2017-12-06のまとめ

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Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

ドイツ最多の組合員を有するIGメタルも含まれる(図表14)。IGメタルの賃金交渉の結果は、他産業のベンチマークともなるが、IGメタルは2018 年に 6%の賃上げという野心的な要求を発表している。もっとも、IGメタルの要求の実現性は低いと思われる。

2017-12-06 23:17:03
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

2 章の(3)節 b で述べた労働組合の弱体化はIGメタルにも当てはまる話である。前回2016年の賃金交渉においても、IGメタルの 1 年で 5% の賃上げという当初要求は認められず、2 年で4.8%の賃上げという結果となった18。

2017-12-06 23:17:17
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

経営者団体であるゲザムトメタルは、生産性上昇率が低いことなどを理由にIGメタルの要求を拒否し続けた

2017-12-06 23:17:53
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

ドイツの労働生産性上昇率をみると、1990 年代と 2000 年代を通じて低下傾向であった。2010 年以降は上昇率が高まっているものの、水準は低い

2017-12-06 23:18:18
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

資本深化の遅れに関しては、高齢化というドイツの人口動態が一因との見方がある。ドイツ復興金融公庫(KfW)が中小企業を対象に行ったサーベイ20では、経営者の年齢層が上がっていること、経営者の年齢が上がるほど投資額が小さくなることが示されている(図表 16)。

2017-12-06 23:18:44
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

(・д・)ホォー KfWのSchwartz and Gerstenberger(2015)は、高齢化に伴い、経営者は自分が引退するまでに投資の果実を回収出来るか不確実性が増すため、投資をしない、或いは、投資をしても投資ホライズンの長い案件を抑制して金額を抑えると指摘する。

2017-12-06 23:19:21
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