アレフガルダーズ ver12.44 思わぬ援軍？300年の時を超えてようやく適職を見つけた種族とは。

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アレフガルダーズ ver12.44 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー 投石：銃の一斉射撃戦術全盛の時代に投石とか、と思われるかもしれないが、小高い丘のような巨人や岩の怪物の投石は、マスケットの横隊を粉砕する力を持つのだ。

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これまでのお話 ペリゴルド議員の持ちかけたクエストは、リンドラッヘの独断専行を許す代わりにもうすぐ起こるだろう暴動を力づくで鎮圧してほしいというものだった。クドゥーサ、断る余地はないので持ち帰ることに。

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西ムーンブルク。主人公イックス「ルーラで移動できるのが本国首都だけっていうのは不便だぜ」A.T.Oのキメラの翼はドラクエ1仕様なので、一瞬で戻るわけには行かないのだ「もうすぐ合流できるんじゃないか」関所に向けて歩いていると「あ、なんかコンバットやってる？あれ？今終わったっぽい？」

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「逃げていくのは、あれはベラヌールの旗だな」クドゥーサが物見遊山みたいなノリで見物「意外と到着が早かったなあ」東から西へ逃げていく集団「負けるのも速いぜ」そして先頭集団を猛スピードで追いかけてくるのが「全隊！駆け足！急いで」カリーナ隊が全力で走ってきて「あ、クドゥーサ戻ったの？」

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「ああ、これから報告だ。中将はどっちだ」「あっち。関所の前の本隊にいるよ」「ありがとう。ところで、追撃の途中じゃないかったのか？呼び止めて悪かったな」「いや、いいの！走り込みの練習みたいなもんだから」カリーナが息の乱れた様子を見せず淡々としゃべるなか、古参兵たちがゼーゼー肩で息。

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そして後方からは「た、隊長……」「まっ……て……」になりながらついて聞くる第二集団の新兵たち「ね？まだまだでしょ？」「う、うーんまあな」カリーナは新しく部下が増えたんだけど、相変わらず走り込み中心の練兵で、今回も訓練なんだって「中将からは本気で追うなって言われてるし」「そうか」

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そして本隊「クドゥーサ、戻ったか」「大戦果じゃないかドラン！」「ああ。思わぬ援軍が現れてな」すると地響きとともに「竜王様ッ！もうおわりでずがッ！」「おで、もっど石投げだい！」現れたのはギガンテス族の若者たち！そしてその巨木のような足の間から「いやあ大迫力だったなあ」黄色いのが。

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「パックマン！今度はギガンテスに踏みつぶされそうになっているんだぜ？」「違う違う！こいつら友達なんだよ」「ギガンテスが統制の取れた動きができたのは、彼の力に寄るところが大きい」中将からもお褒めの言葉があり「彼らギガンテスの若者たちが、この黄色く小さな将軍の指揮の下、投石をはじめ」

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「ちょうどよい時期にベラヌール軍の側面をついてくれたのだ」「すげえじゃん」しゃべってると「イックスか。もうコンバット終わってしまったぞ」にせグスタフたちも登場「しかしギガンテスがたくさん並ぶと迫力が違うな」「いつもは敵の大将として出てきて、勝手に自滅してるイメージよね」「まあな」

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北ロンダルキア高地のギガンテス族！彼らは苦しい山越えを経て西ムーンブルクの大地に降り立っていた！この勇敢なる部族は最初萬イーターを摘んだりドラゴンフライを捕まえて紐でくくって飛ばして慈しんだりしていたが、遊んでいるうちに魔物混じりの共和国軍を発見「なんだあでは！」といぶかしむが、

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「あ！あのおがだは！」部隊の中央で指揮を執るリンドラッヘ中将を目撃「ま、まざか！」「でんせづの……！」「竜王ざまだッ！」狂喜乱舞してしまった。この部族にも、大昔、単身ロンダルキアを出発し竜王軍の将軍になった、偉大なギガンテスの物語は、大幅に美化されまくって根付いていたのだ！

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「ぞうだ！おでも立身出世のヂャンズ！」「おでが一番！」「なに！おでが！」先を争ってリンドラッヘの家来に収まってしまい、今回の野戦でも投石部隊（石というより岩の巨弾）として再編成され大活躍した。にせグスタフ「ギガンテスは将軍には向いてないが、兵士としては最強だからな」「わかるぜ」

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頭を使うことは苦手だが命令を聞いて体を使うのは得意中の得意！偉大なる竜王様（リンドラッヘのこと）から石を投げろと直々に命令されて張り切って投げまくったら敵が大混乱で逃げたんだって「見てみたかったぜ」「ところでクドゥーサ、そっちの守備のほうは？」「それが」今度は首都の情勢の報告だ！

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「アレフガルダーズ」つづく

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タグ #dqxtails ロンダルキア高地で迫害され絶滅の危機に陥っていたギガンテス族は、降り立った先で新たな転機を迎えようとしていました。難局に当たってあきらめずに行動したことが、今回はよい方向に作用したようです。もっとも深く考えて思い悩むのは苦手な種族ですが。