C93戦利品感想

2017年冬コミで買った本のざっくり感想
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しんかい(神海心一) @e_mist

ゲストお二人の原稿もかなり破壊力強い一方、やっぱりナルメアさんってこういう認識なんだなーと再確認した次第です。グラブルの同人誌はほぼノーチェックだったんですが、次があるなら是非とも追いたいところです。

2018-02-08 22:08:56
しんかい(神海心一) @e_mist

「おさんぽ あきばめし」NTconfess/信行さんno-bu.net/circle.shtml)  秋葉原駅から850m圏内にある様々なご飯屋さんを紹介する一冊。非常にコンパクトで、完全に持ち歩きを前提にしたデザインがまず素晴らしいです。

2018-02-08 22:09:07
しんかい(神海心一) @e_mist

私は比較的秋葉原から近いところに住んでいますが、紹介されてるお店の八割は知らなくて「アキバってまだこんなにまだ見ぬ店があるのか……」と感心することしきりでした。とはいえ850m圏内だと小川町や神田まで入ってくるので結構広いやもしれません。

2018-02-08 22:09:26
しんかい(神海心一) @e_mist

っていうかそば屋だけでも七店リストアップされてるし、巻末の方にある呑み屋に至っては20店……20!? バリエーションも実に豊富で、簡単な紹介なのにこれまたおいしそうなんですよねえ。

2018-02-08 22:09:41
しんかい(神海心一) @e_mist

ちゃんとそれぞれに代表メニューやその金額、予算の目安なども書いてあり、本全体が「行ってみてもいいのよ……?」と囁いてくる感じ。実際いくつか気になるところもあって、次の休日辺り足を運んでみたくなります。

2018-02-08 22:09:57
しんかい(神海心一) @e_mist

ゲストの桃町正暗さん書き下ろし短編「かけそばが似合う女」も地味にパンチが効いていて、そうそう、かけそばってのはばっと頼んでさっと食べてごちそうさまって出てくもんなんだよなー! みたいな定石を微妙に外してくるのが面白かったり。

2018-02-08 22:10:15
しんかい(神海心一) @e_mist

ちょっと鞄に忍ばせて、休日のアキバへ赴く際のお供にしたい一冊でございました。

2018-02-08 22:10:26
しんかい(神海心一) @e_mist

「わらいかたをおしえてよ。」ゆずを籠の中へ!/広瀬凌さんhiroseryou.sblo.jp/article/180627…)  りんののらんこで日常ミステリ、りのら文庫の番外編。秋は……秋……うん、次のイベントでは出ると信じてますよ!

2018-02-08 22:11:08
しんかい(神海心一) @e_mist

表紙をめくった直後に見える「ハーブじゃないよ。りんののらんこだよ。」という狂z……作者からのこれ以上ないほどわかりやすいコメントが強烈ですが、全体的に「日常の謎」のレッテルに恥じない出来だったんじゃないかと思います。

2018-02-08 22:11:23
しんかい(神海心一) @e_mist

広瀬さんの『イントロダクション』『少女の道を塞ぎしもの』『笑い方を教えてよ』の三編に、ゲストであるれむまるさん『おやすみのひ』、ウルーさん『私はどこで彼女の名を見たのか?』を合わせて計五編。短編集としては結構なボリュームです。

2018-02-08 22:11:50
しんかい(神海心一) @e_mist

『おやすみのひ』は、過去作『魔女旅に出る』で蘭子のクラスメイトとして強い存在感を放っていた近藤さんが熊本から上京してきた矢先、何故か姿を見せない森久保に目的地まで案内される話。何故森久保なのかというと、蘭子がアホの子なので補習を受けているから。ひでえ。

2018-02-08 22:12:13
しんかい(神海心一) @e_mist

空港からスマホで指示をしてくる森久保と、何とかして彼女を見つけてやろうと躍起になる近藤さんの対比、掛け合いの妙が面白いんですが、何故森久保が、何故現れないのかという謎のアンサーがまたしっくり来るんですよね。

2018-02-08 22:12:30
しんかい(神海心一) @e_mist

れむまるさんの話に限らないんですが、この本の森久保は全体的にいじらしくて可愛いんですよ。 ちなみに近藤さんの下の名前が初出なんですが、女の子でこの名前、絶対昔いじられたのでは……。

2018-02-08 22:12:51
しんかい(神海心一) @e_mist

『少女の道を塞ぎしもの』は、プロデューサーと凛のもとへ急ぐ二人が道中セミ爆弾に遭遇する話。もう本当に終始それだけの内容で、虫がダメな二人がずっとわちゃわちゃしながら相談したり揉めたり推理したりするんですが、これだけで面白いのずるいですよねえ。

2018-02-08 22:13:06
しんかい(神海心一) @e_mist

半べそかきながら走ってくる二人の写真を平然と撮る凛がさり気なく鬼ですけど、乃々蘭子とはやったりやられたりの関係性なので、まさにりんののらんこですなー。

2018-02-08 22:13:19
しんかい(神海心一) @e_mist

『私はどこで彼女の名を見たのか?』は、いつものウルーさんというか、ついにゲスト原稿でも我慢できずに卯月出しちゃったかー……という話。もちろん出したかっただけというものではなくて、ちゃんとりのら文庫の世界観に合わせつつ、この二人でしかできないギミックを盛り込んだ意欲作でもあります。

2018-02-08 22:13:35
しんかい(神海心一) @e_mist

この短編集でも屈指の破壊力を秘めた森久保が見られる話で、中盤の「……うらやましい」が持つ意味を読み終わって知った後はすごい悶えました。なにこの、この! もりくぼォ! お前本当にかわいいなあ!

2018-02-08 22:13:45
しんかい(神海心一) @e_mist

で、表題作『笑い方を教えてよ』なんですが、たぶんこれが個人的には一番好きで、なんというかね、ずっと広瀬さんが凛について悩んでたのを知っているので、この短編を通じて、彼女の在り方、アイドルとしての生き方に対して、ひとつの答えを見つけたんじゃないかと思ったんですよね。

2018-02-08 22:14:01
しんかい(神海心一) @e_mist

あーだこーだとだべってる三人の仲の良さもなんですけど、凛が見つめる二人はちゃんと成長していて、たとえば森久保はライブを楽しいと思うようになったし、蘭子は本当に遠慮がなくなったというかずばずば物を言うし熊本弁と素の喋りが滅茶苦茶シームレスだったりするし。

2018-02-08 22:14:14
しんかい(神海心一) @e_mist

それと同じように、乃々と蘭子から見た凛も、よく笑うようになっていて。それが何故か、というところに、彼女がアイドルを続けている意味があるのかなと。

2018-02-08 22:14:26
しんかい(神海心一) @e_mist

明確な目的を以って何かを始める人は多いんですが、その一方で特にそんな意識はなかったのに、本当に大したことないきっかけで踏み出す人というのも世の中にはいっぱいいるものです。大事なのは、始めたことが続くかどうか。続けられるのなら、そこに意味や価値を見出していることになるわけですから。

2018-02-08 22:15:03
しんかい(神海心一) @e_mist

あと、明らかに全員の共通認識として、蘭子が超がつきそうなほどアホの子になっている気もするんですが、まあ可愛いからいいよね! 総じて隙のないハイクオリティな一冊でした。秋も楽しみに! 楽しみにしてますよ!

2018-02-08 22:15:32
しんかい(神海心一) @e_mist

「錬金術師の気まぐれ ―大事なひとは瞼の裏―」鳥類茶房/れむまるさんpixiv.net/novel/show.php…)  『アストレイ・アルケミスト』後、開祖たるカリオストロを討たないと決めたクラリスが、同盟を組んでいた家のひとつである当主に会いに行く話。

2018-02-08 22:15:59
しんかい(神海心一) @e_mist

当のイベントがかなり前提に組み込まれてるので、その辺りの経緯を知ってないと首を傾げるところもあるかもですが、結構説明入れてるので当時未プレイの人も割とすんなり読めるかも。

2018-02-08 22:16:13
しんかい(神海心一) @e_mist

基本的な語り手はクラリスですが、話の軸にいて動かしているのはどちらかというとカリオストロの方で、公式では美少女だったりツンデレだったり身内に甘かったりする彼(彼女)の凄さが余すことなく描かれてるのがまず良いのです。

2018-02-08 22:16:25
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