- mzyukn_0809
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「ンモぉ!水ようかんは難しく考えすぎですよォ!あんまり深く考えず欲望のままに生きましょォ! ……今の『私』達なら、それが許される。咎める人間なんて誰もいない!誰にも迷惑をかけない程度に!好き勝手に生きられる!この島でなら!このカラダなら!」#百合ゾンのすゝめ
2018-01-17 01:20:21「とりあえず私の研究所に行きましょうかァ。そこで住民登録や何やらの手続きをしますのでェ」 はんちょ〜が私の沈思黙考などお構いなしに意気揚々と手を取り、研究所とやらに連れて行こうとする。
2018-01-17 01:18:31「いや、ちょっと待って」 「はァい?」 「私は、なんで女になったの?」 「あら? 説明してませんでしたっけェ?」 はんちょ〜は立ち止まり、大きな乳房を揺らしながら振り向いた。彼女ほどではないが、それはそれは大きな乳で空き缶を潰す動画を見たことがある。
2018-01-17 01:19:26「ここは百合ゾン島、何らかの形で女体化した人々、百合ゾンが住まう島ですゥ。それはつまり百合ゾンでなければ住むのを許されないということ。水ようかんがここに居住する意思を表明したので、こうして百合ゾン化してもらったのですがァ」
2018-01-17 01:19:56「……それで、私は女になってどんな仕事をすれば?」 「ええまァそれについては概ね完遂されましたァ。つまり私が水ようかんに依頼した仕事とは、百合ゾンズドライバーによる百合ゾン化の被験体となることでサンプルデータの採集に協力してもらうことですゥ」
2018-01-17 01:20:37要するに、先刻の問答は入島審査でもあったということか。 「だから然るべき手続きさえ終えれば、貴女は晴れてこの島の住民ということになりますゥ。おめでとうございますゥ」 ぱちぱちとはんちょ〜が拍手をする。
2018-01-17 01:21:25私は第二の生として与えられた新しい身体を見下ろし、次いでまだ見ぬ人々との出会いに思いを馳せて島の方を見た。 これから私はどんな人と出会いどんな体験をするのか、そのことに心を踊らせずにはいられなかった。
2018-01-17 01:21:56そしてそれよりもまず、目の前に立つ数年来の友人と挨拶を交わす。 「ともあれ。改めてよろしくね、はんちょ〜」 「えェ、よろしくお願いしますゥ」 私は持参した荷物を手に、先導する人外美女の背中を追っていった。
2018-01-17 01:22:43「ところで水ようかん、いい加減服を着ませン?」 「ん? 毛皮とこの気候のお蔭で暖かいし、別にこのままでも恥ずかしくないよ」 この後彼女の研究所に着くや否や理性を失ったはんちょ〜に襲われたとか襲われていないとか。いずれにせよ、これはまた別のお話。
2018-01-17 01:23:54「新しい住民さんですね。名前は後で聞くとして取り敢えず服着ましょうか。脳と下半身が直結してる一切欲情に襲われる前に。」 #百合ゾンのすゝめ
2018-01-17 01:25:57【お疲れ様でした。これにて拙作『百合ゾンのすゝめ』序章はお姉妹でございます。後ほどTogetterに読者の方々の実況も含めて纏める所存でございます】
2018-01-17 01:26:42【特にニンジャヘッズの方々におかれましては、連続の読書メントを強いる形になってしまい、まことに申し訳ありません。これは昨日放送予定だったところを設定との齟齬が発見されたため延期処置を取らざるを得なくなったためです。本放送が終了次第、担当者はケジメとしてアバシリ研修に向かいます】
2018-01-17 01:29:35【それでは皆様、インフルエンザも流行っているようですし屋内と屋外での温度差に体調を崩されませんよう、お祈り申し上げます。私は既にフートンの中です。カスメで夜伽をしなければ、おやすみなさい】
2018-01-17 01:33:52