信じられない。君と僕が恋人だってことが。

2018-03-06 03:03:57
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

花売りは愛を配る仕事なのか。わからない。身体を売っても並の人生を送れないのなら、どうして生きていようと思うのだろうか。わからない。心を守る盾は強固で、脆く崩れるのはいつだって仮面。けれど長く被っていたら、仮面も顔面も同じになって、いつのまにか心だけで生きてしまう。

2018-03-06 03:06:45
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

歩きながら音楽を売っている。鼻歌を響かせて、ウィンクして、手拍子を合わせて、顔色を窺う。知らない町の、知らない言葉。どこに行ったって、自分は自分でしかない。そんなこと、歌ってみればすぐに分かるのに、気が付くまでに何年もかかった。大好きな歌を歌う。君の名前を呼びながら。

2018-03-06 03:10:41
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

「彼女は僕を、青春の底から"救い"上げてくれた。」

2018-03-23 17:33:43
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

「私、パワーコードって好きなんだよね。飾り気がなくてまっすぐで、全力で、私にないもの持ってるって感じがするから」 厳島先輩はラクガキだらけの壁に指で挟んだピックを投げた。 「青春をぜんぶ曲にしようって思ったらさ。多分いらないんだよ。一弦も二弦も三弦も。放課後だけのコードでいいんだ」

2018-03-23 19:56:27
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

人間が人間である限り人間の頭でしか思考できないというの、永遠の命題なのだろうな。数字はそれを解決した客観的な「神の事実」に思えたが、運用するのが人間である以上、人間的な直感からは逃れられないというのもまた、面白い

2018-03-24 04:38:05
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

物理学とか数学とかの話を聞いている僕は完全に人文学の僕は哲学的な思考を働かせていて、そのいずれも真理として「人間であること」から逃れられていないのが、今の世の中ではむしろ救いであるように思える

2018-03-24 04:39:33
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

例えばAIがAIという人間の枠組みから自由になれたら、新たなAIとしての真理は生まれるのだろうか。それはしかし、AIとしての主体性から逃れられないのなら、主体性を完全に排除した客観性というものは、やはり永遠に得られないのだろうか。

2018-03-24 04:41:06