ヤッターマン(2008年版)感想

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

個性を強く持ったキャラクターとして描かれ、複数での出撃やヤッターメカ同士の掛け合いなどは結構新鮮な描写だった。また総集編などのヤッターメカ紹介では旧作の背景まで触れ込むような解説がされており、なかなか見るとへぇーとなる(ヤッターアンコウのメカがアンパンだったとか)　＃ヤッターマン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

細かいところでの面白さはあった。またヤッターメカそれぞれの開発経緯とかも結構掘り下げられており、特にヤッターアンコウはワンが親父の作りかけ、ペリカンが未来の自分が開発したものに対して、初めて自力でヤッターメカを作ったとの点を描いたところは旧作を凌ぐ盛り上がりだと　＃ヤッターマン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

個人的には思う。正直メカ関係では結構頑張っていたのは素直に認めたいと思う。また作画関係だが全体的にクオリティが高く、きらめきマンまでとはずいぶん見違えるものだった。また渡部圭祐、羽山賢二、雨宮哲氏あたりのずば抜けたクオリティの回も存在しており　＃ヤッターマン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

特に雨宮哲氏の第54話はタイムボカンシリーズでも昭和の二宮常雄氏に並ぶクオリティを発揮しており度肝を抜かせるところだった。そんでもって二代目ヤッターマンについてゴールデンタイムから左遷されたり、商品展開が実質後半打ち切られたりとしながらも　＃ヤッターマン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

タイムボカンシリーズでは初の長編映画作品が制作され、左遷後の時間帯は現在の三悪人までアニメ枠が続いており、よく持ちこたえたと思うところもあったが、一応成功したことが10年代のタツノコが持ち直したきっかけにもなったような気がするのはある。　＃ヤッターマン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

個人的に思うところはあるとはいえ、これがなかったらタイムボカンシリーズのその後の派生作品も、タツノコ自体も積極的に新作を展開していくようになったか正直わからなかったと思う。きらめきマンが元々不利な環境に置かれたこともあるが、それが大きな動きにつながったとは言い難く　＃ヤッターマン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

その中で二代目監督にサンライズ系の菱田正和氏が起用されたことが、以降のプリティーリズムシリーズの成功にもつながったのではないかと思わせる所。そんでもって劇場版はそれまでシリーズで触れられなかった父と子のドラマが前面に押し出され、陰陽大戦記の流れを感じるような　＃ヤッターマン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

菱田監督の作風が特に押し出された作品として、菱田監督ファンならば見たほうが良いと思う。プリリズシリーズにもたぶん影響を与えているのかもしれない(未見なので何ともいえないが)二代目ヤッターマンはタイムボカンシリーズと銘打ってなく、実質それまでのシリーズから切り離された　＃ヤッターマン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

初のリメイクシリーズとなった訳だが、以降のタイムボカン派生作品、タツノコ作品へつながる礎になったのではないかとは感じる。少なからず意義のある作品だったと思いたい。私は好きではないかもしれないが、これはなくてはならなかったのは確かだったとは書きたい。　＃ヤッターマン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

そんな感じでストーリー3.5、キャラクター3、メカニック4、作画演出4.5で74点のＢで手を打とうと思う。ストーリーとキャラクターは劇場版込みで若干底上げして加点した。といった所で二代目ヤッターマンから起点となる2008～2017年までのロボットアニメを1作ずつ取り上げる流れから　＃ヤッターマン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

次は異世界の聖機師物語を取り上げる予定でいる。これをもって444作品目の視聴官僚作品として心に刻む　＃ヤッターマン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

【ヤッターマン(2008年版)】……少なからず以降のタツノコとシリーズの新たな起点となった作品。ただゴールデンタイム時代の2クールは大体見るのが苦痛だが……。ヤッターメカのキャラクターやドラマなどで底力はあり、作画レベルもシリーズで屈指。劇場版で菱田監督の作風が楽しめ単体でも面白い。