アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、F-エフ-11話脚本:恋愛ドラマ的な人間模様

アニメカイジに感動し、かつ高屋敷英夫さんは子供~大人になるまで、よく見る名前なので気になった…と思ったがこの方の歴史は膨大すぎた。 今回は、F-エフ-11話脚本。 前回はF-エフ-10話脚本。 続きを読む
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まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-11まとめ1 タモツという天才を、聖と軍馬が取り合うようになっていくわけであるが、めぞん一刻の脚本・最終シリーズ構成にて、高屋敷氏が複雑な人間関係を描ききった事が思い出される。

2018-07-29 14:42:35
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-11まとめ2 めぞん一刻とは違い、恋愛ではないのだが、恋愛ドラマに近い、人間同士の複雑な絡み合いがある。また、可愛い友情を描くのが上手いだけに、BL的要素もある。それだけ、男同士の親密な関係を描くのが、高屋敷氏は上手いとも言える(たまに、百合にも適用される)。

2018-07-29 14:44:32
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-11まとめ3 聖がタモツにマシンを触らせるのは、原作ではもっと後になるのだが、アニメでは、タモツを「攻略」するために、聖が複雑な策略を巡らす。こういった所も、心理戦や知略合戦、悪知恵を好む高屋敷氏らしい。 アニオリ部分と、原作通りの部分も、複雑に融合している。

2018-07-29 14:45:47
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-11まとめ4 1話も、それ以降の回も、オリジナルを交えながら、軍馬とタモツの仲睦まじさが「強調」されていたのも、後の展開を考えると、重要な伏線になっていたと言える。 そういった、シリーズ全体を通した「構成」を見ていくのも面白い。

2018-07-29 14:46:28
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-11まとめ5 聖の存在を、1話から継続して「強調」してきたのも上手い。聖は、軍馬のモチベーションを上げる存在であると同時に、軍馬の大切な人間を奪いかねない脅威ともなって来ており、聖の存在が大きくなっていく仕組みになっている。これも、構成の上手さが出ている。

2018-07-29 14:49:00
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-11まとめ6 この段階になってくると、人間関係も複雑になって来ており、それを描く「シリーズ構成」も、実に複雑であることが実感できる。今後も、高屋敷氏のシリーズ構成の手腕を見て行きたい。

2018-07-29 14:49:29
まきもgpfb @makimogpfb

ちなみに、Gyaoで始まったワンダービートSの高屋敷英夫氏脚本回・4話についてもブログを書いたので、再掲しておきます: makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2018/07/… #はてなブログ

2018-07-29 14:52:09
リンク カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 ワンダービートS 4話脚本:高屋敷氏の野球愛 - カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 ワンダービートSは、手塚治虫氏が企画や監修に携わったオリジナルアニメ。ミクロ化してヒトの体内に侵入し、害をなす異星人に対し、同じくミクロ化して戦う部隊・ホワイトペガサスの活躍を描く。医学博士でもある手塚治虫氏の、医学解説コーナーもある。監督は、前半が出崎哲氏、後半が有原誠治氏。今回は、コンテが岩田六氏、演出が有原誠治氏、脚本が高屋敷英夫氏。 ─── 今回の話: ホワイトペガサスのルーキー・ススム(主人公)と、彼のガールフレンド・マユミは、ある日、レイという野球少年と出会う。彼はレギュラーになるべく単独特訓