2017-11-15のまとめ
時間貧困により、家事の外部化(外食や出前、お惣菜の購入、市場での家事関連サービスの購入等)の比重が増す。この負担分を考慮し「時間調整後所得貧困」を算出すると(図表3-38)、所得貧困率が2.4%上昇する
2017-11-15 00:19:17時間貧困と家族のつながり ―子供と夕食を共にする頻度― pic.twitter.com/BEnzN6sr5J
2017-11-15 00:19:37石井ら(2014)はひとり親世帯に時間貧困が多いこと、そして時間貧困世帯においては子どもと夕食を共にする頻度が「ほぼ毎日」である割合が5割に満たず、週に1~2日と回答している世帯が3割程度あり、
2017-11-15 00:19:50親との時間 7歳児が母親・父親と過ごす時間、所得階層別、世帯タイプ別 pic.twitter.com/ZaUSE0yJp9
2017-11-15 00:20:18阿部(2011)は、21世紀出生児縦断調査をもとに、低所得層460 やひとり親世帯において、親子が共に過ごす時間が有意に短いことを指摘している(図表3-40)。特に親と過ごす時間が少ない
2017-11-15 00:20:31母子世帯の母の養育費の取り決めの有無(母の就労収入階級別) pic.twitter.com/2LBMI1dxhS
2017-11-15 00:20:49全国母子世帯等調査によると、実際の養育費の支払いはもちろん、その取り決めすらなされていないケースが多い。また、世帯所得が低い世帯ほど、取り決めをしている割合が低くなっている傾向がある
2017-11-15 00:20:59先進諸国の養育費受給率と貧困率の関係(2000年前後) pic.twitter.com/uI8Q6iGqtP
2017-11-15 00:21:29日本の母子世帯の多数は離婚が原因であるが、離別母子世帯のうち実際に養育費を受け取っている世帯の割合は19.7%に留まっている。これは先進諸国と比較しても顕著に低い水準である。諸外国における例として、養育費受給率はスウェーデンが94.8%と突出しているほか、
2017-11-15 00:21:39ノルウェー77.7%、フィンランド69.0%と北欧において高く、欧州ではフランス55.8%、ベルギー40.1%、ドイツ28.4%、その他カナダ30.8%、米国31.7%となっている(ただし、いずれも2000年前後の数値)
2017-11-15 00:21:51最高裁判所事務総局家庭局「養育費支払の実情調査」によれば、調停離婚の成立後、約1年から1年半を経過した時点での状況をみると、「期限どおり全額受け取っている」が最も多く全体の50.0%、
2017-11-15 00:22:18次いで「一部について受け取っている又は受け取ったことがある」が約24.0%、「期限どおりではないが全額受け取っている」が全体の約20.0%、「全く受け取ったことがない」が約6.0%となっている
2017-11-15 00:22:29養育費が継続して支払われないことの理由については、おおむね経済的問題(支払いたくとも支払い能力がない)と感情的問題(支払えるが、支払いたくない)の2点が指摘されている。離別した男性(子供がいる場合とは限らない)の経済状況を見ると、
2017-11-15 00:22:58結婚している男性に比べ、経済状況が悪いとの指摘がある。離別男性の無業者の比率は10%(有配偶者は2%)、公的年金未加入は12%(同3%)、契約雇用者や小規模企業に勤めている場合が多く、持ち家率も少ないとされる
2017-11-15 00:23:09また、離婚した父親と子供との間の面会交流の有無も、養育費の継続的な支払いに影響があるようである。独立行政法人労働政策研究・研修機構が実施した「第3回子育て世帯全国調査」(2014)によると、
2017-11-15 00:23:25離婚した父親と子供との間で「面会交流あり」の場合、養育費の受け取り率が24.4%で、「面会交流なし」の場合(13.4%)より11.0ポイント高い
2017-11-15 00:23:40ロボット新潮流! vol.4 物流の世界がロボットの主戦場に?~倉庫からラストワンマイルまで導入への動き / meti-journal.jp/p/130
2017-11-15 00:23:59