2018/04/29　月末ボードゲーム会「ＳＣＹＴＨＥ　大鎌戦役」「ウミガメの島」

ザキオ @zakio_kyusensai

諸事情あって今月は土曜に月末ボドゲ会やってきました。参加者は、ザキオ、runo氏、もつにこみ氏、オディオ氏、虚空氏の５人。お品書きは以下の２つ 　SCYTHE大鎌戦役 　ウミガメの島

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「SCYTHE大鎌戦役」は第一次大戦近くの架空の東欧諸国の列強の尖兵となり、ファクトリーなるオーバーテクノロジーを有するところから提供された大型ロボットメックを駆使して勢力争いするというもの

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マップ。やたら写真映えする。マップの真ん中に「ファクトリー」が存在し、そこを占領するとテクノロジーが得られる pic.twitter.com/34gmSo7shK

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マップ。やたら写真映えする。マップの真ん中に「ファクトリー」が存在し、そこを占領するとテクノロジーが得られる pic.twitter.com/34gmSo7shK

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各勢力の担当は以下の通り 　ドイツ帝国の尖兵ザクセン公・・・オディオ氏（黒） 　ソ連の尖兵女政治局員・・・runo氏（赤） 　遊牧民ハン国からきた蛮族・・・虚空氏（黄） 　ポーランドのクマ使い・・・もつにこみ氏（黒） 　ノルウェー王国の手先・・・ザキオ（青）

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しまったもつにこみ氏の担当は（白）でした

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プレイヤーにはリーダー駒とプレイヤーシートが配られ、序盤はリーダー駒と初期ワーカー駒2個を使って領地を経営、拡大していき、各々の勝利条件を満たすために、民心を慰撫したり、戦力を上げたり、メックを量産したりする

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相変わらずガバガバなプレイヤー揃いの月末ボドケ会らしく、一生懸命ルール説明をするruno氏の話を話半分に聞きながら「まあ、やってみないとわからんでしょう」とか言い出すいつものメンバー。今回月末ボドゲ会初参加の虚空氏ですら「とりあえず動かさないと覚えられない」とか言い出した。頼もしい

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コンポーネントが多い割にはルールは簡単で、各プレイヤーに配られたプレイヤーシート（中身は結構特徴が割れてて、メック生産得意だったり、建設や生産が得意だったりする）に記載されている「貿易」「開発」「移動」「生産」のいずれかを選択して行動するというもの。同じ行動は2回連続でできない

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マップの一部に宝箱に相当するイベント発生駒が置かれており、そこにプレイヤーがリーダー駒を送り込むとイベントが発生する。イベントのほとんどは「地元農民とあったけどどうする」①雑談して仲良くする②一緒にパーティして仲間にする③皆殺しにして物資を略奪する　とかいう他愛のないもの

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他愛ないイベントの割にはプレイヤーの勢力の民心が減ったり、戦力が上がったり、なぜかメックを強奪できたりするので恐ろしく重要。イベントの効果が高くなる種族能力を有するもつにこみ氏クマ使いと虚空氏蛮族が、序盤は激しくイベント駒を取りにマップを跳梁跋扈した

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オディオザクセン公は着々と国作りを進めるもなかなかメックを作らないため、まわりから後進国だの弱小だの散々な言われよう。ソ連runo氏はイベントカードで地元住民からメックを強奪して序盤からメックを複数体もつ有力者に。ノルウェー王国の手先ザキオはいきなりワーカー募集地を間違え出遅れた

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蛮族虚空氏は蛮族らしく全ユニットと全資源をまさかの一箇所の領地に全て集中してマップを放浪するというよくわからないプレイを披露。クマ使いもつにこみ氏は潜水艦？技術を見につけマップのあちこちに顔を出せるようになり、メックを有していない他国領地にプレッシャーをかけはじめる

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戦闘ルールもよくわからないままプレイしたのでとりあえず小競り合いをしてみようということになり、もつにこみ氏クマ使いと虚空蛮族が激突。プレイヤー勢力がパラメータとして有する戦力に、度々引く戦力カードを加味して多い方が勝つというもの。ただ、勝っても勝者が得るのは勝利点のみ

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戦闘が発生したことで各プレイヤーが今更になって勝利条件を見直し始める。このゲームはどうやら6個の勝利条件（自前の勢力パラメータが一定値を超える。戦闘に2回勝利する等）を誰かが満たした時点で、勝利条件をコインに換算して、手持ちコインを合わせてコイン数を競うというものらしい

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そして全員が気づいた。「このゲーム戦闘やっても利点が勝利条件のひとつを満たすだけで他に得られるメリットが薄い」ということ。みんな勝利条件を満たすため最低限2回は戦闘する必要あるけどそれ以外はひたすら内政するしかないという地味ゲーだということに

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全員が「京都」と呼ぶマップ中央のファクトリーを占領すると得られるテクノロジーも、プレイヤーシートにある「貿易」「開発」「移動」「生産」の4行動に１行動加わるというもので、確かにパラメーター向上には強力なんだけどそこまでがんばって欲しいというシロモノかというと悩んでしまう・・・

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戦闘にメリットがないことで急激にやる気をなくすもつにこみ氏。やることがないので各PCが物資生産用にもってる土地近くに潜水艦で浮上して物資略奪を狙いはじめる。物資をロクにもってない虚空蛮族が慌てて「オカネあげるので許してください」とかいいはじめる。このゲームで初めて交渉が起きたぞ！

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３時間も過ぎて各プレイヤーがダレはじめる。戦闘も序盤でやってしまって後はただパラメータを上げるためだけに内政を回すだけだから無理もない。そこかしこから「早く終われよ」「早く勝利条件満たせよ」とかザキオが言い出す。勝利条件をほとんど満たせてないお前が言うな

ザキオ @zakio_kyusensai

最後は得点上有利かどうかはあれだけど終わらせようということになってソ連政治局員runo氏が勝利条件を達成。点数忘れた。確かruno氏、虚空氏、オディオ氏、ザキオ、もつにこみ氏だったはず。後でruno氏に確認しよう。２位に虚空氏が入れたのは全ユニットをもって京都に上洛してたこと。そんだけ

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感想。ネットの評判も高いゲームだが、直接他プレイヤーを殴ることを好む月末ボドゲ会にはまったくといっていいほど合わないゲームだった。オディオ氏とruno氏がゲーム中度々指摘していたように「ソロゲー感」が半端ない。終始とまどいながらプレイしてたもつにこみ氏が気の毒だった

ザキオ @zakio_kyusensai

よくわからんかったのはゲームのキモであるはずのメックの存在。戦闘はメックとリーダー駒がないとできないのだが、そもそも戦闘するメリットがないので戦闘はほぼ起きない。なのでメックはワーカー駒と資源駒を運ぶだけのただのトラックとなった。でもリーダー駒でも同じことができるのだ。なんだそれ

ザキオ @zakio_kyusensai

メックを開発しないと川を渡れないルールではあるけどなんだそれと。ここの住民は船というものを知らんのかと。もうちょっとなんとかならんかったのかと。ゲームが終わった後、全員でどうすれば面白いゲームになったのかという反省会が始まる。むしろこの反省会の方が面白かった

ザキオ @zakio_kyusensai

SYTHE感想つづき。反省会であった指摘として「領土を保有する意味がない」というものがあった。ゲーム最後で一応かなりの勝利点源になるものの確かにゲーム最終ターンになるまではぶっちゃけ領土は1つでも何も支障がない。ほしい資源があれば資源出る土地にワーカーユニットをメックで運べば

ザキオ @zakio_kyusensai

大量に掘れるし、資源出る土地なくても貿易でカネを１払えば大抵のプレイヤーは2個好きな資源に変換できる。その上、序盤はイベントカード引けばそれこそ掘るより効率的に必要な資源が出てきてしまうのでわざわざワーカーユニットを分散して領土を確保し続けるメリットが薄い