カードゲームレビュー～パニックハイスクールからニムトまで

支部長 @koi_shibucho

カードゲームレビュー・アセンション：デッキ構築型ゲーム。綿密にデッキを構築するというより、毎回ころころと変わる場札を和気藹々とプレイするのが楽しむコツ。今のところ妨害要素とかもそれほどないしね。デッキ構築タイプ未経験者にまず遊ばせて、慣れてもらうのに最適の一品じゃないでしょうか。

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カードゲームレビュー・ダイアモンド：１枚ずつめくられていくカードを見て、退く（ダイヤの取り分が少ない）か進むか（取り分多いが死の確率も高まる）をその都度判断するだけのゲーム。単純明快ながら、退くか進むかの判断そのものが熱いんだ。一攫千金こそ山師のロマン！　集え、命いらずよ！

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カードゲームレビュー・よくばりキングダム：相手の攻撃を読んでブロック！　読みを外して全とおし！　キャラのレベルアップに励みまくる趣味プレイもよし、伝説の剣でロマンを追い求めるのも超熱い。カードゲームの面白さがぎゅっとつまった大傑作。２人対戦用だが１セット追加で３〜４人対戦可。

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カードゲームレビュー・コロッサルアリーナ：闘技場に集いしモンスター８体にプレイヤーが金を賭け、他人が賭けたモンスターを蹴落としていく。自分の賭けたモンスターが脱落するのを涙ながらに見送ったり、他プレイヤーのモンスターをドヤ顔で蹴落とすのがめっさ楽しいんよ。ストーリー性もある良作。

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カードゲームレビュー・コロッサルアリーナ：モンスターにお金を賭け、最終的に残る３体のモンスターにお金をたくさん賭けていた人が勝つ。競馬でいえば、ジョッキー自身が馬に掛け金をかけた挙句、相手の馬へ進路妨害や不要なニンジンを与えたりして徹底的に妨害しあうわけだ。面白いに決まってるぜ！

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カードゲームレビュー・ダイナマイトナースリターンズ：医者として患者を治療するデッキ構築ゲーム。初代が負け抜け、Ｒは勝ち抜け。ゲーム性が１８０度違うので、ＲはＲとして、前作の遊びかたをあえて持ち込んだり、デッキ構築型としてまじめに勝ちを狙ったり。いろいろな遊びかたをしましょうや。

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カードゲームレビュー・ケルト：２００８年ドイツゲーム大賞を受賞した、クニツィアの傑作。手札から同色のカードを昇順or降順に出していき、列を作っていくだけのゲーム内容。なのに、そこにあふれるジレンマの雨あられ。勝っても負けても「もう一回！」と言いたくなる中毒性が最高だ。

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カードゲームレビュー・ゼロ：クニツィアの初期傑作の一つ。カードの色と数字をそろえることを目指す。のだが、カードバランスの絶妙さゆえに、場の流れを読むことが何よりも重要になる。この流れを読んで引き寄せるのが異様に面白く、勝っても負けても後を引く感が最高すぎる。プレイ時は完徹覚悟で。

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カードゲームレビュー・王宮のささやき：自分の手札をすべて場に出し切れば勝ち。でも同じカードをすでに出していたら、もうそのカードを場に出せない。さぁどうする？　答：先に誰かの手札を全て出せないようにする。　…王宮内の権力闘争を見事にゲーム化した、陰謀大好きっ子にはたまらない逸品。

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カードゲームレビュー・BABEL：最近リメイクされた二人専用ゲームの傑作。バベルの塔を建てていくが、相手が建てた塔を一瞬で破壊できるわ奪えるわ人員も寝返らせるわとやりたい放題！　もちろん自分も倍返しされ放題！　山札をめくる時のドキドキ感と、めくった後の興奮と絶望の落差が超イカス。

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カードゲームレビュー・ドラゴンの心臓：ボード上にヒーローや姫を規定数おくことで、ボードにおかれた宝箱や魔物のカードを獲得していく。ヒーロー達も別のカードによって獲得される。相互関係を一人で構築するか他人の成果をかすめ取るか。取りつ取られつのシーソーゲームを楽しもう。二人専用。

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カードゲームレビュー・YOMI：「対戦格闘ゲームは囲碁やチェスと同じ」という作者が制作した、レバー操作と間合いのない対戦格闘ゲーム。54枚のカードに技速度つき小中大必殺超必殺の打撃防御避け投げ削りコンボとキャラ固有の個性と戦略が練りこまれ、遊ぶ者を格ゲーの高みへと連れていく。

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というか、YOMIは対戦格闘ゲームとして遊べるし、対戦格闘ゲームとして感想を書くゲームだとも思ったりする。プロゲーマーのYOMI参戦はまだか！

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------------------------------同人ゲーム------------------------------

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カードゲームレビュー・オトーリバース：「カンパーイ！」から始まる激しい飲み会ゲーム。もらいリバースやイッキに巻き込まれつつ、まわりに苦手な酒を押し付けよう。飲み会の異常なテンションがそのまんまゲーム化された大盛り上がりゲー。本作の出来上がった経緯が二ひねりあるのも面白いところ。

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カードゲームレビュー・MEDAKA　POLICE：数字カードを出していき、合計が特定の値を超えたと思ったらダウトして逮捕せよ！　ただ、ダウト率がやたらと高いのが新しい。メダカは繊細虚弱で死にやすく、それをゲーム内で表現しているそうな。手軽だしメダカへの愛もあふれているしで好感触。

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カードゲームレビュー・コレクタブルモンスターズ：数字が書かれたモンスター達をその数字の枚数分だけ場に出していくが、モンスターを集める方法が他人との交渉なんよ。足元を見たり尊厳を踏みにじったり、交渉がそれはそれは面白く、気の置けない仲間同士でやると最強に強まった面白さを発揮する。

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カードゲームレビュー・７つの島：デッキ構築ゲーム。島ボードのアイデアが白眉で、ここに「上陸」することで様々な効果を得られるのだ。他人を出し抜いて上陸の恩賞を得るもよし、相手を妨害する上陸に特化するもよし、ボードによってゲームルールからゲーム感までまるっと変わるのも秀逸。大傑作。

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カードゲームレビュー・ハートオブクラウン：ドミニオンを研究しまくった（と思われる）方々が作った傑作デッキ構築ゲー。シンプルなわかりやすいルールにくわえ、キャラ萌えあり、ロマンコンボあり。姫を戴冠させるというテーマも◎。デッキ構築ゲーを知らない人にも安心してオススメできる一品。

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カードゲームレビュー・ダチョウサーカス：このダチョウは絵こそ鳥だが、ようするにダチョウ倶楽部をテーマにしたゲームなのだ。熱々おでん食いとか火の棒くぐりとかを「やるよ！」「やるよ！」「…やってやるよ！」「どうぞどうぞ」「どうぞどうぞ！」というおなじみネタを決めて決められ楽しもう。

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カードゲームレビュー・怪盗ジュエル：バッティングゲー。対戦相手とかぶらないように手札からカードを出せると得点ゲット。得点カードを３枚取ればハッピーになれる。…んだが、とにかく狙いがかぶってカードがかぶりまくるんだよ！　３連続で３人がかぶるとかありえねぇ！　それも楽しい良作なのだ。

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カードゲームレビュー・歌ってボーカロイド：ボーカロイド６人をいろいろと組み合わせて役を作る。役はソロ、ユニット、デュエットとあり、枚数を集めれば集めるほど役の得点があがる。すごく単純明快。つまりニコ動ファンかつカードゲーム未経験者に遊ばせるための一品。この狙いはアリでしょう。

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カードゲームレビュー･ゾンビリーバボー:「アﾞアﾞアﾞアﾞ　アﾞアﾞアﾞアﾞ」「ゾンビどもうるせー！ ぶっ殺してやる！」「ウッウッウッウッ」「ゾンビリーバボー！」「やっべぇぇぇ」「イクゾー！　イチ　ニー　サン」「アﾞーーッ」「ちっくしょーー！」ゾンビＶＳ警察、大傑作バカゲーです。

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昨日プレイした「ゾンビリーバボー」は、今年一番の発散ゲームかもしれない。「あー」とか「うー」ってうなるのは、人間の本能中枢を刺激するんだねえ。太古の人類が火の前で夜通し踊るみたいな原初の感覚。ゾンビ映画のパロディだらけでとことんバカゲーなんだけど、本能直撃ゾンビリーバボー。

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カードゲームレビュー・ゆっくりクラッシャーズ：ルールはUNO的で単純明快だが、コイン型マーカーをピラミッド型に積む発明が超熱い。相手のピラミッドを大量に崩すべく、カードをやりくりする戦略の構築が燃えるんだ。崩されにくいピラミッドに積み上げるのもまた楽しい。ゆっくり崩していってね！