#しょーじ先輩と女情報屋

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201 首筋に舌を這わして舐め上げられる 「ンンっ//…あ、じゃあ…さっきの社長さん…」 『ブー、ハズレー』 「えー？！じゃあさっきの不倫相手？！」 『はい残念、諦めて』 耳朶を甘噛みして服の中に彼の手が入り込む 「…ぁんっ//…」 #しょーじ先輩と女情報屋

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202 しばらく悪戯されていると後ろから寝息が聞こえた 「うそ…//」 スウスウ東海林さんが眠っている 「…疲れた顔してる…」 （疲れてたのかな…？） ーー 『うるせえ、暫く俺に話しかけんじゃねえよ…』 イラついて藤堂に当たってしまった #しょーじ先輩と女情報屋

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203 昨日は彼女を抱きたかったのに藤川のことで寝不足だったせいで、途中で寝てしまった その元凶とも言えるコイツの顔を見たら腹が立ってきた （八つ当たりなのは分かってんねん…） 『チッ…なんで藤堂の情報なんか…』 ーー おかしい… #しょーじ先輩と女情報屋

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204 あれから東海林さんが毎晩私の家に泊まりに来る… （なぜ…？） 理由を聞くと『いや、ドラマの続きき気になるし…』と言って毎日ドラマを見るけどいつも退屈そうに見ている ドラマに飽きてくると悪戯されてベッドに連れていかれる… #しょーじ先輩と女情報屋

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205 何か嫌なことでもあるのか、いつもより余裕がない 「…あ！…あん！…しょうじさ…も…抜いて…っ」 『ああ？…どっちを抜けって…ッ？』 後ろに入れられた親指をさらに深く入れられて、秘部に埋まった彼自身が奥を突き上げる 「…ぁアッ…！！」 #しょーじ先輩と女情報屋

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206 「後ろ…の指っ…抜いて…っ、くるし…っ」 『嘘つけ、こうした方が締め付けるくせに…』 ぐりっと親指を回すと激しく腰を動かした 「ぁっ！//…もぉ…やぁ…っ」 苦しさと快感でビクビクと身体を反らせて達すると背中の東海林さんが短く息を詰めた #しょーじ先輩と女情報屋

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207 『っ…！！』 ドクっと中に熱いものを感じるとようやく後ろから指抜かれた 『…はぁ…は…』 疲れた顔をして東海林さんがベッドに倒れる 「東海林さん…ちゃんと…寝れてる…？」 彼の頬に手を伸ばすと手を握られた 『お前は何も心配するな』 #しょーじ先輩と女情報屋

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208 やんわりと微笑むと唇にキスをくれる 「…私の家で眠れないなら…一度自宅に戻った方が…」 『…。…ええやん…一緒におりたいねん…』 「…それは嬉しいんだけど…貴方の身体が心配で…」 『大丈夫やって…ちょっと考え事多いだけや…』 #しょーじ先輩と女情報屋

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209 東海林さんが私の身体を抱きしめると『悪い…少し寝る…』といって眠りだした （何か…あったのかなぁ…藤川に聞いてみようかしら…でもまた怒られるかな…） ーー 「藤川？最近何かあったの？そっちで…」 藤川《不用意に電話してこない方がいいぞ》 #しょーじ先輩と女情報屋

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210 「やっぱり何か…」 藤川《もうアンタはこっちの人間じゃねえんだから…何も知らねえ方がいい…》 ブチっと電話を切られた ーー 毎日のように迎えに来ていた東海林さんが珍しく仕事帰りに現れず、1人バーへ立ち寄った マスター《いらっしゃい》 #しょーじ先輩と女情報屋

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211 「最近、向こう、騒がしいの？」 マスター《…さあ…私には…》 そう会話をしていると横の客が話しかけてきた 客《貴方も情報屋…？あの刑事とはどんな関係…？》 (この人…この前藤川と間違えて声をかけてきた…) 「…刑事？何のこと？」 #しょーじ先輩と女情報屋

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212 《フン…情報屋は否定しないんだ…ここでこの前一緒に呑んでたじゃない？》 綺麗な顔で笑うがどこか恐ろしい 「ただの常連同士の顔馴染みです、情報屋をお探しならマスターにどうぞ？」 《貴方に興味があるのに…顔馴染みを家に呼ぶの…？》 #しょーじ先輩と女情報屋

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213 （…この人…知ってる…？！） 「…何が目的…？」 《別に、便利な情報屋が欲しいだけ》 「断ったら…？」 《監禁してでも情報売ってもらうよ？》 「っ？！」 （この人…ヤバイ人だ…） 《ね？だから求めた時には協力してね…？》 #しょーじ先輩と女情報屋

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214 綺麗な顔が笑ったがどこか恐ろしく感じた 連絡先を教えると長い髪を翻して店を出て行った 「…マスター…もし私に何かあったら彼に連絡してね…それから今の事彼には黙ってて」 《……》 ーー 会社にいると東海林さんからの突然の電話が鳴った #しょーじ先輩と女情報屋

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215 『悪ぃ…藤川の携帯の現在地、調べてくれないか？』 少し息を切らして慌てた様子で話す彼 私を頼って来ていることで緊急だと察した 「30秒待って」 『悪い…この近くのはずなんだ…』 携帯を首に挟み、パソコンで調べて正確な位置を彼に伝える #しょーじ先輩と女情報屋

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216 『助かる…それからお前今日はもう退社して家帰れ、分かったな？』 理由を尋ねようとしたがブツっと電話は切られた 藤川の携帯の位置を追いかけるが、彼に伝えた地点から数十メートル動くとそこから動かなくなった （…ちゃんと会えたのかしら…） #しょーじ先輩と女情報屋

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217 その晩、彼の帰りは遅く 苛立ちを隠せないまま帰ってくるなり、ベッドに運ばれて抱かれた 何度も欲を放った後、落ち着いた彼にポツリと言った 「…誰か…亡くなった…？」 『…お前に隠し事…できへんな…、、藤川が殺された』 「え？！」 #しょーじ先輩と女情報屋

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218 『…あいつ最近おかしくてよ…俺と自分の繋がり上層部に話すからこっちの情報くれとか…』 「…脅されてたの…？！」 『…今裏街道騒がしいし…ってお前に言ってもしょうがないな…悪い』 話を切った彼がため息をついた 『…俺疑われるだろうし…』 #しょーじ先輩と女情報屋

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219 『…しばらく動けへんなぁ…』 「大嫌いな書類整理？w」 落ち込む彼を元気付けようと明るめの声で言うと頭を撫でられた 『…あんなん刑事の仕事じゃねえしw…でも、ありがとな…』 横でフッと笑うと急に真顔になった 『絶対犯人捕まえてやる…』 #しょーじ先輩と女情報屋

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220 『お前も…辞めたとはいえ気をつけろよ？今…何があるかわかんねえんだからよ…』 「うん…」 ーー 『…くそっ…内勤なんかやってらんねぇ…』 帰ってくるなり深いため息をつく 「ちゃんと内勤してるのね…？」 『…どーゆー意味だよ…』 #しょーじ先輩と女情報屋

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221 「…内勤の仕事が出来ないわけじゃないんだなぁって…ふふ…」 明るく笑いながら答えると彼が苛立ち、怖い顔でソファに押し倒された 『…俺が出来へんわけないやろ…』 「…ごめん、深い意味は…んむっ」 うるさいと言われて口をキスで塞がれた #しょーじ先輩と女情報屋

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222 「…んっ…ふ…//」 指を絡めてソファに押し付けられた手を彼の指が撫でる 「…どうしたの…？」 『…藤川が殺されて、お前の事頭に過って…正直怖くなった』 「…大丈夫だよ」 『…本当はどっか閉じ込めておきたいんやけどなぁ…』 #しょーじ先輩と女情報屋 pic.twitter.com/NCeyV9ReVL

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223 「刑事が監禁しちゃうの？w」 ふふっと笑って見せれば釣られて彼が微笑む いつも仏頂面の彼がホッとしたように笑うのが好きだった 『それもそーやな』 もう一度ゆっくりと優しくキスを落とすとパッと顔を上げた 『ええこと思いついた…』 #しょーじ先輩と女情報屋

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224 「何？」 『お前の事動けんくらい抱いたら、お前この家から出れへんなぁって』 「やめてください//」 『これなら犯罪やないやろ？』 子供みたいに悪い笑みを浮かべた彼の首に腕を回した 「お手柔らかにお願いします…//」 #しょーじ先輩と女情報屋

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225 再び降りてきたキスを受け止めると次第に深くなり、優しい指が肌を滑って熱を上げていった ーー 「…要人警護？」 『…しばらくホテル住まいなんだよ…ハァ…』 私の部屋に蓄積されていた彼の荷物をスーツケースに詰め込みながら彼が溜息をついた #しょーじ先輩と女情報屋