五月九日、喫茶Black boardにて《ふぇいぎみ&否人&こくばんタイアップ》

長編3作のたいあっぷです 語りは琴葉、しょたさん、第三者
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よつげ @Eight_os

51 「そう?」 「…絶対無理だってちょっと思ってた」 2回告白して2回とも玉砕した葉瑠。3度目の正直である。 「……ほんまごめんな?あの時」 「…んーん、その分今 すっごい嬉しい えっと…よろしくお願いします」 そう言って可愛らしい笑みを浮かべる葉瑠。 #エイトで妄想

2017-12-21 18:38:58
よつげ @Eight_os

52 その笑みに参ってしまったのは侯隆である。 「もう…あかんて笑」 自分の部屋に葉瑠がいてしかも彼女になってしまった状況。 付き合ってすぐとは言っても そういう欲も…出てしまうわけで すると葉瑠。 ━━侯隆の頬に触れるだけのキス。 「!?」 #エイトで妄想

2017-12-21 18:38:58
よつげ @Eight_os

53 驚いて侯隆が彼女の方を見ると 葉瑠は顔を真っ赤にしながら 「あ、あの、えっと、私もその、子どもじゃないし…正直その、初めてではあるけど でもあの、ここに来たのも、覚悟…してないわけじゃないから、 だから、その…大丈夫だよ?」 黙って見つめる侯隆。 #エイトで妄想

2017-12-21 18:38:59
よつげ @Eight_os

54 その視線に耐えかねたように葉瑠はしどろもどろに言う。 「…あ、えっと、そんな感じで…何言ってんだろ私、ごめ」 言葉はそこで途切れた。 …侯隆が彼女にキスして それを徐々に深くしていきながら ゆっくり、彼女をベッドに横たえたのだ。 「…ええんよな?」 #エイトで妄想

2017-12-21 18:39:00
よつげ @Eight_os

55 これまでにないくらい赤くなり 小さく、しかしはっきりと頷く葉瑠。 それを確認してから 侯隆は 初めて彼女の肌に 直に触れた━━━ #エイトで妄想

2017-12-21 18:39:00
よつげ @Eight_os

56 という訳で 章大達の作戦決行前から 既に二人は結ばれていたのである。 さて。 「じゃあー…店も臨時休業やし 俺らもどっか行きますか?」 「…! うん!」 さり気ない風を装って耳元の赤みと上がった口角を隠しきれない侯隆。 そこに葉瑠は寄り添い、手を優しく握った。 #エイトで妄想 pic.twitter.com/d04UPlT7KR

2017-12-21 18:39:03
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よつげ @Eight_os

57 五月の風が、爽やかに二人の間を抜けて。 二人を阻むものは いや 三組を阻むものは もう何もない。 #エイトで妄想 pic.twitter.com/oGt6CUXX6w

2017-12-21 18:39:15
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