3ECEh 典型的なテープエコー操作例・・ そりゃもう楽しくてしようがないさ~ pic.twitter.com/WrZ6Lm45zH
2017-12-20 22:17:343ECFh 仕事でテープエコー修復整備、年に1回あるかないかくらい。 この動画のはメカニカル部分、モーター中身、ヘッド周り、テープパスは全てOH。絶好調!
2017-12-20 22:21:433ED5h テープエコー動画好評のようなので、、シングルディレー状態でテープ速度を少しずつ速くしたときの音の変化とテープの動き。 おっと、テープが脱線してます~ pic.twitter.com/hWAfKU8nJy
2017-12-21 22:02:333ED7h テープ速度速くすると、ゲイン(録音再生の)が上がり高音まで出るようになる。デジタルで言えば、サンプリング周波数を滑らかに上昇させたようなもの。
2017-12-21 23:04:343ED8h Gain、ゲインという語、日本語では増幅率とか利得と訳されるが、英米ではもう少し広義に使われ、利得の結果であるレベルや、感度についても含む便利な語。
2017-12-21 23:23:563ED9h この機種シリーズが比較的長寿命なのは、モーターがダイレクトドライブの高性能なものを、電源が入りテープが走行していないときに必ずピンチローラーが離れるように設計されているところによる。 pic.twitter.com/Zd2NsUXIWA
2017-12-22 00:12:053EE2h テープエコーの交換テープ作るにはどうしても一箇所は接合しテープループにする必要がある。ところがこの接合に適したスプライシングテープが入手が容易ではない上に、せっかく入手しても性能的に問題がある場合も。 ここをクリアしなければ、ツイートもしにくいのだが・・
2017-12-23 03:38:353EE3h 個人的には一生分の在庫はあるのだが、、、 以前に、現在入手可能な粘着テープであれこれ試した結果では、「ポリイミド・テープ(カプトンテープとも)」が安価で優秀。 このテープは高絶縁、耐温度、耐湿度などを兼ね備えた、現代を代表する高性能テープ。独特の黄茶色の外観。 pic.twitter.com/kkT38MKMj5
2017-12-23 03:49:513EE4h テープベースのポリアミド(ポリイミド、カプトン)樹脂フィルムのせいのうもさることながら、糊料の性能が問題。 本来のスプライシングテープの糊料は粘着剤ではなく、感圧接着剤。接合後に爪先などで圧力をかけると接着され、その後はスリップやはみ出しを起こさない。
2017-12-23 03:53:473EE5h これと同等な耐スリップ、耐はみ出し性能は特殊なシリコン系の粘着剤なのだが、それが使われているのがこのポリイミドテープ。 日常での耐久性や耐候性が必要な用途や電子装置などにも容赦なく使えるので無駄にはならないだろうし。 秋葉原、秋月電子や日本橋、共立電子で取り扱いアリ。
2017-12-23 03:58:273EE6h 普通の粘着テープに使われている糊料、比較的高性能といわれているアクリル系でも、テープスプライシングに要求される耐スリップ性や耐はみ出し性はなく、貼った直後は良くても、しばらくたつうちに走行不能に陥るので、絶対に使用しないこと!!!!!!
2017-12-23 04:04:383F0Eh カバーのアクリル部分、掃除などでこすったり、アルコール系のクリーナーを使うと静電気を帯びるようになり、カバーを開くとテープがくっついたまま・・・えらいことに。 pic.twitter.com/YtBtplaMnp
2017-12-28 05:09:443F10h テープは巻き取った状態でトレーに置き、所定のコースにローディングします。 巻き取り方は、左手、人差し指と中指を伸ばし、中指にまず引っ掛けて、右手で丁寧に巻き取ります。 pic.twitter.com/W4ryfyfwpO
2017-12-28 05:15:343F11h その際に、2本の指をわずかに開いた状態で巻くと、巻き取り終わったときにはずしやすいです。 またテープは油分や手垢の付着を嫌うので、手袋などすると良いでしょう。 pic.twitter.com/0bzQnkgqKS
2017-12-28 05:17:523F12h その際に左手をわずかに曲げておくと、ロールが崩れにくいかも。 pic.twitter.com/MoqGN2wfU5
2017-12-28 05:19:063F13h 巻き終わったら、そのままテープトレーに置きローディングしても良いし、ちょうど良い大きさのポリ袋に入れておいても良い。 pic.twitter.com/FHvGfQX6ro
2017-12-28 05:21:393F14h ローディングは赤線のように。 バックテンショナーとダンパー部分は、テープをフェルトではさむ構造なので、指で開いた状態で、テープを差し込みます。 pic.twitter.com/3tNU3qeZbC
2017-12-28 05:49:233F15h 日常的な掃除の際、ヘッドとキャプスタンの掃除がメインなので、その場合はいったんテープを走行系からアンロードします。 写真の青線のように、ヘッドとキャプスタン部分から慎重にはずします。 pic.twitter.com/O1f74wh7SD
2017-12-28 05:52:163F16h 日常(使用1~10時間)ごとに、ヘッド、テープガイド、キャプスタンを掃除します。綿棒に無水アルコールを滴らない程度につけて、掃除。 そこそこ力強くやっても大丈夫。茶色の汚れが、綿棒にもヘッド表面にまったく残らない程度に。キャプスタンについては後述。 pic.twitter.com/m9VZJcualx
2017-12-28 06:01:473F17h 掃除する方向は、テープの走行方向だけでなく、とくに中央部は縦方向にも。 これはヘッドの中央には「ギャップ」というワレメがあり、そこが録音再生にとって重要な役割。ギャップが目詰まりすることも。 pic.twitter.com/brFqAiApT7
2017-12-28 06:06:103F18h ギャップは、そのヘッドの目的により幅が様々。 消去ヘッド(一番左)は広いギャップで、0.2~0.5mm程度(写真)。 録音ヘッドは5~10μm、再生ヘッドは5μm以下・・のような具合(肉眼でかろうじて見える程度)。 pic.twitter.com/ttokaLxrVN
2017-12-28 06:10:283F19h 録音ヘッド。 録音ヘッドと再生ヘッドに同じ仕様のものが使われることもある。 もちろん専用設計のほうが高レベル録音や帯域についてはるかに有利。 pic.twitter.com/YsOutedJLQ
2017-12-28 06:12:403F1Ah テープガイド、ちょっと見えにくいが、テープが接触する部分は全て丁寧に。 思いっきり汚れが貼り付いていてなかなか取れない場合もあるが、正常な状態は、銀色の金属が見えている状態。
2017-12-28 06:15:513F1Bh キャプスタンだが、通常は乾いた綿棒で、通電し回転させた状態でからぶき。その際にピンチローラーに巻き込まないように注意。 もし巻き込んだらすぐに電源OFF。
2017-12-28 06:17:35