『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇・オン・ツイッター』第五章 「禅と人工知能」解説

4月に出版されました『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』 http://www.bnn.co.jp/books/9172/ を著者がツイッター上で解説して行きます。第四章の解説です。 続きを読む
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三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 「人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇」bnn.co.jp/books/9172/ を出版いたしました。

2018-05-13 11:41:15
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 「人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇」を出版いたしました。ここでは、本書の関して、もう一度私自身が振り返りながら、新しく考察を加えながら解説して行きたいと思います。「人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇・オン・ツイッター」です。 bnn.co.jp/books/9172/

2018-05-03 13:22:40
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』ジュンク堂池袋店さんで、哲学塾で引用された78冊のフェアが開催中です! pic.twitter.com/pEFdp3QiR5

2018-05-03 21:43:22
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三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』青山ブックセンター六本木店様でも展開頂いています。ありがとうございます。ぜひ、お立ち寄りください。 pic.twitter.com/NLAS1WoySj

2018-05-03 21:47:49
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三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 現在、ジュンク堂池袋店さま、そして、先週から青山ブックセンター六本木店さまにて、「東洋と西洋から人工知能を考える78冊フェアを実施中です。無料配布ブックレットと、実際に推薦本が陳列されておりますので、ぜひ、お足をお運びください。 pic.twitter.com/LTA5jRTUAB

2018-05-13 11:46:44
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三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 紹介~はじめに togetter.com/li/1223876 第一章「荘子と人工知能」解説 togetter.com/li/1224184 第二章「井筒俊彦と内面の人工知能」解説 togetter.com/li/1224614 第三章「仏教と人工知能」 togetter.com/li/1224936 第四章「龍樹とインド哲学と人工知能」 togetter.com/li/1225412

2018-05-13 11:40:12
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 さて、ツイッター上で本書を解説して来ました『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇・オン・ツイッター』ですが、本日はいよいよ第五章となりました。

2018-05-13 11:48:05
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 第五章のテーマは「禅と人工知能」です。

2018-05-13 11:48:45
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 知能とは何でしょうか?ある側面から見ると、それは世界を要素に分けて、その関係性についてシミュレーションすることです。物や事に名前をつけて、それについて論じるのです。そこで関係言語や、述語論理などの形式が研究されて来ました。

2018-05-13 11:50:02
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 哲学塾を貫くキーワードとしては、それは「分節化する」ということです。人間は生まれた時から、言葉を覚える、物事を分けて認識できるようになる、ことが賢いことと教えられます。それは、ある程度、動物においても同様です。

2018-05-13 11:51:10
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 草食動物は植物を、肉食動物は動物を見分けられるようになる必要がありますし、自分の住処に適した場所を見つけられる必要があります。

2018-05-13 11:52:03
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 そのような分節化は、人間の場合、言葉によって表象あれることになります。あれがこれ、これはあれ、と言ったように、世界をどんどん網にかけて、網に沿って認識するようになります。

2018-05-13 11:53:28
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 これはある意味、「知恵の味」で、物事を見分けられるようになると同時に、世界そのものの姿が、網の向こうに隠されてしまうことになります。

2018-05-13 11:54:22
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 このような分節化は、生物の宿命と言っていいでしょう。なぜなら、世界の分節化は、生物がこの世界に存在するその在り方によって、最初の分節化が起こるからです。

2018-05-13 11:56:12
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 第二の分節化は文化です。生態の上に、人にも動物にも文化があります。それは社会と言ってもいいでしょう。より抽象的な枠組みがあり、社会はそれを個に強いることで、全体のシステムの中に取り込みます。

2018-05-13 11:58:01
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 生物はこのように二重の分節化の中にあります。そして、その第一と第二の分節化はねじれがあります。このねじれは、時に人の精神の苦しみとなって現れます。いわくいいがたいことがあるのは、このねじれが原因となっている場合があります。

2018-05-13 11:58:43
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 さて、このような分節化に捉われるのが人間ですが、禅とは、この捉われ方をいったん外してしまうことです。普段、我々が採用している網を取り払って、あるがままの世界に自分を投げ出すことです。

2018-05-13 11:59:42
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 しなしながら、それは人の仕組まれた認知に歯向かうことです。しかし、その識の列に反抗して源流に至らんとすることが、人間探求の途でもあるのです。つまり、それが「禅」です。

2018-05-13 12:00:40
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 「禅」はシンプルには仏典で書かれたことを実践することです。しかし、実践するためには、単に字面に捉われているだけではなりません。世界と一度溶け合いながらも、教えを実践しなければなりません。

2018-05-13 12:01:44
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 ですから仏教の中でも、禅は実践であり、行為であり、言葉からの脱却を目指します。言葉から脱却しながらも、教えを実践する、とはとても難しいことです。座禅、やなんとか禅、という言い方があります。それはその行いを通して教えを体現することなのです。

2018-05-13 12:02:54
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 ですから、生活禅と言い方もあります。生活をすること自体もまた禅なのです。

2018-05-13 12:03:21
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 禅はこれまでの見方の網を外すだけではありません。その網を外し、識の源流にさかのぼりながら、新しい認識を世界に向かって再構築することでもあります。外し、無となり、また再生する。この実践は簡単なことではない。ですから禅には修行が必要なのです。

2018-05-13 12:04:53
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 修行と言っても、瞑想と行為を通じ脱却を行うことです。何か極端なことではなく、自分自身と向き合い、自分を突破することでもあるのです。自分の精神の成り立ち、身体イマージュの根源に至ることです。そこで、もう一度自分を生成する自由が啓かれるのです。

2018-05-13 12:06:10
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou

#ai哲学塾 では、人工知能にとって禅とは何か。人工知能が捉われている見方、つまり人間が与えた思考や知識の源流に至り、自らを作り変えることです。

2018-05-13 12:07:11
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