間違いだらけの商店街活性化

商店街活性化は何故成功しないのか? 理由は明解、施策が間違っているから。 難しそうに見える活性化だが、施策を修正すれば希望が見えてくる。まずは現在進行中の各種取り組みの間違い振りを剔抉しよう。商店街活性化はプロジェクト、論理と戦略が間違っていたら挫折は必至。
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情報創発研究 @takeoquolaid

#間違いだらけの商店街活性化 二兆三千億円と10年の歳月を費やしたのに見るべき成果が得られていない商店街―中心市街地活性化、活性化出来ないのにはちゃんと理由があり、取り組み方が間違っているから。活性化事業として取り組まれている多くの事業は間違っており、だから活性化出来ないのです。 pic.twitter.com/QOqw6fFPZq

2018-01-31 16:22:01
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商店街再生への道 @quolaidbot

間違いを指摘出来れば希望が湧いてくる(^_^) これまでの取り組みが間違っていないのに現在の状況ならこれから先夢も希望もないですね。 twitter.com/takeoquolaid/s…

2018-01-31 18:04:55
情報創発研究 @takeoquolaid

逆にこれまでの取り組みが「間違っていなかった」とすればどうなりますか? もはやこれ以上続けても活性化出来ない、ということになりますね。 ここは何としてもみんなで「これまでの取り組みは間違っていた」ことを明らかにしないと、商店街に明日は無い、ことになる。 どこでどう間違ったのか?

2018-01-31 18:16:31
情報創発研究 @takeoquolaid

これまでの取り組みを取り組んで来られた皆さん、「これまでの取り組みは間違っていた」として指摘されても怒っちゃだめですよ。これまでの延長では活性化出来ないことは明白になっているんですから。腹が立ちそうになったら添付記事を見てこらえてください(^_^) この延長上に明日はない、ですよね。 pic.twitter.com/MNH6kyUk7R

2018-01-31 18:23:05
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情報創発研究 @takeoquolaid

#間違いだらけの商店街活性化 間違いを指摘しても「自分のことじゃない」とスルーされると意義が薄れるので実名を挙げます。 まずは:石原武政『商業・まちづくり口辞苑』2012 中央経済社 「商業やまちづくりのさまざまについて辛口で解説」するこの辞典には「商店街活性化」が収録されていない。 pic.twitter.com/mG8VnKwDQp

2018-01-31 18:35:26
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情報創発研究 @takeoquolaid

雇用な趣旨の「辞典」に商店街活性化が収録されていない、というのはビックリですが、石原先生は、「商店街活性化」をまちづくりと言い換えた革新的グループの中のお一人のようなので、「まちづくり」を見てみると、定義にはほど遠い曖昧模糊が述べられている。念のため別の本にあたってもほぼ同様。 pic.twitter.com/kTedELAjyP

2018-01-31 18:53:09
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情報創発研究 @takeoquolaid

「商店街活性化」も「まちづくり」も定義されていない。 事業主体が取り組みたいことをすべて、活性化、まちづくりと認めようとということだろうが、現下の状況においてそのような牧歌的な態度がはたして可能かどうか。中心市街地活性化法制定の意義、制定後の経緯を見ればそのような姿勢は

2018-01-31 19:07:25
情報創発研究 @takeoquolaid

取り組みの結果・現状をかくあらしめている要因の一としてあげなければならない。なお、石原先生の著作についてはこののちもたびたび取り上げることになろう。

2018-01-31 19:07:25
情報創発研究 @takeoquolaid

訂正:雇用な趣旨→このような趣旨 商店街活性化、まちづくりを定義しなかった為に起こっている負の結果についてはこれから見ていきます。

2018-02-01 10:51:20
情報創発研究 @takeoquolaid

#間違いだらけの商店街活性化 ② 間違いのその一は、「商店街活性化」が定義されていないこと。 商店街活性化とは街がどうなることを目指すのか、決めないまま活性化に取り組まれている。商店街に問題が起きており、その問題を解決するために取り組まれるのが「商店街活性化」ですね。

2018-02-01 11:18:52
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街が直面している問題は何か? まず問題を確定し問題を解決する方法を選択するとそれが「商店街活性化」です。 「商店街活性化=商店街が解決すべき問題と解決の方法」だと考えることが出来ます。「商店街活性化」が定義されていない、ということは「解決すべき問題」が決定されておらず、

2018-02-01 11:18:52
情報創発研究 @takeoquolaid

したがって、取り組むべき「解決の方法」も未定だという状況の反映と考えられます。 この状況で取り組まれているのが「活性化の定義無き活性化」ですね。 もちろん、商店街には「何とかしないとこのままではヤバイ」と考えられることがいろいろ起きていますから、座していいるわけにはいかない。

2018-02-01 11:18:53
情報創発研究 @takeoquolaid

取りあえず、目の前で起きていることを問題として取り上げ、対策を講じよう、となる。すると、取組の内容は「前例踏襲・異名僅差の活性化事業」とならざるを得ない。前例事業は、まさにその「論理」で取り組まれて来たものですから。前例の失敗をどう教訓にするか? いや、問題は変わっていないので

2018-02-01 11:18:53
情報創発研究 @takeoquolaid

基本、同じ対処をもっと上手くやるだけ。 と言うことで異名僅差事業が延々加上される←いまここ 「問題―解決策」を決定していない・現象に対処する弥縫策なので総括が出来ない、必然的な挫折結果を教訓として蓄積活用出来ない。という負のスパイラル。

2018-02-01 11:18:53
情報創発研究 @takeoquolaid

間違いだらけの商店街活性化、その筆頭は、「商店街活性化とは街がどうなることか、定義されていない」こと。 結果、活性化の方法はビジブルな・対処したい状況の数だけいろいろある、ということになり、多種多様な活性化策が取り組まれるが、拠って立つ土台が間違っているため、そのほとんどが

2018-02-01 11:25:26
情報創発研究 @takeoquolaid

対象療法としてすら成功していない、という現実が帰結している。 以下では、「定義無き活性化」を実現する活性化策として推進されている様々な取り組みが、如何に間違っているか、一々剔抉する。

2018-02-01 11:25:26
情報創発研究 @takeoquolaid

#間違いだらけの商店街活性化 ③ 商店街で起きている多様な負の個別問題の数だけ活性化策が取り組まれている。 代表的な負の現象と対応策: 来街者の減少、通行量の減少→集客イベント、集客施設の整備 空店舗の固定化・増加→空店舗活用 共同施設の老朽化→更新 等々。取り組みの特徴は、

2018-02-01 12:22:17
情報創発研究 @takeoquolaid

1.取り組まれる事業の多くが「活性化の切り札」と位置づけられていること。 2.したがって、それぞれ他の事業から孤立して取り組まれること 3.条件反射的取り組みのため、終了後の総括がおこなわれない 4.異名僅差事業の繰り返し 等。核事業共通の特徴。総じて指摘されるのは

2018-02-01 12:22:17
情報創発研究 @takeoquolaid

対象療法的手法であり、「ビジブルな現象としての負」に対する弥縫策、加上策の域に終始していること。 さらに、 5.個別現象の原因追及を怠っているため、対策が皮相に止まり、問題の抜本的な解決への接近はおろか、解決するとした個別問題の解決にも失敗していること。例示:空き店舗の解消。

2018-02-01 12:22:18
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化の課題:空洞化の解決→空き店舗の解消→空き店舗活用事業。 趣旨:空き店舗に魅力的な店舗を誘致し、繁盛を実証して既存店に刺激を与え、活性化への意欲を喚起する。 結果: 1.応募者なし、 2.応募があっても既存個店群に影響及ばず 次いで、ともかく空き店舗を埋めようということで

2018-02-01 12:22:18
情報創発研究 @takeoquolaid

新規創業者と募ると、補助金目当ての操業が相次ぐが、ほとんど成功せずに「補助金の切れ目が縁の切れめ」となる。 「空き店舗の解消」の取り組みでは空き店舗を減らすことは難しい。成功事例が出ても街への波及効果はなく、衰退趨勢への歯止めにはならない→今ここ:成功事例が陥っているところ。

2018-02-01 12:22:18
情報創発研究 @takeoquolaid

空店舗を埋めたつもりがすぐに空店舗に戻ってしまう。 「空店舗活用」に取り組んでも空き店舗が継起する機制は解消されず、新たな空店舗の発生を止めることが出来ない。

2018-02-01 17:21:38
情報創発研究 @takeoquolaid

#間違いだらけの商店街活性化 ―幕間ー あらためて考えてみると、問題認識、スキーム理解、事業構成、個別事業の内容、と取り組みの全体にわたって間違いだらけ。立て直すには「プロジェクト」に参加してまず全体像を把握し直すこと。そうしないと推進中の取り組みの間違い振りは理解出来ないかも。

2018-02-02 00:29:49
情報創発研究 @takeoquolaid

#間違いだらけの商店街活性化 4 通行量増大 商店街活性化における通行量増大には(当事者には理解されていないが)、1.活性化を実現する手段としての通行量増大と、2.商店街活性化の進捗状況を測る数値目標としての通行量増大の二種がある。ここでは 1 のみを取り上げる。

2018-02-02 11:02:29
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化における通行量の測定は、一定の時間に商店街内にいくつも設置される測定場所を歩いて通過したすべての人数を対象にする。一人の来街者が複数の測定場所を通過すれば通過した回数だけ通行量として計上される。すなわち商店街活性化で問題となる通行量とは回遊者数である。

2018-02-02 11:02:29