山本芳久『トマス・アクィナス 理性と神秘』をめぐって
いよいよ、今度の火曜日が、宗教改革500週年の記念日です。「宗教改革がわかる20札」を添付しました。キリスト教出版販売協会による選書ですが、とても的確な選書だと思います。 pic.twitter.com/N4yTTPesWM
2017-10-28 01:35:05宗教改革500週年を迎え、あえてお薦めしたい本の一つは岩下壮一『信仰の遺産』(1941年)です。この半世紀で、カトリックとプロテスタントの関係が、融和へといかに変容したかよく分かります。私が詳細な要約と註解を付し、解説は稲垣良典氏ですamzn.to/2iaRSvR
2017-10-29 07:50:21いよいよ明日の火曜日が宗教改革500週年です。あまり知られていませんが、宗教改革の原点となったルター派とカトリック教会は、近年、神学的に極めて接近し、共同の文書を発表してもいます。添付した二文書は、キリスト教神学や宗教間・宗派間対話に関心のある人は必読です。 pic.twitter.com/HJZG9fGZfK
2017-10-30 01:13:00キリスト教の諸教派の特徴を分かりやすく対照した一覧表としては、とりあえずこれ以上のものは、日本語では存在しないだろう。起源や教義や用語の違いから、儀式や人物や関連学校まで網羅されており、圧倒される。 yagitani.na.coocan.jp/kurihon/kuriho…
2017-10-30 02:36:07宗教改革500週年の当日になりました。この日にあたり一冊だけ書物をお薦めするとすれば、やはり「聖書のみ」です。註が豊富についているなど、お薦めの訳を厳選しました。お気に入りの聖書を見つけたら、同じものを二冊手元に置くと読解は十倍以上に深まります。複数箇所を同時に開けるのが大切です pic.twitter.com/MoOIDunXK6
2017-10-31 00:01:19「私は、このような災いが起こったのはサタンがアリストテレスなどというものを持ち込んだからではないかと考えています」。ルターがこうした極端な言葉を述べる人物だということは意外と知られていない。彼の、こうしたおどろおどろしい側面も、宗教改革500週年の今日、もっと知られていいと思う。
2017-10-31 21:31:11「ローマ・カトリックと宗教改革500年」という、カトリック中央協議会が作成した小冊子を無料でダウンロードすることができます。宗教改革をカトリック教会がどう受け止めてきたか、現在どう受け止めているかということに関して理解するための出発点になります。bit.ly/2zDDO6d pic.twitter.com/kV4sWelcB3
2017-11-12 21:04:30(念のため)この商品は現在品切れです。
発売前月
【来月の岩波新書は12月20日に6冊刊行予定】 内田博文『治安維持法と共謀罪』 新藤宗幸『原子力規制委員会』 山本芳久『トマス・アクィナス 理性と神秘』 原田信男『義経伝説と為朝伝説 日本史の北と南』 大門正克『語る歴史、聞く歴史』 池内了『科学者と軍事研究』 pic.twitter.com/ZadteUr9bP
2017-11-10 12:35:05拙著『トマス・アクィナス 理性と神秘』の刊行と同時に、稲垣良典『現代カトリシズムの思想』が復刊されます。トマスに対する的確な理解があると、現代カトリシズムの理解は深まり、反対に、現代において神や超越を問うことについての鮮烈な問題意識があって初めて、トマスのテクストを未読できます。 pic.twitter.com/rP8nXR6kod
2017-11-11 18:27:12(注記)稲垣良典『現代カトリシズムの思想』の復刊については,後ほど項を改めて関連するツイートをまとめます。
12月20日発売の拙著『トマス・アクィナス 理性と神秘』、アマゾンでの予約受付が始まりました。現在、校正の最終作業中です。amzn.to/2joS76X
2017-11-26 13:14:49アウグスティヌスにちなんでトマスまで…パウロも最近出たので、キリスト教史の主要人物が揃いましたな。 twitter.com/iwanami_shinsh…
2017-11-10 12:41:32"西洋中世最大の神学者・哲学者トマス・アクィナス。難解なイメージの『神学大全』には、我々の心に訴えかける魅力的な言葉が詰まっている":山本芳久『トマス・アクィナス 理性と神秘』 kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-97840…
2017-11-06 18:25:30"西洋中世最大の神学者・哲学者トマス・アクィナス。我々の心に訴えかける魅力的な言葉たちを読み解く":山本芳久『トマス・アクィナス 理性と神秘』 honto.jp/netstore/pd-bo…
2017-11-28 06:49:37校了
あとは発売を待つばかりとなりました。
『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書)の校正が終わりました。岩波新書の頁数の最大限である288頁の本格的な新書になりました。中世哲学やキリスト教神学に初めて触れる人でも理解可能なように丁寧に噛み砕いて説明しています。あとは再来週の発売を待つばかりです amzn.to/2iLGnzi pic.twitter.com/PDKwYBjEeU
2017-12-04 15:07:4012月の新書がぞくぞくと校了中です。画像は、山本芳久さんの『トマス・アクィナス 理性と神秘』のオビ。こだわりの「入門書」です。 pic.twitter.com/1ZoIMrpIVo
2017-12-04 17:29:03【12月21日発売予定】 『トマス・アクィナス――理性と神秘』(山本 芳久著 岩波新書) 【出版社HP紹介文】 「「答え」ではなく,「問い」を与える――」 【Amazon】 amazon.co.jp/gp/product/400…
2017-12-05 07:15:11トマス・アクィナスの考え方は前から気になっていたが、山本先生の2017年2月16日のツイートで自筆の文字を見て以来、気になる度が増していた。ドミニコ会出身のこの巨人の思想を今まで読んだことがなかったので、初心者として非常に楽しみ。 twitter.com/201yos1/status…
2017-12-04 19:01:26(参考)ツイートにて言及のあった,山本氏がトマスの自筆原稿を紹介したツイートがこちら
※校訂版(レオ版)についてはこの後紹介があります。
これがトマス・アクィナスの有名な「読解不能な文字(littera illegibilis)です。異常なまでの思考のスピードに、手の動きが必死で付いて行こうとした痕跡です。 pic.twitter.com/sCRzN8MPGX
2017-02-17 00:56:3712月6日
「わらくず」をめぐって(一部過去のツイートも引用しています)