四國徧禮霊場記 巻七 豫州下

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なんでも かんでも @kandemo

「四國徧禮霊場記 巻七」 190頁 base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.js… 「四国霊場記巻七 豫州下」

2017-12-13 10:08:41
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「四國徧禮霊場記 巻七」 191頁 base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.js… 「四國遍禮霊場記巻七     豫州下  五十二   太山寺       五十三   圓明寺  五十四   延命寺       五十五   光明寺  五十六   泰山寺       五十七   八幡宮…」

2017-12-13 10:11:59
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「…  五十八   仙遊寺       五十九   國分寺  六十    横峯寺       六十一   香園寺  六十二   一宮        六十三   吉祥寺  六十四   里前神寺      六十五   三角寺 付仙龍寺」

2017-12-13 10:13:08
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「四國徧禮霊場記 巻七」 192頁 base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.js… 「太山寺圖」 「瀧雲山護持院太山寺  和氣郡  當寺天平勝宝年中聖武(せうむ)天皇の御建立(こんりう)なり。本尊は行基(ぎ)ぼさつ唐土(とうど)より得玉へる十一面(めん)観…」

2017-12-13 10:13:59
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「四國徧禮霊場記 巻七」 193頁 base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.js… 「…音(をん)の小像(ぞう)なるを。長(たけ)六尺の尊像(そう)を作(つく)り、其中に納められしとなり。●本堂の左に孝謙(かうけん)天皇立(たて)玉ふ石の塔(とう)あり。前(まへ)に鎮守(ちんじゆ)五社(しや)明神。…」

2017-12-13 10:15:34
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「… 石階(かい)の右に掛流(けりう)あり。前に地蔵堂其東に五智(ち)の如来(によらい)。僧坊(そうぼう)は、東に構(かま)ふ。本坊(ぼう)の室前(しつぜん)岩(いわ)をきりとをし。飛泉(ひせん)とす。遊人(ゆふじん)塵(じん)心を洗却(せんきやく)す。…」

2017-12-13 10:16:41
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「… ●さし入に惣門前に池あり。蓮(はちす)きよくたてり。傍(そは)に弁才(べんさい)天祠(し)あり。●凡(およそ)此境(けう)山高からねど。いと物ふりにたり。山のめくり五里八町ありとなり。…」

2017-12-13 10:17:35
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「… [後冷泉(れいせん)院、後三條院、堀河(ほりかは)院、鳥羽院、崇徳院近衛院後白河法皇御代々各(をのをの)御願(くわん)として、十一面観音の像を作らせ此寺に安置し玉ふ。御歳月を記らる]」 「圓明寺圖」

2017-12-13 10:18:18
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「四國徧禮霊場記 巻七」 194頁 base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.js… 「須賀山正智院圓明寺  和氣郡和氣濱村  此寺は、行基(き)ぼさつの草創(さうぞう)弥陀(みた)を安(あん)じて圓明(ゑんみやう)といふ。弥陀光(くはう)明遍照(へんぜう)の心となり。…」

2017-12-13 10:20:37
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「… 大師(し)中興(こう)して。秘教(ひけう)を称揚(しやうやう)す。鎮守(ちんじゆ)は、市杵嶋(いつくしま)明神也。二王門の内池(いけの)中の祠(やしろ)も弁才(べんさい)なり。宝鐘(しやう)庭(にわ)に掛(かけ)たり。…」

2017-12-13 10:23:41
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「… 声(せい)々年華(くは)を送(をく)り。夢幻(むげん)を驚回(けうくはひ)す。●興廢(コウハヒ)しる所なし。綵霞(サイカ)薄烟(ハクエン)松竹の裏(うら)。地老(ヲヒ)堂(し)閑(しづか)にして、夕日微(び)なり。」 「延命寺圖」

2017-12-13 10:25:11
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「四國徧禮霊場記 巻七」 195頁 base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.js… 「近見山不動院延命寺  縣村  此寺本尊不動明王行基ぼさつの作となん。侘(た)はきく所なし。四隣(りん)竹林。翠色(すいしよく)雲につらなり。盛夏(せいか)蔭(かけ)濃(こまや)かなり。…」

2017-12-13 10:32:48
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「… 後(うしろ)の山の上に縣(あがた)中の惣鎮守(ちんしゆ)あり。」 「別宮圖」 「四國徧禮霊場記 巻七」 196頁 base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.js… 「大積山金剛院光明寺 [別宮といふ]  越智郡  此社(やしろ)は、三嶋(しま)明神なり。…」

2017-12-13 10:38:49
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「… 神(しん)代ノ巻(まき)に伊弉諾尊(いさなぎのみこと)劔(けん)をぬき、軻遇突智(かぐつち)を斬(きり)て、三段(きだ)とす。その一きだ大山積(づみ)の神となれりと。此神(かみ)傳えいふ。…」

2018-01-13 12:46:52
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「… 聖武(せうむ)天皇(わう)の御宇天平五年に顕(あらは)れ玉ふ。伊豆(いづ)の國賀茂郡(かものこほり)摂津國(つのくに)嶋下(しましもの)郡及び當郡。をのをの社(やしろ)あり。三所は、共(とも)に一神也。當社(しや)より伊豆(いづ)のくにへは移(うつ)り給ふとなん。…」

2018-01-13 12:47:39
なんでも かんでも @kandemo

「… 治暦(ちりやく)の比(ころ)州(くに)の守(かみ)実綱(さねつな)旱(ひでり)をうれへ。能因法師(のういんほうし)をして。和歌を詠(ゑい)せしむ。能因(のういん)和(わ)歌に  天(あま)の河(かわ)苗代(なはしろ)水にせきくたせ天(あま)下ります神ならは神とよみて此社に奉りしに…」

2018-01-13 12:48:12
なんでも かんでも @kandemo

「… 忽(たちま)ち雨(あめ)ふりしとなり。此短冊(たんさく)寳殿(ほうでん)に今(いま)にありといへり。●太宰(だざい)の大貳(に)佐理(さり)。仼(にん)やんて。鎮西(ちんせい)より還(かへつ)て此州(くに)に至(いたつ)て泊(とま)る。…」

2018-01-13 12:48:54
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「… 風浪(ふうらう)あしくして舩(ふね)を出(いだ)す事あたはす。其夜(そのよ)夢(ゆめ)に三嶋(しま)明神告(つげ)ていはく。我社(わかやしろ)の額(がく)をかけと。明日佐理(さり)書(かき)て是(これ)を懸(かく)。…」

2018-01-13 12:49:33
なんでも かんでも @kandemo

「… 風(かぜ)はやくやみ。舩(ふね)を出(いだ)すと。其額(そのがく)に日本惣鎮守(そうちんしゆ)三嶋(しま)大明神とあり。●宮(みや)守を金剛(こんがう)院南光坊といふ。本尊大通(つう)智勝(ちしやう)佛。すなはち當明神の御本地となり。」

2018-01-13 12:49:49
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「四國徧禮霊場記 巻七」 197頁 base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.js… 「泰山寺圖」 「金林山泰山寺  此寺大師(し)の開基(かいき)ときこゆ。隆弊(りうへい)しらず。本尊地蔵菩薩大師(し)の御作なり。茆堂(ぼうだう)蕭條(しやうじやう)として樹(じゆ)木おほし。…」

2018-01-13 12:50:54
なんでも かんでも @kandemo

「… 籬落(けらく)山華(くは)を帯(をび)。野風(やふう)をのづから往来(わうらい)。数家(すか)の田村(てんそん)斜陽(しややう)に對(たい)す。」 「四國徧禮霊場記 巻七」 198頁 base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.js… 「八幡宮圖」

2018-01-13 12:51:37
なんでも かんでも @kandemo

「石清水八幡宮  當社鎮座(ちんざ)の年祀(し)。緬邈(めんばく)にして、彷彿(ほうふつ)たり。人の口碑(こうひ)に伝る所。當國今治(はり)の巽(たつき)方の海渚(かいしよ)に衣干(きぬほし)といふあり。…」

2018-01-13 12:52:10
なんでも かんでも @kandemo

「… 是は此神海(かい)中よりあがらせ玉ひ。御衣(ぎよい)の濕(うつ)へるをほさせ玉ふ所なるが故(ゆへ)に。かくいふとなん。其後(そののち)勝岡(おか)へ移(うつ)し玉ひ。又それより乾(いぬ井)にあたれる山。城南(しやうなん)男(おとこ)山に似(に)るがゆへに。此(こゝ)に移(うつ)し奉りける。…」

2018-01-13 12:52:46
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「… 豫章記(よしやうき)に載(のす)るに。源(みなもと)の頼義(よりよし)當國の刺史(しゝ)となり。在國の間。阿墅親經と心をあはせ。國中四十九ヶの薬師堂。八ヶの八幡宮…」

2018-01-13 12:53:29
なんでも かんでも @kandemo

「四國徧禮霊場記 巻七」 199頁 base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.js… 「…を立ツと。當社(たうしや)其(その)随(ずい)一也。當山翠微(すいび)に清泉(せいせん)あり。是(これ)によつて石清水(いわしみつ)と号(かう)し。北に長河(が)めぐれり。淀(よど)川に相似(にた)り。…」

2018-01-13 12:54:02
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