『儲かる歴史学』関連ツイートまとめ

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K・HIRAYAMA @HIRAYAMAYUUKAIN

@bVk40ceuRW4RZjG @tabenomuraji そうした状況は、たとえばアマゾンのレビュー、読書メーターなどを一読すれば瞭然です(一部ヤラセという噂は常につきまといますが)。歴史の専門家がなすべきことは、トンデモ本、駄本を駆逐するような質の高いものを自分たちで世に送り出すことだけでしょう。黒田氏、G座氏、亀田氏、丸島氏、清水氏

2018-03-05 23:05:33
K・HIRAYAMA @HIRAYAMAYUUKAIN

@bVk40ceuRW4RZjG @tabenomuraji 、柴氏らの歴史書はそれらをかーるく駆逐できるものです。しかも、それらがベストセラーを誇ったり、評価が高く、しかも歴史書なのに立派な売り上げを達成していることは、明るい萌しだといえるでしょう。老舗の吉川弘文館はもちろん、戎光祥出版、平凡社は眼を離せませんぞ!

2018-03-05 23:08:48
つじけんじ @ktsuji_history

@HIRAYAMAYUUKAIN 平山先生。 仰るように、研究者が出きることは優れた成果をただ世に出すだけかも知れません。トンデモ本が蔓延るのは悲しい限りですが、一方で専門的な内容の歴史書が売れているのも良い兆しです。良貨が悪貨に駆逐されぬことを願うばかりです。

2018-03-06 00:31:03
韋駄天@福島赤面頬な侍衆feat.一番槍/東軍 先鋒/関ケ原合戦絵巻2023 @naioh39

@bVk40ceuRW4RZjG @HIRAYAMAYUUKAIN 史実に迫る良書か否かの見極めも数こなしているうちに判ってきた気がします。専門書の方が史料論拠が明確で好きです。良悪の違いは判る人には判るので、研究者の先生方には脇目も振らず史実の追求に邁進して頂きたいと思います。

2018-03-06 19:03:14
gokanoamo @shunsukekosaka

話題に乗り遅れた感もあるのですが、『ローマ人の物語』については史学雑誌「回顧と展望」に言及されたこともあるんですよね。歴史学者が検証し批判すべきではないか、という提言を伴って。 CiNii 論文 -  ローマ(古代,ヨーロッパ,2005年の歴史学界-回顧と展望-) ci.nii.ac.jp/naid/110009425… #CiNii

2018-03-05 22:15:11
gokanoamo @shunsukekosaka

こちらにも『ローマ人の物語』への言及あり。こちらはむしろ、歴史研究者の側で「歴史家とはどうあるべきか」を再考する余地ありでは、としている。CiNii 論文 -  ローマ(古代,ヨーロッパ,二〇〇七年の歴史学界-回顧と展望-) ci.nii.ac.jp/naid/110009593… #CiNii

2018-03-05 22:19:51
esperantumanto @esperantumanto

@shunsukekosaka @hashibutogarasu 石川 勝二「ローマ史は1日にして成らず--初期ローマ史の研究と叙述」『歴史評論』531も。ci.nii.ac.jp/naid/400038349…

2018-03-06 00:04:40
gokanoamo @shunsukekosaka

@esperantumanto @hashibutogarasu おお、ご教示ありがとうございます。読まねば。

2018-03-06 01:03:58
nasastar @nasastar

一応、歴史認識については共同研究としてまとめたことはあってさ、結論してしては、大きな共同体に所属したいという願望というか、「救い」を求めてるんじゃないかというもの。そんなに間違えはないと今でも思ってる。で、学問がその「救い」を求めている人に応えてきれてない。

2018-03-05 22:55:54
nasastar @nasastar

そもそも学問にその機能があるのかどうか、またあったとしてそれに積極的に答えるべきなのかは、難しいというか、たぶんやってはならないことなんだと思ってはいる。特に歴史学はね。過去にそれで壮大にやらかした反省があるからね。日本だけではなくヨーロッパでも。だからそれを求められてもね…

2018-03-05 22:57:55
nasastar @nasastar

また「救い」を求める気持ち、これはわかるのよ。僕もしんどいから。何かに頼りたい気持ちは痛いほどわかる。でもその行き先は国家でなくてもいいよね。というかいくつかある一つでしかなく、また意外と頼り甲斐がない。最近特に弱いものに優しくない。だからそれ以外の頼る先があってもいいんじゃない

2018-03-05 23:00:34
noby @nob_de

今さら全容を把握。そして実はなさすた氏と山本さんのやり取りで召喚されていたのか、知らなかった。個人的には書評なら比較も良いと思う。Aはここが強調されていて、Bはこの点が掘りさげられている、などなど>『儲かる歴史学』関連ツイートまとめ - Togetter togetter.com/li/1205068

2018-03-06 14:00:43
Prof.Boc @ROB_2018

@Koji_hist 世間にウケること、売れることを第一義とし、大衆の欲望に媚びて、根拠のない「歴史」の語りを垂れ流しているトンデモ本を指しているのだとしたら、これらは専門家集団がきちんと叩かないと。そしてそういうトンデモがこれまで埋めていた空間に、専門家たちも責任を持って踏みこんでいくべきです。

2018-03-07 14:49:38
Prof.Boc @ROB_2018

@Koji_hist そういうトンデモの「書評」など載せない、無視という「高級」学会誌もそろそろ変わっていっていいんじゃないでしょうか。専門家の間ではそのトンデモっぷりが自明だとしても、その狭い業界のちょっと外に出ればトンデモの方が説得力、訴求力を持っているという現状を放置してよいとは思えません。

2018-03-07 14:52:46

【言及のあった図書・論文・webサイト(言及順)】
・木村泰司(2017)『世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」』、ダイヤモンド社.
・『プレジデント』2015年8月31日号(特集: 一流の人は知っている 儲かる「歴史学」入門!)
・出口治明(2014)『仕事に効く 教養としての「世界史」』、祥伝社.
・Pinker, S. (2018), Enlightenment Now: The Case for Reason, Science, Humanism, and Progress, New York.
・「書評空間:紀伊國屋書店」 http://booklog.kinokuniya.co.jp/
・S. ワインバーグ(2017)『歴史的思考: その不自然な行為』、春風社.
・安藤達朗(1973)『大学への日本史』、研文書院.
・佐藤優編(2016)『いっきに学び直す日本史: 古代・中世・近世 教養編』、東洋経済新報社.
・佐藤優編(2016)『いっきに学び直す日本史: 近代・現代 実用編』、東洋経済新報社.
・「塩野七生が「最後のベッドイン」に選んだのは、もっとも若くボーダーレスな男!『新しき力』刊行記念インタビュー前編」 https://www.bookbang.jp/review/article/544523
・「HONZ」 http://honz.jp
・「Book Reviews and News, Literary Criticism, and Fiction | The New Yorker」 https://www.newyorker.com/books
・「Louis Menand | The New Yorker」
https://www.newyorker.com/contributors/louis-menand
・Cartledge, P. and Greenland, F.R. (eds. 2010), Responses to Oliver Stone’s Alexander: Film, History, and Cultural Studies (Wisconsin Studies in Classics), Madison.
・松原俊文(2009)「「ローマ人の物語」: 誰の物語?(前篇)」『西洋史論叢』(31)、5〜37頁.
・源川真希(2017)「現代史のなかの日本近現代史の位置を考える: 歴史学は、世のための役に立っているのだろうか?」『メトロポリタン史学』(13)、3〜27頁.
・「Bryn Mawr Classical Review」 http://bmcr.brynmawr.edu/recent.html
・「Sehepunkte」http://www.sehepunkte.de
・「Plekos」 https://plekos.jimdo.com
・「「漢文は社会で役に立たない」と切り捨てる“意識高い系”の勝ち組へ」 http://bunshun.jp/articles/-/6375
・塩野七生(1980〜1981)『海の都の物語([正]・続)』、中央公論社.
・Lane, F.C. (1973), Venice: A Maritime Republic, Baltimore.
・岡本隆司(2011)『中国: 「反日」の源流』、講談社選書メチエ.
・亀田俊和(2014)『南朝の真実: 忠臣という幻想』、吉川弘文館.
・塩野七生(1992〜2006)『ローマ人の物語(全15巻)』、新潮社.
・坂口明(2006)「ローマ(古代、ヨーロッパ、2005年の歴史学界: 回顧と展望)」『史学雑誌』(115-5)、924〜928頁.
・本村凌二(2008)「ローマ(古代、ヨーロッパ、2007年の歴史学界: 回顧と展望)」『史学雑誌』(117-5)、950〜954頁.
・石川勝二(1994)「ローマ史は1日にして成らず: 初期ローマ史の研究と叙述」『歴史評論』(531)、63〜80頁.

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