【R18】真奈美の性活日記 第四話

真奈美に新しい母親ができたことを知った友達が、突然家を訪ねて来た。そこで・・・
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まとめ 【R18】真奈美の性活日記 第三話 姉のような継母・愛魅と親交を深めてゆく真奈美。 4868 pv 3

 
 
 

第四話 友達の前で

愛魅の過去1 ■

夢乃 @iamdreamers

先日の愛魅さんとのショッピングで判ったこと。 愛魅さんはいくつかの会社の株主であること。優待を受けられるほどの。(それとも、持株が少なくても優待って受けられるのかな?) 大手カード会社のブラックカードを所有していること。 #twnovels

2018-09-08 12:16:58
夢乃 @iamdreamers

まだ二十二で、ご実家とも縁を切って事実上の天涯孤独の身で、どうやってそんなに懐を温めたんだろう。その謎は、期末試験中の早く帰ったある日、愛魅さんとのセックスの後(試験中にヤるなっ、なんて言わないでね)、控え目に聞いてみたら教えてくれた。 #twnovels

2018-09-08 12:17:29
夢乃 @iamdreamers

「株取引で儲けたの」 愛魅さんは汗に塗れたわたしの肉体を真白いバスタオルで拭き取ってくれながら事もなげに言った。 「株?」 「うん」 「お姉様、そんな知識もあるの?」 「まぁね。ソープやる前は証券会社に勤めてたからね」 愛魅さんは誰でも知っている有名な証券会社の名前を挙げた。 #twnovels

2018-09-08 12:18:38
夢乃 @iamdreamers

「そんなところに入ったのに、なんで風俗なんてしてたの? あ、ごめんなさい。失礼なこと聞いて。別に風俗が悪いってわけじゃ」 慌てて手を振るわたしに、愛魅さんは天使の微笑みで応えてくれた。本当に愛魅さん、いつでも素敵。 #twnovels

2018-09-08 12:19:02
夢乃 @iamdreamers

「いいよ、気にしなくて。うーんとね、あたし、学校を出てから最初にそこに勤めたの。学生時代からそっち関係の勉強をしてたし。入社して半年くらい後かな、会社の、結構偉い人と二人で仕事したのね」 わたしは愛魅さんの話を聞き漏らすまいと耳を澄ませた。 #twnovels

2018-09-08 12:19:35
夢乃 @iamdreamers

「で、その上司が買おうとした株の銘柄が、あたしから見たらヤバい奴だったの。ハイリターンだけどリスクも高くて、上がるより下がる確率の方がかなり高いと思えて。そのお偉いさんに取引を止めるように言ったんだけど、聞き入れて貰えなくて」 #twnovels

2018-09-08 12:20:07
夢乃 @iamdreamers

わたしは息を呑んだ。 「何て言われたかな。『新人の小娘に何が解る! 俺に文句を言うな!』だったかな、そんなことを言われて。結局、その上司の思う通りに大量に買った結果、それが暴落しちゃって」 何となく、先が想像できるけれど、続きを待った。 #twnovels

2018-09-08 12:20:53
夢乃 @iamdreamers

「それでさ、お客さんに凄い損失出しちゃって。あたしの予想以上の大暴落だったし。当然その人、責任を問われたんだけど『無知な新人が余計な横槍を入れたからだ』って責任を全部あたしが被されて、で、辞めさせられちゃった」 #twnovels

2018-09-08 12:21:44
夢乃 @iamdreamers

「ひどいっ お姉様、全然悪くないのにっ」 わたしは思わず叫んだ。だって、本当に酷いじゃない、その人。自分が悪いのに、それをお姉様に全部押し付けるだなんて。 「ありがと。もう昔のことだから」 そう言うお姉様の笑顔はとても素敵だ。 #twnovels

2018-09-08 12:22:11
夢乃 @iamdreamers

「続きだけど、ひと月くらいは何もする気になれなかったけど、気をとりなおして仕事を探して。最初は証券とか金融関係の仕事探したんだけど、あたしの名前が広まってるみたいでさ、どこも雇って貰えなくて」 「・・・」 愛魅さん、わたしと大して違わないのに、そんな苦労をしたんだ・・・ #twnovels

2018-09-08 12:22:39
夢乃 @iamdreamers

「それでやっと、風俗の仕事を見つけて、半年くらいはそれこそ死に物狂いでやってたなぁ。ほとんど文無しだったから。一日十人相手したこともあったよ。兎に角お金を貯めて、それを元手に株を買って、増やしていったの」 #twnovels

2018-09-08 12:23:10
夢乃 @iamdreamers

「・・・お姉様、そんな辛いことがあったんだ・・・全然知らなかった」 「自分から言いふらすことでもないからね」 「会社を辞めさせられてなかったら、今もっとお金持ちだったんじゃない?」 「どうかなぁ。お客のお金を扱うだけで、自分はそんなに儲からなかったかもね」 #twnovels

2018-09-08 12:23:35
夢乃 @iamdreamers

「そうなの?」 「証券会社の社員なんてそんなものよ。それに、クビにされたから睾士さんや真奈美ちゃんと出逢えたんだし、結果的にはよかったな」 「・・・うん、そうよね」 まだ知り合って四ヶ月くらいしか経っていないのに、今のわたしは愛魅さんのいない生活なんて考えられないもの。 #twnovels

2018-09-08 12:24:12
夢乃 @iamdreamers

そう考えると、愛魅さんがその会社をクビになって良かった、と思える。そんなことを思うの、愛魅さんには失礼かもしれないけれど。でも、愛魅さんも今はこうして素敵な笑顔を向けてくれるんだもの、愛魅さんにとっても良かったんだよね。 #twnovels

2018-09-08 12:24:54
夢乃 @iamdreamers

「長話になっちゃったね。真奈美ちゃん、シャワー浴びようか。汗を拭いただけじゃさっぱりしないものね」 「はいっ」 この後、シャワーを浴びながら、もう一度愛魅さんとレズセックスした。お姉様、大好き。 #twnovels

2018-09-08 12:25:18

夢乃 @iamdreamers

期末試験の最終日。あとは午後の一科目を残すのみ。わたしは仲の良い友達三人と、屋上でお弁当を食べていた。 「もう、ウチの学校、テスト科目多過ぎっ いくら進学校だからってなんで十七科目もあるのよっ」 小埜寺絵梨那(おのでら えりな)が憤慨するように言う。 #twnovels

2018-09-08 12:26:13
夢乃 @iamdreamers

「絵梨那、今日は勉強してなくていいの? 昨日まではお弁当食べながら教科書開いてたのに」 古森澤慶子(こもりざわ けいこ)が揶揄うような口調で言った。 「いいのいいの、残ってるのは倫理だけだから。あれはあたし、いつも直感で答えてるからね」 #twnovels

2018-09-08 12:26:48
夢乃 @iamdreamers

「そう?」 園邑芹香(そのむら せりか)が首を傾げる。 「な〜によ〜」 「絵梨那って、倫理に限らず、全部直感なのかと思ったから」 大人し気な、虫も殺さぬ笑顔を浮かべて辛辣なことを言う芹香。 「芹香、ひっど〜 あたしだってちょっとは考えるよ〜」 でも。 #twnovels

2018-09-08 12:27:19
夢乃 @iamdreamers

「それ解るなぁ。絵梨那のテストの点数見ると」 追い討ちをかけるようなわたしの言葉に慶子もうんうんと頷く。 「えー、三人ともそんな風に見てたわけー? ひっどいなぁ。く〜、いつか見返してやるっ」 如何にもという感じで悔しがる絵梨那に、みんな笑いが漏れる。 #twnovels

2018-09-08 12:27:53
夢乃 @iamdreamers

「そう言えばさ」 ひとしきり笑ったところで、また絵梨那。 「この間の日曜、星花街に行ったのよ」 「おーおー。試験直前に余裕あったんだねぇ」 慶子が茶々を入れる。 「最後の息抜きよ。それでさ、その時、すっごい美人の二人組を見たのよ」 #twnovels

2018-09-08 12:28:24
夢乃 @iamdreamers

「へぇ。それが?」 それがどうしたの?と言う風に慶子。芹香も、何も言わないけれど、その表情は慶子と同意見。 「それが、本当にすっごい、絶世の美女なのよ。しかも二人連れだって。すれ違う人たち、男も女も振り返るし、すれ違ってない人もみんな二人に見惚れてるし」 #twnovels

2018-09-08 12:29:13
夢乃 @iamdreamers

そんな人、わたし、一人知ってる。愛魅さん。愛魅さんも道を歩けばみんな振り返るよね。この間もそうだったし。そんな人が他に二人もいるなんて、世界は広い。いや、狭いのかな? そう言えば、愛魅さんと星花街に行ったのも日曜日だった。時間が合えば、美女三人が一堂に会したかも。 #twnovels

2018-09-08 12:29:48
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