親になると、社会に子どもは増えてほしいという気持ちもあるし、卵子の老化といった事象も、もちろん、ライフプランに関わりうる重要な事柄ではあるので、それを教えることそのものは反対ではないけれど。それは、包括的な性教育や産み育てやすい社会を築くこととのセットじゃないとね。。
2018-03-23 22:57:29七生養護学校事件を勉強するために読んだ本 pic.twitter.com/MCmIsY59hi
2018-03-23 23:09:11中学校保健体育科の2006年度用教科書の検定で「性交」という用語を入れて検定に臨んだ教科書が「心身の発達段階に適応しておらず程度が高過ぎる」という検定意見がついて、「性的接触」に修正された、という話を知った時も頭痛かった。教えないでいて、その年で妊娠した子には冷たいのでしょうし。。
2018-03-24 09:40:18「教科書にみる世界の性教育」によると、現在の中学校学習指導要領には「避妊」について何も示されておらず、コンドームをどのような場合に、どのように使うのかといった、正しく使用するための情報は、教科書にはない一方。性感染症の予防にコンドームが有効であることは触れるとされている。。
2018-03-24 09:49:29上記の状況について「教科書にみる世界の性教育」は、「教師は“事情があって詳しくは言えないがコンドームというものがあって、それを正しく使うことができれば性感染症を予防することができるかもしれない…”」といったわかりにくい説明を生徒にせざるを得ない、と評価していますが、ホントそう。。
2018-03-24 10:05:03自分の心身を大切にし健康な生活を送ることも、そのために必要な教育を受けることも子どもの"権利"です それを妨げることは「権利侵害」です 「性教育授業を都議が問題視、都教委指導へ 区教委は反論」朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASL3Q…
2018-03-24 10:25:18しかも言ってることが無茶苦茶。 議員や都教委は「発達段階にあってない」「学習指導要領に則していない」と言っているけど、子どもの実態はお構い無し。 子どもを一部の大人の理想に押し込めるのではなく、子どもの現実やニーズを出発点にした性教育をすることが彼らの権利と健康を守る第一歩だ。
2018-03-24 10:30:40一方、足立区教委や実施校の校長先生は子どもの実態の把握に努め、子どものニーズに応えようとしている。この授業の必要性を理解し守ろうとしている。 足立区教委や校長先生を応援したい!
2018-03-24 10:33:07「いつから性教育をすればいいの」「何をどのように教えていいの」など、性教育に疑問や不安をお持ちの方は、ユネスコ等国際機関・国際的な性教育関係団体が発行した「国際性教育ガイダンス」をご覧下さい。 日本語訳が書籍になってネット通販でも手に入ります。 akashi.co.jp/book/b297731.h…
2018-03-24 10:40:10@ponikitiai 表で叩かれるのは文科省だろうけど、こういうのの後ろに政治家が隠れていることが見え隠れしてるもの。 twitter.com/ponikitiai/sta…
2018-03-24 11:15:28教科書にみる世界の性教育 kamogawa.co.jp/kensaku/syosek… 前にも紹介しましたが、再掲。
2018-03-24 11:32:03@uchu_yuei 戦後の純潔教育、性教育元年、その後の性教育バッシングと、歴史をみても性教育は政治の影響を受けやすい分野とは思います。今を生きる子どもたちが知らない故に傷ついたり傷つける結果になってしまうことを避ける観点からすれば、避妊・中絶の他、婚姻の意味等も含めた性教育が必要だと考えますね。。
2018-03-24 14:18:25義父無罪はデマです。 義父は殺人と死体遺棄で起訴されていて、まだ判決は出ていません。 search.yahoo.co.jp/amp/www.sankei… twitter.com/tanichan1231/s…
2018-03-24 15:20:10これで義父が無罪の意味がわからん。 こんなん死刑やん。もしくは永久に檻の中やろ。 なんでこんなクソみたいな事になんの ?法律って一体なんなわけ??こんなもん無法地帯と同じやんけ。 でもこの女の子、理由はどうあれ生きる事を諦めなかった。本当に良かった。 最後に……こんな男は死ね!!! twitter.com/kutabirehateko…
2018-03-22 23:51:26@tanichan1231 厳罰は私も望みますが、それ以上に、このような立場の若い女性に、相談窓口の存在がより周知されてほしい、と望みます。 一般社団法人全国妊娠SOSネットワーク zenninnet-sos.org/contact-list
2018-03-24 17:06:29元童貞として言わせてもらうと、性教育はしてもしなくてもやることはやってたと思うから(犬猫も性教育受けてなくてもやるじゃん)、教育はしておいた方がいいと思うな。 性教育授業を都議が問題視、都教委指導へ 区教委は反論:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASL3Q…
2018-03-24 18:55:04@tanichan1231 はい。起こらないことが一番ですが、親等の身近な人からの加害を完全に防ぐのは不可能なので。当事者がアクセスしやすい、悲劇の拡大の防止のための相談先が充実してほしいと考えます。ところで放課後児童支援員をされているのですね。子どもに関わる職の方には特に知って頂きたいのでRT嬉しいです。
2018-03-24 19:51:29@tanichan1231 私自身、子どもを学童保育に通わせている現役保護者として、また、学童保育に関する活動をしている弁護士として、放課後児童支援員の方々は、(卒所したお子さんを含め)時に親や学校の先生以上に、この手の悩みを最初に相談される立場になりうる大人だと考えています。
2018-03-24 20:22:25今の中学生女子って、生理が始まって既に数年経ってたりするわけですからね。。数年単位で生理と付き合っている女子に、避妊に関する知識を 教えるのが発達段階に即してないって。。社会的にまだするべきでないことと、近い将来に高確率で必要な重要事項を事前に教えることとを混同しないでほしい。。
2018-03-24 22:42:34ていうか性交体験年齢11歳とか少年事件だとしょっちゅう出くわすでよ。女子の方が年齢低いんだよね、嫌われたくないから断れないとかで。
2018-03-24 22:14:23未成年者の妊娠でも、中学生以下の妊娠はいろんな面でかなり大変なので、小学生のうちから性交・妊娠・中絶・避妊の教育をしとく必要あるで…
2018-03-24 22:13:20未成年者かつ未婚での妊娠出産だと、認知にも未成年者の親権者が法定代理人として関与せざるを得なかったりね。。未成年者かつ未婚の場合で出産した場合の身分関係に関する知識なんかも、知っていた方が慎重になるんじゃないかと思うのですよね。
2018-03-25 07:10:46http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/hiroba/CK2017102802000215.html
「教育の憲法」改正…あれから 大西隆・論説委員が聞く
2017年10月28日
前川喜平さん
かつての教育基本法は「教育の憲法」と評され、戦後社会の民主的な発展を支えました。第一次安倍政権下の二〇〇六年に改正されてから十年が過ぎ、教育行政にどんな影響をもたらしてきたのか。文部科学省の中枢を歩み、官僚トップの次官を務めた前川喜平氏は「日本ファースト的な風潮が強まり、危うい」と警鐘を鳴らしています。
◆今こそ主権者教育を 前文科事務次官・前川喜平さん
大西 旧教基法は、国民の学ぶ権利を守るために国家を縛る法律といわれた。新法は愛国心を養うといった徳目を「教育の目標」として列挙し、国民を縛る傾向が強くなりました。
前川 旧法の前文にはこう書いてありました。「われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである」。基本的人権の尊重、国民主権、平和主義という憲法の理想を実現することが教育の基本だとうたっていた。軍国主義を植え付けた戦前の教育への反省からです。大事なことだと思って仕事をしてきたので、書き換えられたのは残念でした。
「教育行政」条項が変わった意味は大きい。改正前は「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきもの」でした。改正後は「不当な支配に服することなく」は残りましたが、続いて「この法律及び他の法律に定めるところにより行われるべきもの」となった。旧法の「不当な支配」は国家権力も想定されていたわけだけれど、新法では法律に基づいていれば、国家が教育内容を決めるのは問題ないとされたのです。
大西 政権の性格によって教育は大きく左右されうると。
前川 その背景には、旭川学力テスト事件の最高裁判決があります。旧法の「教育行政」条項を巡り、「国家の教育権」説と「国民の教育権」説がぶつかり合った。政治過程を経て国会で法律を作り、国民の信託の下に教育をする権限が国家にはあるというのが前者の考え方。国民に直接責任を負う形で、教育者が学問の自由に基づき真理を求めつつ教えるべきだというのが後者の考え方。例えば日本は中国を侵略しなかったと国会で決議したとしても、それは真理ではない。政治は真理を決められないし、政治過程を経て間接にしか国民に責任を負えない。だから教育には介在するなと。
判決はけんか両成敗のように双方の権限を認めました。ただ、教科書検定などを巡る教育裁判でよくよりどころとされたこの条文は、保守派にとって目障りだったので意図的に変えられてしまった。国家教育権的な立場を鮮明にしたわけです。政治は教育に介入するなと、国民の教育権を主張する声が少なくなったのは懸念されますね。
大西 今や経済界による「不当な支配」が強まっているように見えます。稼ぐ力を磨くことは否定しませんが、教育はそんなに薄っぺらいものかと。
前川 稼ぐ力がないと確かに生きていけないけれど、それだけでは生きる意味がないでしょう。個人として自分なりの考えを持ち、市民社会を一緒につくる力、競争ではなく共生する力が重要です。近年盛んに「グローバル人材の育成」が叫ばれますが、それは「世界に勝つ人材」だといわれます。自分たちさえ勝てれば、他の世界は負けてもいいと。「日本ファースト」の発想には違和感を覚えますね。日本人は集団への帰属を重視しがちですが、国籍や民族、人種などで優劣をつけようとするのなら問題です。
例えば、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が提唱してきたESD(持続可能な開発のための教育)やGCED(地球市民教育)の考え方は大事です。人権とか平和とかエネルギーとか、地球環境や世界遺産の保護といった皆で力を合わせないと解決しない問題がある。国際市場競争に勝つことばかりを目指すのではなく、グローバルな共生社会をどう構築するのかを学び、考えなくてはいけない。
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大西 新法には「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」という「家庭教育」条項が新設された。自民党は家庭教育支援法案を用意している。私的領域に干渉するのかと気になります。
前川 自民党の二〇一二年の憲法改正草案には、家族は社会の単位と記されています。天皇家という本家があって家族はすべてその分家。日本国は血でつながったでっかい共同体。そんな家族国家観が根底にあるのでしょう。家族は国家の一単位という考え方はもともと国体思想にあった。教育勅語の世界です。国家が統制するのは当然と考えているのだと思う。法案のベースは親学(おやがく)(伝統的な子育てのために親が学ぶべきだとされる考え)ですが、いじめとか不登校とか非行、自殺といった子どもの問題の責任を親に転嫁する発想がある。ひとり親の増加や子どもの貧困の広がりという子どもを取り巻く状況の変容を踏まえると親を責めても仕方がない。貧困や虐待、孤立に苦しむ子どもを放置し、社会で支えることから逃げることにつながります。
もっとも、子どもの健やかな成長は親の関心事です。歓迎したいのは、血縁も地縁もない自由な個人と個人が結びついて教育に関わろうとする動きが増えていることです。子どもの学習を支援したり、子ども食堂を開いたりしている。子どもにとって親でも教師でもない大人の存在は貴重です。親がその輪に自発的に加わればいい。
大西 第一次安倍政権下での教基法改正は、憲法改正の露払いだったともいわれます。
前川 教育の自律性を決定的に奪う結果にはならず、我慢できる範囲内にとどまったと感じます。でも、国を愛する態度を教育目標に盛り込み、国家の権限を強め、家庭の役割を強調する。政治権力が改憲を見据え、教基法の名の下に教育に介入する危険性はあります。外国人がどんどん日本に入ってくるこの時代に、日本民族の憲法を作ると言っている人たちに改憲はさせたくない。日本人としての誇りなどというものより、個人の尊厳に立脚し、一人一人の人権を尊重することの方がずっと大事です。日本国憲法は人類の歴史の成果だと考えています。
やはり主権者意識を備えた人たちが育ってもらわなくてはいけない。憲法が掲げる人権や平和や民主主義という人類共通の価値が、どうやって発展してきたのかを学んでほしい。その意味で、近現代の日本史と世界史を併せて勉強する高校の「歴史総合」(二二年度導入)には期待したい。二度の世界大戦に負けて今の民主主義を手に入れたドイツの歴史は、特に学ぶべきです。当時最先端といわれた民主的なワイマール憲法を持ちながらヒトラーを生み出した。民主主義が独裁を生んだという痛恨の歴史がある。日本は大正デモクラシーが消えて軍部独裁に陥ったことへの反省が足りないし、戦後は「一億総ざんげ」で済ませてしまった。自由や民主主義を根付かせ、戦争を再び繰り返さないためにはどうするべきか。立憲主義や戦争違法化の人類史に学び、自ら考える主権者を育てる教育が今こそ必要だと思うのです。