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2017-11-15のまとめ
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名古屋市の保育所に通う子供の保護者を対象とした調査では、「日頃、保育所以外に子供を預かってもらえる人」がいない世帯は貧困層418 に最も多く、約4人に1人が「いずれもいない」と回答した419 (図表3-24)。また、所得の低い父子世帯は子供のことで家庭内外に頼る人がいない割合が高い
2017-11-15 00:12:40![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
所得階層別 子育ての悩み・不安・困難に対する相談相手 pic.twitter.com/Ofv8b174IU
2017-11-15 00:13:11![](https://pbs.twimg.com/media/DOmijFsX4AYbUKK.jpg:medium)
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子育ての悩み・不安・困難に対する「相談相手」にも特徴があり、貧困層は「配偶者」「自分の親」「学校時代や職場の友人」「保育所・学校等の先生」「子育てサークル」を相談相手とする割合が、非貧困層に比べ低い(図表3-26)。特に「配偶者」の割合が低い。
2017-11-15 00:13:22![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
低所得層における質問項目別肯定群の割合(全世帯肯定群順位順) (%) pic.twitter.com/Fudo3718B8
2017-11-15 00:13:46![](https://pbs.twimg.com/media/DOmitmfXkAANXTW.jpg:medium)
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貧困層の親は子供を「厳しく叱った」「ついついあたった」「ついつい叩いた」という経験が非貧困層に比べて多い(図3-27)。
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図3-26と図3-27は同じ調査による結果であることから、貧困層の親は社会とのつながりが希薄になりやすく、かつ、育児ストレスを抱えやすい傾向にあることが伺える。同様の結果は別の調査でも報告されている
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世帯種別ワーキングプア(in-work poverty)率(2005年前後) pic.twitter.com/K3082XPUlz
2017-11-15 00:14:50![](https://pbs.twimg.com/media/DOmi9FpXkAIuYWO.jpg:medium)
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日本の相対的貧困層の8割は就業世帯である。OECD(2009)による世帯属性別ワーキングプア比率の国際比較をみると、日本のひとり親世帯のワーキングプア率は58%と突出している
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我が国の母子世帯は、他の先進諸国に比べても就労率が高く8割が就労しているが、半数は非正規就労である。また、非常勤雇用の母子世帯の世帯主は、非常勤雇用の両親世帯の世帯主と比べても、就業時間が短く、稼動収入も低く、その86%が年間稼動収入200万円未満である
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非常雇から翌月正規常雇への移動に関するロジスティック回帰分析(親と20歳未満の子のみからなる世帯の世帯主で、臨時雇・日雇であった者) pic.twitter.com/pgyqKQaxNf
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総務省労働力調査(基本集計及び詳細集計)のマイクロデータをパネルデータ化し、1ヶ月間の就業状態及び従業上の地位等の変化を分析した研究において、母子世帯の世帯主は、ふたり親世帯の世帯主に比べて、非常勤雇用から正規常勤雇用になることが有意に困難であることが示されている
2017-11-15 00:16:33![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
年間稼動収入別構成比(両親世帯、父子世帯、母子世帯の世帯主;2002-2009年)(%) 週間就業時間別構成比(両親世帯、父子世帯、母子世帯の世帯主;2002-2009年)(%) pic.twitter.com/csqPSqcPgd
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正規常勤雇用であっても、母子世帯の世帯主の約3割が週就業時間は34時間以下であり、約4分の1は年間稼動収入200万円未満に留まっている(図表3-33,図表3-34)。さらに、常勤雇用の有子世帯主は、20歳代前半であれば正規常勤雇用化しやすいが、40歳を超えると難しくなる。
2017-11-15 00:17:08![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
東京都の調査によると、シングルマザーに占めるパート・アルバイトに従事する者の割合は1997年から2007年までの10年間で20%弱から50%以上へと2.5倍に増加し、年収が200万円以下の者の割合は33.4%から38.9%へと増えている
2017-11-15 00:17:40![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
非正規雇用、低所得のシングルマザーが多い中、その就業は複数の仕事を掛け持ちする、いわゆるダブルワーク、トリプルワークが多くなっている(図表3-36)。
2017-11-15 00:18:09![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
シングルマザーの場合、日中以外の時間帯の全てについて副業を持つ比率が全体の2倍程度高くなっている。正社員以外が非典型時間帯に働く割合が二親世帯の母親より多く、副業を持つ比率も高いといえる
2017-11-15 00:18:22![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ひとり親世帯では所得貧困率も時間貧困率も高く、その上、同時貧困率も3割弱と非常に高い傾向にある(図表3-37)。
2017-11-15 00:19:06