診断名の使い方

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afcp @afcp_01

カテゴリー概念は、結局はコミュニケーション・コストの節約のためのツールなのだから、充分な時間や関心のリソースがない場合には、とても便利。充分な、余るほどのリソースを投入できるときにはディメンジョナルな評価の方が適切だけど、そういう状況に恵まれることはわりと珍しいんだよな。

2017-11-04 08:33:56
afcp @afcp_01

セカンド・オピニオン的になってしまった初診というのは、こういう珍しい状況のひとつなんだよな。なので自分としてはかなり好きなんだけど、そんなにリソースを使ってしまってよいのだろうか、という一抹の罪悪感が伴うのがやっかい。児童精神科医が余る時代が来ればいいのに。

2017-11-04 08:36:34
afcp @afcp_01

どうかなあ。カテゴリー診断があると、日常的な行動の機能分析の効率は向上するような気がするんだけどな。確かに支援の効率を無視すればいらない言葉かなあ。あとこの効率の向上は先入観と本質的に同じことなので、悩ましいところはあるよな。 twitter.com/zubattored/sta…

2018-02-25 19:29:39
阿部利彦 @zubattored

今日の私の配布資料にはLD、ADHD、ASDなどの発達障害という言葉が一切登場しない(結果として今回は不要だった)。行動と機能に着目すると、これらの言葉を使わなくても支援を検討できるということに今さらながら気づいた。

2018-02-25 19:11:18
kingstone @king1234stone

↓「kingstoneの言うことは嘘ばかり」と罵倒し、教師の事例発表に診断名が出てこないことを褒め、しかしご本人は授業参観すれば瞬く間に児童の診断名がわかると評判だった方。当時の養護学校で「威嚇と暴力」がばんばん使われてたの知らなかったんだろうな。

2018-02-25 19:43:54
kingstone @king1234stone

↓名人級の方には診断名は必要ないかもしれない。しかしそこにまだ到達できない教師とかスタッフには診断名はとても大事。

2018-02-25 19:46:49
kingstone @king1234stone

「発達障害だから支援できない」という考え方を変えて欲しいなあ・・・診断名は支援を考えるためにある、と私は思っているのだけど・・・(異論のある人はたくさんいるだろうな) twitter.com/zubattored/sta…

2018-02-25 21:15:10
阿部利彦 @zubattored

学校現場でLD、ADHD、ASDという言葉だけ広がり、それにより目の前の子に対し「発達障害だから支援できない」と考えてしまう先生も増えている。例えば授業中の離席に対して、その子(ADHDの多動)を変えるのは無理、ではなくまず「環境調整や課題の工夫で離席を減らせるかも」と考えを広げてほしいなと

2018-02-25 21:09:15
kingstone @king1234stone

で、私は、「入り口支援」以前の、18歳以前からの支援、居場所づくり、就労支援などをやっていきたいのだが。(まじ診断名があっても適切な対応がされず、やばい場面に至るのはあるのだし)で、もちろん成人後もつきあう。 twitter.com/king1234stone/…

2018-02-25 22:09:41
kingstone @king1234stone

以前は何かあると「おれ(刑務所に)帰るし」と言ってはった方が伊豆丸さんが関わり、いろいろな支援を受け、月に2〜3回はスナックに行け、「もうオリに行こうなんて思わない」と言ってはったのが印象的。「居場所」「楽しみ」大事。 nhk.or.jp/docudocu/progr…

2018-02-25 21:56:08
afcp @afcp_01

結局、現場での支援自体を考えるときの診断名の存在意義って、こういうことなんだと思うんだよな。 twitter.com/afcp_01/status… 診断名(というかむしろ診断書)が特異的にもつサービス利用機能は、また別のお話にはなるかな。あと診断名が引き起こす心理的な変化となると、これはまた難しいけど。

2018-02-25 22:35:07
阿部 利彦 @zubattored

学校で「きちんとした診断がないと支援できない」と言う場合もある。いや、それでも環境調整や課題の工夫ならできるはずだ。だから診断を待つ間にもできる支援がまた大事だと思うんだよ。だって子どもは現にしんどくなってる。まあ学校が支援したくないから「診断ないと無理」っていう場合もあるからな

2018-02-25 22:51:21
kingstone @king1234stone

結局のところ支援の工夫をしたくない、「今までのやり方(?)」を続けたい学校は診断名があろうが無かろうがどちらも「やらない理由」にするわけだ・・・今後の若い人たちにはそんな文化を引き継がせたくない。

2018-02-25 23:09:42
大久保 賢一 @kenichi_ohkubo

医学的診断によってそこで観察できない他の行動の傾向をある程度予測できる程度のメリットはあるように思う。多動だからADHDって診断がつくのに、多動の原因をADHDに求めるようなトートロジーは何も役に立たないと思うけど。

2018-02-25 23:17:25
kingstone @king1234stone

おっと、これを書いておかないと不公平になるな。実際のところ診断名があろうが無かろうが「支援しよう」としてくれる学校もある。私も話をしに行ったことがある。まじ感動した。 twitter.com/king1234stone/…

2018-02-25 23:54:07
kingstone @king1234stone

ただ特別支援教育担当教師や特別支援コーディネータさんはしっかり診断名とその特性を知った上で、通常学級教師を支援してあげて欲しい。

2018-02-25 23:56:29
afcp @afcp_01

個別の支援を考える際には、カテゴリカルな評価よりもディメンジョナルな評価の方が優れているのは、ほぼ自明であって争いはさほどなさそう。問題は、ディメンジョナルな評価やそれに基づく介入の習得や実施にかかるコストなんだよなあ。

2018-02-26 11:33:30
afcp @afcp_01

言葉は悪いけど、精神医療ですらそれに耐えられないとして、 DSM-5 導入時には、医学と医療の間で揺り戻しのドタバタ劇が起こったんだよなあ。医療以外の領域でそれは可能なんだろうか。サービスの供給量が最大の課題になりやすい発達障害の領域では、どうなんだろう、とか、いろいろ思うなあ。

2018-02-26 11:36:28
kingstone @king1234stone

"疾患分類には、カテゴリー的(categorical)分類とディメンション(dimensional)方式がある" 「操作的診断基準(精神疾患の)」脳科学辞典 bsd.neuroinf.jp/wiki/%E6%93%8D…

2018-02-26 23:39:35