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総販 @noritetsu_hkd
札幌市中央図書館で、おもしろい資料を見つけました。昭和58年4月発行、札幌市交通局高速電車建設本部技術部電気課著「札幌市高速電車 電気設備概要」 東西線新さっぽろ開業後、東豊線開業前の電気設備について解説されています。主に、案内部分を抜粋して紹介します。 twitter.com/noritetsu_hkd/…
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運行管理システム…【概要】CTC装置からの運行情報を入力することにより進路制御、自動案内放送制御等を行っている。自動回送運転システム、自動出改札装置等の他システムとも有機的に結合し、トータルシステムとしての機能を発揮させるための伝送管理機能も兼ね備えている。
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【機能】列車追跡…列車位置、信号機、転てつ器、制御起動地点情報等をCTC装置から取込み、実在列車の運行に対し計算機内で追跡処理する。進路制御…列車がある地点を通過した時、あるいは発車時刻30秒前に、信号機の連鎖関係、防護区間の列車在線、進路の競合等をチェックし進路出力制御を行う。
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運行監視…本線上の全列車の運行状況を監視し、各列車の運行ダイヤと比較し、遅れが1分以上超えている列車について、カラーディスプレイ又は操作盤に警報を出力する。システム運転管理…システムを構成する二重系計算機の運転を管理するもの。
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中央運行管理表示盤表示…運転指令室運行管理表示盤に、列車の運行状態に応じ下記表示データを出力。各駅ホーム及び基地では、在線列車の運行番号・行先、駅間では運行番号(最大2列車分)を表示。端末駅では、発時刻の一定時分前に先発予告と出発時刻を表示。出庫列車に出庫予告と出庫時刻を表示。
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案内放送…列車の運行状態に基づいた乗降客への案内放送を自動案内放送システムを介し各駅ホームに出力する。また、東西線においては、対列車通信システムを経由し、走行中及びホーム停車時の列車に対し、車内案内放送を送出できる設備となっている。
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ホーム放送は、接近案内放送・到着案内放送・出発案内放送・待合案内放送・折返案内放送。車内放送は、次駅案内放送・到着案内放送・発車予告案内放送・変更案内放送・待合案内放送を行える。実績・統計記録…運行記録・システム運転記録・運転走行記録・車両走行記録。
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ダイヤ管理…当日の営業開始又はシステムリスタート時にあらかじめ決められたダイヤ種別(平日・土曜・日祝・特別)から当日使用する営業ダイヤを決定し、実施ダイヤの編集を行う。また指令員が状況に応じ、オペコン及びカラーディスプレイにより任意に基本ダイヤの変更修正可能な機能を有する。
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ダイヤ整理…列車運行が乱れた場合のダイヤ整理については、次記の如く行っている。(自動)a遅延回復…端末駅及び途中駅において、遅れている列車の停車時分を消滅して、遅れの回復を行う。
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b等時隔…自列車の遅れと後続列車の遅れの差を計算し、後続列車の遅れの方が一定値以上大きな場合自列車の停車時分を長くして等時隔になるよう制御する。
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c走行パターン…東西線のみ機能を有し、遅延時分、列車間の遅れ差時分により列車の走行パーン情報を決め対列車通信システムを介して車上の自動列車運転装置に運転情報(F:速く、N:通常、S:遅くの3段階)を指示する。(手動)運転指令員が状況に応じ直接変更操作により運転整理を行う。
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マンマシン…本システムと運転指令員との対話を円滑且つ迅速に行うため運転指令室にカラーディスプレイ及びオペコンを設置しており、次の項目が行える。a変更入力…基本ダイヤを変更し列車を運行させる場合に入力するもので、ダイヤ整理時に使用する項目は次のとおりである。(略)
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b問かけ…自動的に決定できない処理内容について、運転指令員に対して問かけを行い判断を仰ぐもので、システムが問かける項目は次のとおりである。(略)
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c緊急入力…緊急入力は、運行に際して、停電及び車両故障等の事故又はこの復旧の場合、即入力釦に対応した処理を行うもので、緊急入力できる項目は次のとおり。「全列車自動運転整理禁止」「自動案内放送禁止」「全駅出発抑止」「南行(東行)出発抑止」「北行(西行)出発抑止」「窓修正」
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d警報…運転遅延、機器故障発生、回復等、システムが監視しているプロセスの状態に変化があった時に警報を発する。警報項目は次のとおり。(略) eモニター…システムが管理又は処理した結果を運転指令員の要求により管理情報として提供するもので、モニター項目は次のとおり。(略)
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駅案内表示(東西線のみ設備)…東西線各駅に設備されている駅案内表示装置に対し、該当列車の行先・種別の表示を下記のタイミングで行う。前駅出発後A1点通過で「○○行がきます」自駅手前のA2点通過で「○○行」自駅発車後A3点通過で無表示制御
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対列車通信(東西線のみ設備)…本システムと車上の列車自動運転装置間の各種情報送受を対列車通信システムを介し行うもので、駅近接時のTA1点通過で到着予告放送、ホーム手前のTA2点通過でデータ伝送、ホーム出発後のTA3点通過で次駅案内放送の制御を行う。
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伝送管理…南北線、東西線の運行状況を取り込み総合伝達システムを介し、各システムとの間で、次記情報の送受を行う。a乗務区CRT…乗務区において、運行状況を把握できるようCRTを設備しており、在線状況、ダイヤ変更、留置状況、東基地から出庫する列車の出庫通告を表示する。
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b…電力管理(略) c自動回送…東基地自動回送運転システムからの出庫通告の受信、本システムからの入庫通告を行う。 d終電案内…乗客サービスの一環として、南北・東西両線の終電案内、他路線への乗り継ぎ終了案内等の情報を自動出改札装置へ出力する。
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運行管理システムは今でこそ一般的ですが、昭和58年当時にここまで進化していたシステムを作り上げていたとは驚きです。 そして、東西線には指令室から駅ホームだけではなく、車内にも自動放送を流す仕組みまでできていたのにも驚かされます。なぜ使われずに終わったのか、知りたいところです。
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ちなみに、駅案内表示装置、自動案内放送システム、対列車通信システムについては、さらに詳細に説明しているページがあり、資料は複写してきましたので、また時間のあるときにご紹介したいと思います。 なお、この資料は、札幌市中央図書館に閉架資料として書庫にあるので、いつでも閲覧可能です。
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札幌市営地下鉄東西線の駅ホームに以前あった「パタパタ」の行先表示器こと「駅案内表示装置」に関して、昭和58年4月発行、札幌市交通局高速電車建設本部技術部電気課著「札幌市交通局 電気設備概要」には、次のように書かれています。(一部を抜粋します)
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駅案内表示装置は、東西線の端末に位置する停車場においては、停車中の列車の行先を表示し、中間に位置する停留場においては、接近する列車の行先を表示し、ホームの乗客に知らせるものである。表示する情報のタイミング及び表示内容については、運行管理システムで管理される。
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案内表示器の表示内容は最大40種類、表示速度は1秒あたり10フラップで、フラップ文字高は100mm、可読距離は約70m。運行管理システムより不良情報を受信した場合は、行先案内表示器を無表示にする。
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札幌市営地下鉄の初代の駅ホームへの自動放送(沢田敏子さん)である「自動案内放送システム」に関して、昭和58年4月発行、札幌市交通局高速電車建設本部技術部電気課著「札幌市交通局 電気設備概要」には、次のように書かれています。(一部を抜粋します)
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