新婚の若妻が年の離れた義父といけない関係を重ねるうちに雌に堕とされちゃう話

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帽子男 @alkali_acid

はー新婚の若妻が、年の離れた義父といけない関係を重ねるうち雌に堕とされちゃうやつがみてえなぁ…。

2018-04-01 21:39:35
帽子男 @alkali_acid

見てえなあ…夫にあまりかまってもらえない奥さんがね。こう、ふとしたことから義父と過ちを犯してしまい、そのままずるずると義父のセフレ…そして肉奴隷になり…最後は義父の子を孕んでしまう。そういうやつが。

2018-04-01 21:42:32
帽子男 @alkali_acid

でも待って。そもそも夫にかまってもらえない新妻っておかしくない? 新婚だよ?どういうこと?

2018-04-01 21:43:09
帽子男 @alkali_acid

夫がインポなの?そういうこと?結婚する前に分かるよね? じゃあ何…ほかに女がいるとか…新婚で? あれか複婚ならそういうこともあるか。百人ぐらい奥さんいるなら。

2018-04-01 21:44:26
帽子男 @alkali_acid

まあそうやね…夫に奥さん百人ぐらいいるならしょうがないか。初日に抱いたあとはもう放っておかれるみたいな。 それなら体を持て余しちゃうのは分かるわ。 そら義父とも不倫してしまいますわ。しゃあないしゃあない。

2018-04-01 21:45:55
帽子男 @alkali_acid

一万頭の馬と十万頭の羊、千匹の狼と百羽の鷹を持ち、三千の天幕とともに千里の草の海をわたる、遊牧の民の長。 おもむくところ火と死を撒き散らし、屈服した敵から人質として妻を娶る。 そういうんですわ。

2018-04-01 21:48:49
帽子男 @alkali_acid

当代の大酋長も、そうして人質となった定住民の女から生まれた。青い瞳と金の髪、雪のように白い肌をして、性格は酷薄苛烈、熾烈な骨肉の争いを経て紫の大天幕に宿る地位までのぼりつめた。

2018-04-01 21:51:57
帽子男 @alkali_acid

大酋長の名を雪焔(ゆきほむら)と呼ぼう。遊牧の民がときおり縁を通り過ぎる北の氷原で、春先に降るという光を放つ雪のことだ。目に見えないほど小さな虫が細かな氷の結晶のあいだに潜むという。見たものは死ぬとも。

2018-04-01 21:54:34
帽子男 @alkali_acid

遊牧の民のこみいった伝統からすると、雪焔は大酋長になる権利を持たなかったが、奇手をとった。正当な後継がまだ生まれたばかりの赤ん坊でいるうちに、自分の母と結婚させ、その「息子」に収まったのだ。

2018-04-01 21:58:42
帽子男 @alkali_acid

雪焔は、まだ嬰児にすぎない「父」を軟禁しつつ成年を迎えるまで育て、しかるのちに大酋長の座につかせ、みずからを後継として周囲に認めさせる考えだった。

2018-04-01 22:01:42
帽子男 @alkali_acid

それまで雪焔は、空座の大酋長の役割を果たす名代としてふるまった。 四方に馬を勧め、略奪と殺戮をほしいままにし、天幕を分捕り品と女で満たした。 伝統をふみにじっていささかも悪びれぬ男であったが、その強さは民からの支持を集めた。

2018-04-01 22:04:35
帽子男 @alkali_acid

もちろん襲撃を受ける定住民やほかの遊牧民にとっては災厄以外の何物でもなかったが。

2018-04-01 22:04:56
帽子男 @alkali_acid

しかし雪焔の馬蹄を止められるものはどこにもなかった。 かつて大地を横に遮るような長城を築いた大国さえも、今は年老いて疲れ切り、辺境の太守はただ恐怖に震えながら父祖が夷狄と蔑んだ相手に卑屈な恭順の意を示すばかり。

2018-04-01 22:07:44
帽子男 @alkali_acid

攻め込まれる前に人質として花嫁を差し出したほどだ。 もちろん、いかにも古い国らしいごまかしはしかけていたが。 帝国が紫の大天幕に送り届けたのは太守の息女、という触れ込みだが、実は先の戦で家族を失った下級官吏の娘を、こんなこともあろうかと侍女として育ておき、急遽養女にしたのだ。

2018-04-01 22:12:03
帽子男 @alkali_acid

太守の娘の遊び相手なども務めたので一応高貴の身分らしく振舞えるが、いわばまがいものの璧だ。 だが夫となった雪焔は知ってか知らずか、初夜の床に引き入れ、乱暴かつぞんざいに抱き、しかしそれでも処女の身を気も狂わんばかりに幾度も恍惚境に達させてから、あとは興味もなさそうに放り出した。

2018-04-01 22:13:54
帽子男 @alkali_acid

雪焔の支配地が広がるにつれ、人質として送られる妻の数は増え続け、よほど大きな実家でない限りは、婢(はしため)も同然の扱いを受けるようになってきていたのだ。

2018-04-01 22:16:00
帽子男 @alkali_acid

太守の養女、名を埃払(ほこりばらい)とでもしておこうか。 宮仕えをしていたころは、男子禁制の奥書院の掃除が主な仕事だった。 埃払は雪焔の二百四十三番目の妻であったが、遊牧民の冬営地でもやることはやはり掃除ばかりだった。

2018-04-01 22:18:46
帽子男 @alkali_acid

嫁入りする際に持ち込んだ飾りものや衣装のたぐいはとっくに取り上げられ、もっと身分の高い妻の所有するところとなっていた。 一度も袖を通さない絹の服などもあったように思う。 もっとも紫の大天幕から呼ばれることは、初夜の床以来二度となかったので、着飾る機会とてないのだが。

2018-04-01 22:20:53
帽子男 @alkali_acid

埃払がいつものように天幕の掃除にいそしんでいると、 年上の妻のひとりが呼んだ。 「紫の大天幕からのお指図でね。お前に仕事を任せたいそうだ」 「どんな仕事ですか?」 「子供の世話だそうだ」

2018-04-01 22:23:11
帽子男 @alkali_acid

ほかの妻が生んだ子供の世話ということだろうか。 「子守はしたことがありません」 「子供といっても年はお前とそう離れていない。男が案内するそうだ」 「女の天幕の外へゆくのですか?」 「ああ。そうらしいよ」

2018-04-01 22:24:52
帽子男 @alkali_acid

いかめしく武装した遊牧民の男が案内する。顔を白い毛織の布で隠しているところからして「白面布」つまり大酋長の近衛。征服した土地の孤児を引き取って訓練したという精鋭らしかった。 「あなたが世話するのはふつうの子供ではない。気をつけて扱うように」 「はい」

2018-04-01 22:27:38
帽子男 @alkali_acid

しかし馬に揺られてたどりついたのは冬営地から外れたかなり寒くてさびれた一画だ。ぽつんと一つだけ小さな天幕があり、白面布が二人、見張りに立っている。それぞれ戦や狩りに使う鷹と狼を従えている。数は少ないがかなり厳しい警備だと分かる。 「あそこだ」 天幕から子供がひとり引き出される。

2018-04-01 22:29:58
帽子男 @alkali_acid

首や手には美しい彫刻を施した木板の枷がはまり、羊毛を紡いだ糸を鮮やかに染め、見事により合わせた綱がつないである。 「なりは幼いが、あなたの義父にあたる方だ。敬いを忘れないように」 「義父?どういうことでしょう」 「あの方は、雪焔様の御母上と結婚していらっしゃる。つまり」

2018-04-01 22:32:12
帽子男 @alkali_acid

「雪焔様の親に当たる方ということですか?雪焔様よりもずっと年下なのに?」 「そうだ。あの方は成年されればすぐ大酋長になられ、息子である雪焔様を後継となされるのだ」 「まあ…なんと…お名前は」 「鈍矢(にびや)といわれる…だがあくまで岳父として敬いを忘れないように」

2018-04-01 22:35:33
帽子男 @alkali_acid

枷をかけられた小さな義父を、年嵩の新妻は世話することになった。 といってさほど手はかからない。鈍矢はほとんどしゃべらず、何かを欲しがったり、だだをこねたりすることもない。子守の経験のない埃払とて、同い年の少年はもっと手間がかかるのを知っていた。

2018-04-01 22:37:55
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