百合ゾン・魔ッ茶ちゃん登場回

はんちょ〜 @Hantipede

まだ、あの２人は先ほどのように激しく交わり合っているのだろうか。そんなことを悶々と考えつつも振り払おうとかぶりを振って、ようやく魔ッ茶は寝室のベッドにその身を入れた。 ……女の子の身体か。そんなことを思い起こしてしまった。そうだ。自分は少女の身体になってしまったのだ……。少女……

はんちょ〜 @Hantipede

（あんなの見せられて、寝れるわけない）魔ッ茶はむくりと身を起こした。その艶やかな肌は上気して赤らんでおり、耳まで熱を放っている。 ちょっとどうなってるか見てみるぐらいなら、いいかな。好奇心に負けてしまい、魔ッ茶は寝巻きのズボンをずらした。そうしてから、魔ッ茶はああ、と溜息をつく。

はんちょ〜 @Hantipede

これじゃ、はんちょ～さんの言う通りだ。湧いてきた好奇心の赴くままに……それが例え自分の大嫌いな虫であろうと、つい気になってしまう。見てみたくなってしまうのを抑えられない。彼女のそれはまさに慧眼ではないか。「やっぱり私、好奇心に突き動かされて、殺されちゃうタイプの猫なんだッ……♡」

はんちょ〜 @Hantipede

我ながらどうしようもない性（さが）に呆れながらも、その事実に、どこか心踊ってしまう自分がいることにも、彼女は気付いていた。 ちょっとだけ。ちょっとだけなら。 『東風屋』の明かりが魔ッ茶を照らす。好奇心の赴くままに、彼女はそそり立つモノの無くなった自分の股に、恐る恐る指を這わせた。

はんちょ〜 @Hantipede

【完】

はんちょ〜 @Hantipede

ぼああああああ疲れた！！皆さんも遅くまでありがとうございます！次回は健全ですよ！再び百合ゾン変身ヒロイン路線、百合ゾンアルファ始動編となります！