恨み節

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非人 @Im_Weltkriege

アメリカ人は何かにつけてゲーム性そのものを変えてしまうような追加ルールを考えるのが上手い。ギャモンのキューブ然り、麻雀の七対子然り。

2010-03-30 15:53:28
非人 @Im_Weltkriege

つまり"American Way of War"も同じ。彼らはシステム全体に強力な変更を要請するのではなく、ちょっとした追加ルールによって、表面的には似たようなゲームを実質的に違うゲームに置き換える仕組みが大好きなのだ。

2010-03-30 16:03:07
非人 @Im_Weltkriege

でもって、この「ちょっとしたルール変更で相手をハメる」というのは、暇を持て余したギャンブル狂いの貴族たちがままやっていたことなのだ。そして、このルール変更で自分がドツボにハマったのが、有名なド・メレなのであった。

2010-03-30 16:07:10
非人 @Im_Weltkriege

さらに、この「ちょっとルールを変えると全然違う世界が広がる」をいま世界で一番真剣にプレイしているのが、そう、数学者ではないか。アメリカの世界システムに抵抗したいなら、数学を学ぶのが最短経路に相違ない。

2010-03-30 16:10:16
非人 @Im_Weltkriege

そう、ロンメルはいみじくも「私が連合軍プレイヤーなら、カレーでなくノルマンディーに上陸するね。」と言った。だから私もこう言いたい。もし、大戦略というものがあるとすれば、それは経済的技術的制約の中で新しいルールを考案することである、と。

2010-03-30 16:16:46
非人 @Im_Weltkriege

しかし、社会はその経済的技術的制約すらも劇的に変化させていく。現時点では、それを誰も正確に予測できないという意味において、さらに僅かな予測のずれが想像もつかない違いをもたらす点において、社会は万民に平等なのである。

2010-03-30 16:18:31
非人 @Im_Weltkriege

ちょっと話を戻そう。今日、我々が知っているのは、戦争がどのようにして(勝利のうちに)終わりそうか、という技術的側面だけである。科学は"why"を問わないのだから当然だ。学問の歴史に照らしてみれば、ここにおける戦史・軍事史の役割が速やかに理解される。

2010-03-30 16:34:04
非人 @Im_Weltkriege

私が何よりやってみたいのは、軍事事象を代数的な拡大と捉え、回帰分析よろしく戦争のどれほどがそれによって「説明」できるのか、定量的に分析することだ。もちろん、これはただのイメージだが。

2010-03-30 16:37:28
非人 @Im_Weltkriege

一生をかけるに値する暇潰しだとは思わないだろうか。どうせだから、未来のない暇人どもも、この馬鹿騒ぎに参加してはくれまいか。そう期待してみたりもするのだ。

2010-03-30 16:42:12
非人 @Im_Weltkriege

どうせ俺は、偉大な社会の建設にも立ち会えなかったし、冷戦の闘士にもなれなかった、ただの敗残者だ。名誉ある戦士として永遠に連なることは叶わないのだ。それなら、連中を歴史にするのがせめてもの復讐だ。可能世界のひとつに連中を追放して永遠を剥奪するのだ!

2010-03-30 16:50:23
非人 @Im_Weltkriege

日頃の恨み辛みを文章にして捨てると気持ちがいいなあ

2010-03-30 17:00:58