北海道電力は旧式の火力発電所が多く、とにかく燃料コストが大量にかかっていた。しかし泊原発と割と豊富な水力発電があったので、火力はそこまで比重が大きくなく、新しい発電所を立てるほどもなくなんとかなってた。
2018-09-06 21:23:45今回被災し、北海道全域が大ダメージを被る原因となった苫東厚真発電所が165万kWで道内の半分!とニュースで騒がれているが、泊原発は3号炉まで合わせると200万kW。これが停止し、北海道電力は非常に困っていた。
2018-09-06 21:27:19そもそも足りてないのも困る。今回の大停電で最悪の形で具現化してしまったが、電力網の余裕がないのは本当に危険な事。 ただ、北海道電力はそういう長期的な視野抜きにしても物凄く困っていた。 燃料費の莫大な増大だ。
2018-09-06 21:28:54ほとんどうちは原発だから、旧式火力でもまーいいや。が50年も前の旧式火力発電所たちが主役になってしまった。恐ろしいほどの速度で燃料費に消えていくお金を見て北電幹部たちは真っ蒼になってしまった。
2018-09-06 21:30:1957万キロワットが3号機合計で170万キロワットの構成だ。 そしてその第一号機は2019年2月の稼働を目標に、最終調整の真っ最中だった。
2018-09-06 21:33:18今、砂川発電所のたった12.5万kWと水力発電所の30万キロワットで札幌市中心部など、主要部が復旧してきた。ここに最新鋭57万キロワットがあればどれだけ停電時間が短くなったことか・・・・と悔やまれる。
2018-09-06 21:37:05北電はちゃんと増強計画を多額の資金をもって進めていました。本当に完成間近だった。そもそも泊原発が再稼働していれば何の問題もなかった。泊が動けば無駄になる施設をキチンと決断し、作っていた。 それを、準備してなかったかのように叩く奴はキチンと調べるべき。
2018-09-06 21:41:07あと、これもあんまり知られてないけど、本州と北海道を結ぶ送電線の「北本連系設備」は今は60万キロワットが容量で、今フル容量で送電しようと準備している。
2018-09-06 21:42:14この北本連系の30万キロワットの増強と、石狩湾新港発電所の57万キロワットさえあれば、本当に状況が違ったはず。 それが、来年の3月だったのだ。本当に惜しい。
2018-09-06 21:45:09