宗介HAPPY BIRTHDAY2017

隣人宗遙bot @Sohdearharuka

遙「宗介」 宗「あ？」 遙「誕生日、おめでとう」 宗「あーもう9月も半分すぎたのか。早いな」 遙「おい」 宗「ん？」 遙「この手はなんだ」 宗「いや、まぁ…」

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宗「わざわざそれを言うために今日は泊まりにきたんだろ？ならこの流れだろ」 遙「…明日出掛けるから手加減しろ」 宗「わかってっから、お前もあんま可愛い反応すんなよ？」 遙「したことない」 宗「へいへい。できるだけ手加減してやるよ」 →お取込み中ですので、続きはまた朝にｗ

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遙「腰が痛い…」 宗「……ん」 遙「おい起きろ。朝何がいい？お前の好きなものにしてやる」 宗「あーじゃあ……ハル？」 遙「寝惚けるな」

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宗「ふぁ～。お、生姜焼きか。美味そうだな」 遙「寝癖がひどいぞ。朝食の前にシャワー浴びてきたらどうだ？」 宗「ああ。一緒に入るか？」 遙「俺はもう入った」 宗「ちっ」

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遙「お前がちゃんと希望を言わなかったから適当に作った」 宗「希望は言っただろ」 遙「……」 宗「何が言いたい」 遙「お前もオヤジになったな」 宗「うるせぇな！」

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宗「ほら、メット」 遙「ん」 宗「ちゃんと道案内しろよ」 遙「ああ」 宗「この前みたいに気持ちいいからってバイクの後ろで寝ようとすんなよ」 遙「わかってるっ」

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宗「はぁ…ほんとこの前は焦った…急に腹んとこから腕が離れようとして…」 遙「バイクの後ろがこんなに気持ちいいと思わなかった」 宗「だからって寝るか普通！俺が慌てて腕を握ったからいいものの！」 遙「もう大丈夫だ」 宗「…今度やったら腕を腹んとこに括り付けるからな」

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遙「ここを左に曲がって真っ直ぐ行くと目的地だ」 宗「おう。…て、ここ」 遙「プールだ」 宗「てめぇが泳ぎたいだけだろ！」 遙「ダメか？」 宗「ダメじゃねぇよ。泳ぎたかったんだろ？」 遙「…お前は泳ぎたくないか？」 宗「そりゃ泳ぎてぇよ。久々だしな」

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遙「おい」 宗「あ？」 遙「泳ぎたい」 宗「準備体操は絶対だ」 遙「大丈夫だ」 宗「大丈夫なわけねぇだろ。足攣ったらどうすんだ」 遙「俺は大丈夫だ」 宗「俺が大丈夫じゃねぇんだよ、付き合え」

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遙「…そ、すけ……くるし…」 宗「あぁ？現役のスポーツマンなんだからまだいけんだろ？」 遙「こ、こまで…おさな、くても…」 宗「お前毎晩もっと体曲がってん…ぐっ」 遙「いい加減にしろ。交代だ」

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宗「つかプールならいつもんとこでいいだろ」 遙「いや、ここは2時間だけ貸切にできた」 宗「あ？そういや誰もいねぇな」 遙「お前、他人がいるとあんまり泳ぎたがらないだろ」 宗「あー…まぁ別にそんなつもりはなかったが…」

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遙「余計なお世話だったか？」 宗介が遙の頭にポンッと手を置く。 宗「サンキュ」 遙「……」 遙が嬉しそうに目を細める。 宗「っ！も、もう準備体操もこんぐらいでいいだろっそろそ…」 バシャン！ 宗「どんだけ水に入りたかったんだ…！余韻とか考えろあのバカ…」

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遙「ぷはっ」 宗「相変わらずだな」 遙「？」 宗「泳ぎだ」 遙「いつも見てるだろ」 宗「こんな広いところでのびのび泳ぐこともないからな。久しぶりにお前が自由に泳いでるとこ見た」 遙「お前も久しぶりに豪快に泳いでるな」 宗「お前に感化された」 遙「ふっ…」

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宗「よくこんなところ探したな。きちんと整備されてるし、いいじゃねぇか」 遙「真琴に協力してもらった」 宗「ま、そうだろうな」 遙「一応…自分でも探した…」 宗「…ふ。ああ、サンキュ」 チュッ(遙の口に軽くキス) 遙「……っ！」

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(遙が顔を真っ赤にして俯く) 遙「…一回」 宗「ん？」 遙「もう一回…」 宗「え！？」 遙「泳いでくる…！」 バシャン 宗「……ぷっ！戻ってきたらもう一回口塞いでやる」

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宗「おい、そろそろ2時間だぞ」 遙「ああ。シャワーも浴びれるから浴びていこう」 宗「そうだな。このままバイクに乗ると風邪ひきそうだし」 遙「次の利用者も来るだろうから急ごう」

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『え！あれ！？』 宗「次の利用者が来ちまったみたいだな」 遙「ああ、すぐあがろう」 『あ、あの！ちょっと！』 遙「？」 『すみません…七瀬遙選手じゃないですか？水泳の！』 遙「……？」

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宗「こいつのこと知ってんのか？」 『はい！もちろです！』 宗「へぇ～お前有名なんだな」 『水泳界ではそりゃもう！』

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『見目の美しさももちろんですが、泳ぐ姿はまるで人魚！』 『鋭い泳ぎでまるで鮫のようなイケメン選手の松岡凛と並んで今一番の注目選手ですよ！』 宗「へー。お前そんな風に言われてるんだな」 遙「さあ？」 宗「相変わらずそういうところは無関心だな」

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『あ、あの失礼ですけど…写真とか…』 遙「嫌だ」 『や、やっぱりダメ、ですよね；』 宗「悪いな」 『いえ！あの、握手だけでもお願いできませんか！？』 遙「握手…」

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宗「そんぐらいしてやったらどうだ？」 遙「お前は嫌じゃないか？」 宗「は？」 遙「この前貴澄に手相見てもらってた時に怒ってただろ」 宗「…あーあれは貴澄だったからな」 遙「どう違うんだ？」 宗「いいから握手してやれよ」 遙「わかった」

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『ありがとうございます！！！』 『わ～憧れの七瀬選手と握手できるなんて夢みたいだ～』 遙「大袈裟だな」 『そんなことないですよ！』 『これからも応援してます！頑張ってください！』

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遙「はぁ。うるさかった」 宗「お前有名人なんだな」 遙「別に」 宗「まぁ、真琴と貴澄に聞いてたからなんとなくは知ってたが」 遙「関係ない」 宗「凛とセットで有名ってのは少し気に喰わねぇけど」 遙「俺に嫉妬するな」 宗「……」 遙「なんだ？」

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宗「いや、どっちに嫉妬していいかわかんねぇなって思って」 遙「は？」 宗「いい仲間、いいライバルとしてはお前が羨ましいが…。お前の恋人としては、凛に嫉妬するだろ」 遙「……」 宗「ん？」 遙「早くシャワー浴びて行くぞ」 宗「あ、ああ」

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あああああ今日のハルの顔はいちいち可愛いすぎんだろふざけんなっ！(宗介)