蔵臼 金助選　#1日1本オススメ映画 2201～2250

蔵臼 金助 @klaus_kinske

『アンチクライスト』 モノクロ、ハイスピードの美しい映像で進行する悲劇。息子を失った夫婦は森の奥でセラピーを試みるが…。『ウィッチ』鑑賞後だと理解力が深まります。最後に“タルコフスキーに捧ぐ”と出ますが、タルコフスキーも困っちゃわないかい？ ベルイマンに捧げなよw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/eX96uvqdWk

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ＣＵＢＥ』 立方体に閉じ込められた6人の男女。ハッチを開けて他の部屋へと脱出を図るが、凄惨なトラップが仕掛けてある。不条理な状況は説明されぬまま、一人また一人命を落とす…。閉塞状況の中で迎える驚きの結末。謎は明かされぬままなのが良い。ゆえに、2、3作目の蛇足感。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/pVR64K0Ne2

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

今年は『ワンダーストラック』『犬が島』『スリー・ビルボード』『シェイプ・オブ・ウォーター』『ビューティフル・デイ』『フロリダ・プロジェクト』…と、観る映画観る映画いいのが多過ぎて、そろそろ2018年ベストを出しちゃおうかと思うw pic.twitter.com/f5ffsHQBGg

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ビューティフル・デイ』※ねたばれ 腹を撃たれた殺し屋が、呪詛をつぶやきながら主人公ジョーの足元を這いまわる。 他の部屋から甘い女性ボーカルが微かに聴こえてくる。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ fse.tw/nB1t6#all

蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ビューティフル・デイ』 昨日から頭にハンマーが刺さったままで、抜けないでいる。 下手に抜くと血がどばどば溢れそうで。 pic.twitter.com/pwiONbrCu6

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

リン・ラムジーはこの映画を撮るにあたってメルヴィルの『サムライ』を研究したのかな？　ジャン・ピエール・メルヴィルは『サムライ』で殺し屋のキャラクターを形成する時に、精神病理学を参考にしたと言う。 pic.twitter.com/0JdmtJAlfa

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『ビューティフル・デイ』においても、カメラはホアキン・フェニックスの行動様式を反復し、繰り返し描写するが、そのリズムはミニマルと言うよりはノイズ・ミュージック。そして時折観客は信じられぬ描写を垣間見る。今まで観たことのない描写を。 youtube.com/watch?v=lkmDzu…

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

観る前の予告の印象からは、「ゴスでダークな『レオン』かな？」と予測していましたが、実際にはノイジーで野蛮な『サムライ』と言った印象でした。 pic.twitter.com/TVtCML6qRV

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ビューティフル・デイ』 年老いた母親と暮らす、心的外傷を抱えた男。彼は攫われた子供たちの奪還を専門に扱う闇稼業を生業にしている。リン・ラムジーはこの特異な男を、確固たる建築物の様に構築し、描いていく。説明過少な演出で。フィルムノワールにおけるポスト構造主義。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/ytDjDncSDW

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製作は『ワンダーストラック』と同じ、Why Not Productionsだ。 pic.twitter.com/F7vK63EDIR

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『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『ザ・ウォール』『ワンダーストラック』…と、尖がった作品を作り続けて快進撃の、Amazon Studiosの新作を観て来たぜ。 pic.twitter.com/zVDpBqpGHk

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『狼は天使の匂い』 故・淀川長治氏はこの映画を“パステルで描いた殺し”と評した。原作も読んだが、この独特の雰囲気を醸成したのは脚本のジャプリゾの功績だろう。子供の情景、転がるビー玉、『アリス』のモチーフ…詩的表現が散りばめられたメメント・モリなフィルムノワール。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/MPhqbrFMAO

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『エリート・スクワッド　ブラジル特殊部隊ＢＯＰＥ』 ブラジルが舞台の、腐敗した政治家と癒着する警察、人権活動家、獰猛な特殊部隊を率いる中佐の三つ巴の死闘。題名からは想像もつかない硬派の政治サスペンス。かつてのコスタ・ガブラスを思わせるタイトな社会派ドラマです。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/C5Br7qvzV6

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・生まれて初めて連れてって貰った（記憶がある）長崎の炭鉱町の映画館。 ・ついこないだまで在った横須賀の映画館（以前は名画座だった。『血斗のジャンゴ』『ファイアクリークの決闘』を観ました） ・金沢八景に在った、昔映画館だった建物（『明日に向かって撃て！』や『ダーティハリー』を観た） pic.twitter.com/GYvwVpMoHa

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『ザ・シークレット・サービス』 この時既に爺さん感のあるクリントでしたが（撮影当時62歳か）、案の定走ると喘ぎ、犯人捕まえるのにも並々ならぬ苦労と引き換えです。贖罪の影漂わせつつピアノなんか弾いちゃって、大味美人口説くけどな。DIY暗殺銃使うマルコヴィッチも頑張れ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/OV8btHWTjl

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『マチェーテ・キルズ』 頭空っぽにして観ても疑問が次々に湧き上がる、子供が泥んこ遊びしてるかの様な下町定食屋牛丼大盛活劇。ロバート・ロドリゲスは年を経る毎に脳が退化しているのだと思う。行き当たりばったりのストーリー展開、お下品なエログロ描写。しかも金かけて！ #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/WW32aNVdTT

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Wikiによるとセイレーンは、元々半人半鳥の姿だったが、中世以降は半人半魚へと変容していったらしい。原初の姿はハルピュイアの様で恐ろしい。 レイトンやモローの絵画みたいに美化された姿での登場だったら、『サイレン』ももっと怪物に愛着が湧き、いい映画になっていたかもだ。映画のは怖いよ。 pic.twitter.com/bDTYNAegQI

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『サイレン』 “セイレーン”と言うと『オデュッセイア』にも登場する半人半鳥の怪物ですが、怪しいNPO法人（推測）が彼女を召喚しちゃうです。で、運悪くバチェラーパーティ中の一人に懐いちゃうです。格調高く演出したら『シェイプ…』みたいになるけど、本作はそうはならない。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/bM10uUFvXH

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『月を追いかけて』 『ヤング・ゼネレーション』 『１７歳』 『ルシアンの青春』 #忘れられない青春映画 pic.twitter.com/jFiKUn5kYd

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

だいたいね、ジョン・フォードとかのハリウッド製西部劇でもごく一部の作品でしか語られてない理念を、イタリアのB級娯楽映画disるために持ちだすなよ。 『スペース・インベーダー』語る時に『インターステラー』持ちだすようなものだぞ。

蔵臼 金助 @klaus_kinske

だが、たぶんコルブッチは、アメリカ人の言う“フロンティア・スピリット”に対して、『さすらいのガンマン』でストレートな返答を主人公の台詞に託して言っている。

蔵臼 金助 @klaus_kinske

“フロンティア・スピリット”がどういうものなのかは、よその国の人達の理念なので詳しくは知らないし、先住民問題と絡めて非難するつもりもない。

蔵臼 金助 @klaus_kinske

ま、日本人もローマ人やってるので、あまり大きなこと言えないw pic.twitter.com/fD43qsY3Mp

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

おそらくね、50年前のイタリアで西部劇作っていた当事者たちは、もっと酷い言われようしたと思うんだよ。 レオーネだってコルブッチだってね。 セルジオ・コルブッチはイタリア人が西部のガンマンを演じることをdisられて、こんな反論をしている。 「ヘストンだって、ローマ人やってるじゃないか」

蔵臼 金助 @klaus_kinske

先日RTで誰かが言ってたが、 「好きなものを言う時に、他のものを貶めて言うな」 pic.twitter.com/hYOFCBlrm6