「経済学的な家族ツイート」まとめ その５７

本の虫（本体） @honnomusi

経済学的な家族の食卓2:母(夫と職場で出会って結婚してから、私は専業主婦になる道を選んだ。共働きのまま家事を外注することもできたけど、"子供の身体や人格を作る"という営みを、丸投げしたくなかった。自炊をすれば安上がりだという経済的な理由もある) 眠い目をこすりながら起きる息子と妹

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経済学的な家族の食卓3:母(ご飯を作って、洗濯をして、買い物をする。そんな繰り返しが、結婚生活からロマンを剥ぎ取ってゆき、契約という言葉にリアリティを与えてゆく) 仕事に行く父を見送る 母(私の家事を全て外注に出したら、夫は何時間働かなくてはいけないのだろうか？)

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経済学的な家族の食卓4:母(お金は本当にずるい。稼ぐのに必要な時間と、使うのに必要な時間が何でこんなに違うのだろう？私がこっそりと豪華な昼食をとれば、夫の数時間は一瞬で溶けてなくなるのだ) テレビをつけるとワイドショーが流れる 母(市場原理と技術革新により、専業主婦の余暇時間は増えた)

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経済学的な家族の食卓5:母(最近、息子の顔が日に日に深みを増しているように思う。思考の射程が伸びてゆくと、人の顔つきはここまで違ってくるものなのかと驚いてしまう。歩みを早めてゆく息子を横目に、時間を余らせて帰りを待つだけの自分が、何となくもどかしい) カギの開く音、立ち上がる母

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経済学的な家族の食卓6:母(労働市場から退出し、見守ることしかできない私は、いろんなモヤモヤを抱えながら日常を漂ってゆく。そして、決まり切ったこのセリフを、また今日も言うのだ・・・) 「お帰りなさい」