「宇宙開発、宇宙科学で培われてきたフロンティア・サイエンス&テクノロジーは、震災後の日本を、いや世界を変える。」
昨夜、都内某所に編集者・ライター・工学者が集まる。そこで出た話。技術はそれを使う環境と不可分だが、技術導入にあたっては環境が忘れられることが多い。「この環境ならこれでいいだろう」で決まった仕様を、導入した側は「なるほどそんなものか」と無批判に受け取ってしまう。
2011-04-02 20:31:39アメリカからの原子炉技術導入で、アメリカ固有事情に由来する設計を「そんなもんだろ」で受け入れてしまったことはないか。日本では日本の環境を考慮しなければならなかったのに、「アメリカがこうやっているから」で無批判に受け入れた部分はなかったか。
2011-04-02 20:33:21ひとつ合意をみたのは、「今回のことをチャンスにするならば、より安全な原子炉技術を作り上げることが可能になるだろう。恐怖で進歩を放棄すれば、技術はそれまでとなるだろう」どっちを選ぶにせよ、徹底した情報公開と共有に基づく議論が必要になるのは間違いない。
2011-04-02 20:36:52地球の半分は昼なんだから、地球規模のスマートグリッドがあれば太陽光発電が24時間持続する。レーザーを使うなどして、超長距離送電ができないもんかなあ・・・
2011-04-02 20:56:46@nojiri_h かつて月面でのレーザ伝送の検討に関わったことがありますが、技術的には極めて難しいという結論になってしまいました。いちばんは効率性の問題。レーザといえど拡散するのと、受信部での再生効率が低すぎるんですよね。ただ、検討から10年経ってますから、いまはどうだろう?
2011-04-02 20:59:02そっかー。じゃあマイクロ波を導波管で送るとか・・・ RT @terakinizers: @nojiri_h かつて月面でのレーザ伝送の検討に関わったことがありますが、技術的には極めて難しいという結論になってしまいました。いちばんは効率性の問題。レーザといえど拡散するのと、受信部で
2011-04-02 21:02:02@nojiri_h そうそう、このときの検討は、月上空の衛星から月面(の夜の部分)にレーザ光を送って電気を送信するということでした。マイクロ波導波管だといけるかも知れませんが、人工衛星だと厳しそう…。
2011-04-02 21:04:17ほうほう。RT @nagataharunori: 水を電気分解して生成した水素をパイプラインで運ぶのが最もエネルギ輸送効率が高いと聞いたことがありますよ。 @nojiri_h レーザーを使うなどして、超長距離送電ができないもんかなあ・・・
2011-04-02 21:10:10確かにw RT @Tammy5mm: 水素なら、昼作って貯めればいいだけな気が。 QT @nojiri_h: ほうほう。RT @nagataharunori: 水を電気分解して生成した水素をパイプラインで運ぶのが最もエネルギ輸送効率が高いと聞いたことがありますよ。
2011-04-02 21:12:27いよいよ太陽電池で水を電気分解して水素を大量に貯蔵して燃料電池で電気に変えるプロセスに移行しなければならない時代がくるのか…
2011-04-02 21:15:32@5thstar 月面のエネルギー源としては、再生型燃料電池がかなり有力です。ただ、こいつは長期間動かそうとするとなかなか大変。水の純度を保つのは容易なことではないのです。でも地上ならもう少し簡単か…でも水素保管の方が大変そう。
2011-04-02 21:19:44@5thstar まさに、月懇談会で「月面越夜技術は地上のエネルギーを変える」と話していたことそのものですね。
2011-04-02 21:21:132000年を挟んだ頃、将来の月面探査技術(SELENE-2よりさらに先)を目指して、いろいろな研究会が立ち上がっていた。すごく有益な検討もいっぱいなされていたのだが、そのままSELENEを優先させるためにすべてなくなって、報告書だけが残った。それだけでも公開できないものか。
2011-04-02 21:23:00@terakinizers 爆発事故が多発しそうですね。ただ、核燃料より安全。石炭から石油にシフトした時代を考えれば不可能ではない。燃料電池プラントで電気に変えるのであれば、水素の流路はあまり拡げなくてすむ?
2011-04-02 21:23:43@ohnuki_tsuyoshi 日本が輸出出来そうな唯一?の一次資源ですよ>海洋太陽光
2011-04-02 21:25:04@5thstar 水素、という形以外にも、天然ガスやメタノールなどからの燃料電池もあり得ますね。狭いループでの再生型、という点では難しいですが、CO2からメタノール、という形であれば広いループが成立します。水素吸蔵技術が進化すれば、それがいちばん理想的ではあるのですが。
2011-04-02 21:26:28戦艦大和の造船技術があれば、水素タンクの爆発事故にも耐えられるタンカーを作れるのではないか?
2011-04-02 21:28:25@terakinizers 日本が有する天然資源、という意味では、太陽電池の量産化が現実的な解だと思います。で、問題になるのが、エネルギーの貯蔵と輸送。そこで水の電気分解に目をつけたわけです。
2011-04-02 21:34:00@nojiri_h @kei_sakurai 超長距離送電とスマートグリッドをうまく組み合わせて、例えば日本国内だけでなく、海外からの電力融通なども想定して欲しいですね。そのためには国内の周波数統一や世界レベルでの電圧統一など、課題はいっぱいですが。
2011-04-02 21:34:18