2018-02-27のまとめ
都道府県別の人口増減(2010年~2015年) pic.twitter.com/g8oecKWRBZ
2018-02-27 23:36:312010年から2015年にかけて人口の自然増減率と社会増減率を各都道府県について示したものだが、この間に人口増加したのは東京、沖縄、神奈川、千葉、埼玉、滋賀、愛知、福岡、大阪の9都府県だけであった。これらの都府県では人口の自然増加が見られると同時に、沖縄以外では社会増加もしている
2018-02-27 23:36:32他方、人口が減少している37道府県では全て人口の自然減少が見られ、宮城県のみが社会増加していることがわかる。人口が減少しているほとんどの府県で社会減少が見られ、うち16県は自然減少率よりも社会減少率が上回っている。
2018-02-27 23:36:32都道府県別、生産年齢人口(15~64歳)の割合 pic.twitter.com/7efN9JzVzP
2018-02-27 23:36:33関東圏や近畿圏などの都市圏では全国平均よりも生産年齢人口の割合は高く、それ以外の地方圏では低くなっていることがわかり、労働力率にもよるが、都市圏以外では労働力人口がより減少していくと考えられる。
2018-02-27 23:36:33(・д・)ホォー 表題は、本コラムに時々登場する哲学者の中島義道氏の『『思いやり』という暴力』(PHP文庫)のなかの小見出しである。「ヨーロッパ人のルール観や規範意識は、私人が互いに監視し合い注意し合うという文化」から来ているという。
2018-02-27 23:37:48ここで紹介されているのは、赤信号で横断歩道を渡ろうとすると、横にいる男が「渡るな」と太い腕をだしたり、禁煙席でたばこを吸っていると、向こうから男がやってきてテーブルを叩いて「禁煙だ」と注意したり、妻に大きな鞄を持たせ自分が小さな鞄を持って歩いていると、
2018-02-27 23:37:48お婆さんが「女性に重い荷物を持たせるとは何事か」と叱る、といった他人の行為への干渉的な話である。中島氏はこの著書の中で、鯖田豊之氏の「ヨーロッパの社会意識の強烈さは、一口にいえば、他人が自分と同じでないことに我慢できない、一種の『おせっかい精神』である。
2018-02-27 23:37:49自己や自己の家族以外のものに関心がありすぎるのである。」との考えを紹介している。筆者もかつてウィーンの街中で、歩道と自転車レーンをラインで区切った自歩道で自転車レーン側にたまたま踏み出して歩いていたとき、自転車で通りかかった人から「ここは自転車レーンだ」と叱られた経験がある。
2018-02-27 23:37:49(。 ・ω・)フム 他人に干渉的な社会は、ルールの制定とその遵守を誓い合った構成員からなる社会を作らなければ、閉じ込んだ狭い空間である都市城壁のなかでの安全な暮らしを長期間維持できなったことから来ているに違いない。
2018-02-27 23:37:50秩序維持のためには「あいつはルールを破っているぞ」と平気で密告をする「お互いのウチにずけずけと入り込む社会」なのである。
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