若宮正子さんに教えていた時の振り返り(追加中)

小泉勝志郎 @koi_zoom1

#若宮正子さん に教えた時のことを振り返って行きます。結構長編！あとで準備中の シニアプログラミングネットワーク( @senior_program )のサイトに整形して載せるかも

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り1：教える話の前にまずは出会った時のことから。若宮さんに初めて出会ったのはなんとSkype越し！それも今から7年近く前の震災の年です

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り2：震災時は私が震災復興活動で結構目立っていたのもあって人を紹介されることが多かったのです。そこで「お年寄りがお年寄りにスマホの使い方教えと言うことやってる人」として紹介されたのが若宮さんなのです

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り3：紹介してくれたのは最近なぜか若宮さんの秘書として記事になった近藤さん。先に書いた通りSkype越しで近藤さんと一緒にシニア向けの活動している方たちを紹介されてその中の一人が若宮さんだったんです。

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り4：若宮さん含めた複数の人をSkype越しで紹介されたんですが、若宮さんは中でも強烈な印象でした。それは私がスマホのアプリ開発をしていると知って言ってきた一言。「年寄りが若者に勝てるゲームを作ってください！」でしたw

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り5：このSkype越しから実際に若宮さんに会うまでは3年以上時が流れてますw ただ、その言葉が印象に残っていたこともあり、「年寄りが若者に勝てるゲームの話をしましょう！」とFacebookで時折コメントしてました

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り6：さらに時が流れ、2016年2月14日。この日に「どう言うゲームならお年寄りが若者に勝てるかを考えましょう！」と若宮さんに話しました。そこで若宮さんの友人たちも交えてのブレストを行なったのです！バレンタインデーに女性に囲まれてたんですが全員高れ(ry

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り7：お年寄りが若者に勝てるゲームのブレスト。最初はなかなかいい答えが出ません。「おはじきが良いのでは？」「若い人の方が器用です」等々。ここで「百人一首なら勝てる」と言う話が。なぜ勝てるのか掘り下げると「若者が知らない知識を使えば勝てる」！

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り8：そこで生まれたアイディアが「ひな祭りの並べ替え」。若宮さんが作ったアプリ「hinadan」のアイディアはこうして生まれたんですね〜。このお年寄りが若者に勝てるゲームのブレストのメモが私のEvernoteに残ってます。メモにある音の要素も入りましたね！ pic.twitter.com/xIg5uKZSW3

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り番外：ちなみにお年寄りが若者に勝てるゲームでのブレストの手法はアイディアソン的なものです。実は東北で最初にハッカソン開催したの私だったりw ここでの手法は2/3に開催したシニアプログラミングハッカソンでも行いました！ pic.twitter.com/mYuXw5AS06

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り番外：ちなみに目立っていたと言う私が行っていた震災復興活動というのがうらと海の子再生プロジェクトです。 uminoko-saisei.net 当時日本にクラウドファンディングプラットフォームがなかったので自分で作ってお金集めたと言うw

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り9：ブレストからさらに時が流れて2016年7月19日。この日はものすごく重要な日なので日付を心に刻んでください。私の誕生日です！さて、ここで若宮さんから誕生日コメントいただいたんですが、そこに書かれていたのが衝撃の「Swiftはじめました」 pic.twitter.com/Zyb960xVG5

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り10：誕生日の衝撃後すぐにメッセージでやりとりし、8月に実際に会って話をすることになりました。先程から「なんかたまにしか会ってないな」と思う人もいるかも。若宮さんのお住まいは神奈川県藤沢市、私の家は宮城県塩竈市で300kmの差があるのですよ！ pic.twitter.com/Y1GIvUCoUX

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り11：2016年8月に若宮さんと会いました。プログラミング指導の話になるかと思いきや、若宮さんは私の前に仕様書を置きました。先日のブレストで生まれたお雛様を飾るゲーム！ただ若宮さんの言葉は「お弟子さんあたりに作ってもらうことはできませんか？」でした pic.twitter.com/egsRmPzraD

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り11：当時81歳の方がこれだけの仕様書作るだけでも十分すごいです。ただプログラミングを教える話かと思ったらまだ作って欲しいと言う話。そこで言ったのが「私が作っても話題にならないですけど、若宮さんが作ったら世界的話題になりますよ！」ですw pic.twitter.com/rBnBRzs98a

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り12：と言うわけで8月終わりから「hinadan」の開発のための若宮さんへのプログラミング教育がはじまったわけです。私と若宮さんは宮城県と神奈川県という遠隔。さらに若宮さんから要望が出ました。それは「3月3日のひな祭りに間に合わせたい」！

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り13：まずどう言う形式で教えるか？遠隔なのでSkype&Facebookメッセンジャーで。3/3にはリリースと考えるとリジェクト対応も考えると期間は実質半年。そこで取った策が「雛人形を飾るゲームというゴールに向けて必要最低限の知識のみ教える」こと。

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り14：若宮さんのことをスーパープログラマーのように報じているメディアもありますが、流石に学習スピードが若い人より早かったりはしません。なので、hinadanには不要なカメラだとか地図だとか当然教えず、必要であっても極力回避してます。

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り14：必要であっても回避しているものの代表が配列。プログラミングでは初歩の概念です。hinadanは複数の人形があり、画像と置く場所が違うだけ。当然配列を使いたいところですが、若宮さん本人が配列を理解して実装してもらうとなると3/3に間に合わなくなる！

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り15：実際の教え方ですが、まず雛人形を飾るゲームというゴールとひな祭りまでというリミットが決まってるので、そこから逆算して何を教えるか決める。若宮さんには遠隔で教えるので、逆算内容から毎回宿題を出し、Skypeで答え合わせ&次の事柄を教えてました

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り16：実際の教える形式ですが、2週に一度Skype。宿題で詰まったりした時は、随時Facebookメッセンジャーでという形。なぜ2週に一度なのかというと、週一ペースだと若宮さんが宿題をやるには短く、本人と相談して決めました。

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り17：ちなみに先程から宿題と書いてますが、「今回はhinadanのこの部分を作りましょう」というもの。Skypeでは宿題をレビューというか、大抵エラーだらけだったり、動かなくなってるので、そこを教えること。そして、新しい知識のサンプルプログラムを渡して説明

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#若宮正子さん に教えていた時の振り返り18：新しい知識をサンプルプログラムで教えるときも工夫(？)してました。例えばhinadanでは音が鳴りますが、これは「音を鳴らすサンプルのここを持って行ってここを書き換えて」と教えてそれをやってもらう。あえてブラックボックスのままで教えてます