更新 2011年6月2日作成 2011年4月10日

「災後」なんて、あるわけない――「中央公論」御厨貴論考批判 by 後藤和智

「中央公論」平成23年5月号に掲載された、御厨貴「「戦後」が終わり、「災後」が始まる」を批判した一連のtweetのまとめです。文責：後藤和智 @kazugoto

人文そんなの絶対おかしいよ歴史奇跡も、復興もあるんだよ御厨貴震災思想

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（承前）《「3・11」からの復興はいわば神から与えられた課題であり、これに真剣に取り組まねばこの国は本当に滅んでしまうだろう。災後社会とは「最期」社会にもなりかねないことを認識し、既成事実が積み上がって一体的な復興策をとりにくくなる前に、具体的には震災から（続く）

2011-04-10 01:42:40

（承前）100日以内に復興に向けた知恵を出し合う場を作るべきだろう》…まず前段。あなたはどこの東浩紀ですか？後段にしろ《災後社会とは「最期」社会にもなりかねないことを認識し》って、上手いこと言ったつもりですか？いずれにせよ、また災害に「意味」を付与することによって（続く）

2011-04-10 01:45:52

（承前）わけのわからない方向に行っている例を見てしまった感がある。それにしてもなんでこうも強引に「戦後」を終わらせたがるのか。わけがわからないよ。これにより、「時代」は作られるものである、という認識をさらに強くした。「災後」なんてキーワードをつけて強引に自分の「思想」を（続く）

2011-04-10 01:49:55

（承前）展開してしまうのは本当にみっともないと思う。てか、こういうふうに大風呂敷を拡げないと、こういう雑誌には書けないのかねぇ…？とりあえずもう少し落ち着いた方がいいよ。「時代」を作りたがる気持ち、そしてそれに依拠して自分の「思想」を展開するのは不毛なものでしかない。（続く）

2011-04-10 01:53:38

（承前）『おまえが若者を語るな！』でも、平成7（1995）年をやたらと転機にしたがる言説を批判してきたけど、今回も火事場泥棒的に災害を「転機」にしたがる人たちの言い草はもうどうしようもない。要するに何が言いたいのかと言うと、このように「災後」なるキーワードを捏造して（続く）

2011-04-10 01:58:36

（承前）何か歴史的な瞬間に直面した気になっている人にかけるのはこの一言。「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前の中ではな」。まあ私はこういう言論の無意味さを追求する必要があると思う。ああ、もう疲れたよ。（続く）

2011-04-10 02:00:36

（承前）このtweet群を書いている内に「Aチャンネル」も終わり、ニコ動で配信されていた「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」を見て、先ほどそれも終わった。はぁ。もう「時代」を捏造するのはほんとういい加減にしてよ…。

2011-04-10 02:01:51

「「災後」なんて、あるわけない――「中央公論」御厨貴論考批判 by 後藤和智」について、第2tweetと第18tweetの引用に間違いがありました。第2tweetは、誤：買える正：変える、第18tweetは誤：麺正：面です。御厨貴様及び読者の方々に深くお詫び申し上げます。

2011-04-10 22:37:26

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