アレフガルダーズ ver12.01 共和国軍大反撃の予感？リンドラッヘ中将の構想する新たな軍とは。

A.T.O運営 @scribblingtails

アレフガルダーズ ver12.01 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー 議会制：サーバー300のアレフガルド共和国は議会制の国となっている。王制よりも近代的な感じがするが、すべての面で優れているかというと、そうでもない。

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これまでのお話 ラダトーム戻り市民公会議事堂に着いたイックスは、陳情に来ていたリンドラッヘ中将を見つける。お互い事情を話し合い、一緒に行動することに。テパでは傭兵隊長バレンタインが傭兵と農家の二足のわらじで頑張る決意をしてver11完！

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軍事委員会ハルノー議員の執務室では「君たちは、なぜ戻ってきた？順番に聞こうか」かたやテパ地方の独立運動の扇動してるはずの傭兵で、かたや外交委員会に向かったはずの中将が部屋に入ってきたので不思議なのだ「じゃあ俺から」イックスターン「テパは、ありゃダメだぜ。実情はただの山賊だから」

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詳しく説明してやるとハルノー「では、支援を打ち切るべきだと？」「逆だぜ。今はダメだけど、もっと強力で直接的な援助があれば化けるかも」「具体的には？」すると今度はリンドラッヘが「ある程度の規模の軍隊を送るべきです」自信に満ち満ちて宣言「そしてその軍隊を、私に率いさせてください」

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「何を言っている？君にはリムルダール攻略の任務があるだろう」「リムルダールは包囲の段階です。ロト三国の大規模な増援でもこない限り、状況は揺るやかにしか変化しないでしょう。しかし、もし私に新たな軍を率いさせれば、少なくともムーンブルクを戦線離脱させることをお約束しましょう！」

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「大きく出たな。しかしどうやって？」するとリンドラッヘ、部屋の壁に貼ってある世界地図を指差し「ご存知の通り、テパはムーンブルク南西にあります。そしてベラヌールとの分割統治を行っています。そこへ新編成の共和国軍がルプガナ経由で陸路南進。テパをうかがう様子を見せます。するとどうです」

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「当然、ムーンブルクの軍隊が出てきて迎撃だな」「その通り！そこで迎撃軍を撃破し、進路を東に変えてムーンブルク本国を攻撃します。ムーンブルク単独講和のチャンスです」「なるほど......」ハルノー乗り気に「さらにルプガナにとっても良い話なはずです。ただリムルダール沖に艦隊を寄越せよりも」

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「ルプガナ市の南の脅威を取り除く、こう伝えれば、二つ返事で話に乗ってくるはずです」ルプガナにとって、アレフガルド挟んだ反対側のローレシア・サマルトリアよりも、陸路海路でつながっているムーンブルク・ベラヌール方が脅威と力説「たしかにその通りだな。では準備に取りかかろう。ただし」

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「急に大量の人員は手配できないぞ」「構いません」「ではこの件を城の議会に持っていかねば」ハルノーも立ち上がり「準備を開始しつつ、議会の承認を取り付ける。一緒に来たまえ」「めんどくさいぜ」共和国は議会制国なんで、300年前のラダトーム王国みたいに王様がOKすればすぐ話が進む訳ではない。

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「何事も手続きが大事なのだよ」まがりなりにも議会制のアレフガルド共和国の面倒なところだ。いつものサーバーなら、ラルス16世が「ええよ。それでやって」といえば即行動だったのを考えると、体制が新しくなれば、なんでも前より良くなるとは限らないのだ「城へ向かうぞ」議会を説得せよ。

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「アレフガルダーズ」つづく

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タグ #dqxtails 基本的にアレフガルド革命政府の祖国防衛戦争だったver10と違って、ver12はアレフガルド共和国による外征のお話になりそうです。リンドラッヘ構想する部隊は、史実で言うところのナポレオンのイタリア方面軍みたいになるのかもしれません。