どうだろう、筆者はこういうけれどもこれをそのまま信じるには、本文中で示された根拠があまりに少ない。 もともと航空攻撃は潜水艦によく効く。米潜水艦の対空能力…と言うか航空攻撃回避能力がどの程度だったのかも考慮したい。Uボートはそこで生存性に差がついた。
2017-07-02 07:50:14それに努力に非の打ちどころがないと言うのもどうか。装備の活用にしても、97艦攻が護衛空母の運用に難ありなら、旧式でも複葉機を持ち出すなりしたりは? それを航空屋に要求するのは無茶だろうと道理は理解するが、なら水雷屋に使い物にならないソーナーで対潜をやれと言うのは無茶じゃないのか。
2017-07-02 07:58:32それを説明しきるには紙面が足りないと言うことなのだろう。そこに疑いを持つなら、示された根拠文書をあたるなど他の文書を活用する必要があるわけだ。
2017-07-02 08:01:01航空が甘い裁定をもらったことはさておき、日本海軍は対潜術科を持たず専門家を欠いたが故に、他術科の技法を活用・発展させて対潜能力を発展させることができなかった。 あとやはり捜索武器の欠落がどこでも効いてきてる。ソーナーもレーダーも使い物にならない悲しみ。
2017-07-02 08:09:55これらの他、日本海軍の水中環境研究不足も影響したと考えられる。 いや、専門家がいないのだから当然そんな研究海軍としてはやってるはずがないのだが、民間では漁業回りでやっていたのだ。しかしこれを活用する着意はなかった。
2017-07-02 08:27:54とまあこんな具合で、日本海軍は準備に理解にないない尽くし色々やったけどどうしようもなかった。同じ轍を踏まないために、組織的・体系的な研究と反映・教育訓練を心がけよう。みたいな感じで本文は〆
2017-07-02 09:12:33結論に特別さしてはないけども、私はこれを日本海軍にも学習、対応する能力があったことの証明としても記憶しておきたい。 最初にも言ったけど、彼らは脅威を認識するや対応を始め、兵力をあてがい、質量ともに改善していった。準備不足故に拙いものとなったが、それは別に否定材料にはなり得まい。
2017-07-02 09:26:27準備不足をさして先見の明がないとかそういうのはまあそうかもしれないが、アメリカだってイギリスがボコボコにされてるのを眺めながら意気揚々と参戦したくせにUボートに良い様にされたのだし、まあそんなもんだろう。
2017-07-02 09:31:47ただそうなると、なぜ潜水艦の運用ではあらゆる情報を無視して妄想の具現に注力したのか余計に分からなくなってしまうのだが……。
2017-07-02 09:41:31