震災後1年の間に私に何があったかをまとめた。

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silenzio | I have seismophobia @fear_of_quakes

震災後1年の間に私に何があったかを書いておこうと思う。

2018-09-17 18:15:41
silenzio | I have seismophobia @fear_of_quakes

震災直後: 手が震えてしまい、勉強にならない。 動悸がした。 不安を打ち消そうと興奮気味だった。

2018-09-17 19:30:18
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震災1週間後: だんだん被害の全容がわかってきた頃。 無力感と絶望感に打ちひしがれた。 この時、ショックで「心が凍った」気がした。 感情が消えた。

2018-09-17 19:31:50
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震災2週間後: 夜が来るのが怖くなった。 夜に地震が来て、この天井が私に落ちてきたらと思うと眠れなくなった(入眠困難)。 不安が強くなった。 手の震えは治まってきた。

2018-09-17 19:33:18
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震災3週間後: 震災のことを少しずつ忘れてきた。 不安や恐怖が治まってきた。

2018-09-17 19:34:34
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震災1か月後: たまたまニュースで地震の報道を見る。 それ以後、症状がひどくなる。 ※これを見ているあなたへ※ 震災の報道を見てもいいことは何もありません!

2018-09-17 19:37:54
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震災2か月後: 入眠困難に加え、中途覚醒が起きる。 入眠困難がひどくなり、布団に入っても2時間以上眠れない日が続いた。 疲労が限界になった。 学校に行きづらくなった。

2018-09-17 19:39:09
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震災3か月後: 当時の日記が「心身ともに疲れ果てました。休ませてください。もう限界です。」といった言葉でいっぱいになる。 担任に「フリースクール」を勧められるが、両親が反対。 私自身この学校が好きだったので、通い続けることに。

2018-09-17 19:41:17
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震災4か月後: 入眠困難は相変わらずだった。 寝ようとすると必ず地震のことを考えてしまうようになった。 どんなに眠れなくても朝は学校に行かなければならず、それが一番の苦痛だった。 朝が来るのが怖くなった。 この頃から抑うつ状態になる。

2018-09-17 19:46:25
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震災5か月後: 心身の疲労と両親の叱責(学校に行け、夜は早く寝ろ、朝ごはんを食べろ、など)から希死念慮を持つように。 ご飯の味がわからなくなり、ポテチを1袋/日で食べるようになる(塩気だけは感じられたし、体がそれを欲していた)。

2018-09-17 19:48:40
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震災から半年後: 恩師に出会う。 彼女がいなかったら私は死んでいたと思う。 恩師とは、Twitterの友人であり、震災の被災者である。

2018-09-17 19:50:10
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7か月後: 体調は一進一退(希死念慮、入眠困難、倦怠感が主訴)だった。 心身ともに限界を感じ、初めて自殺(近所の川に、高い橋から飛び込み)しようとする。 ただ、恩師の言葉に励まされ、川辺まで行って引き返すことに。 帰宅後、両親からひどい叱責を受ける。

2018-09-17 19:52:54
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8か月後: 恩師の優しい態度や言葉により、「凍った」感情が一気に「溶け出した」。 あの痛ましい震災の映像で冷凍保存されていた私の感情(悲しみ、苦しみ、失望感、喪失感)が一気に解凍され、感情が戻ってきた。 どんなにつらくても泣けなかった(涙が出なかった)私が、涙が出るようになった。

2018-09-17 19:55:27
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9か月後: 過覚醒になり、興奮気味になる。 あらゆる揺れ(トラックの音や、高架橋での電車の振動など)に敏感になる。 学校の代わりに行っていた、図書館に行けなくなる(蔵書の下敷きになることがあまりにも怖かったから)。

2018-09-17 19:57:39
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10か月後: 感情が溢れ出た、と以前書いたが、今度は制御がつかなくなり、毎晩布団に入ると泣いていた。

2018-09-17 19:59:28
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11か月後: 情緒不安定になり、涙腺が緩む。 だが、辛い時に泣けるようになったことが嬉しかった。 それを境に、少しずつ回復してくる。

2018-09-17 20:01:25
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震災から1年後: 入眠困難や希死念慮などの症状が、ある程度ハンドルできるようになった。 何度も希死念慮に苦しめられたが、そのたびに恩師の言葉を思い出して耐え抜いた。 やがてそれが「こんなにつらいのに、私は生き抜いてきた」ということへの自信になり、回復へ向かう。

2018-09-17 20:05:28
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その他: もちろん、私の諸症状(恐怖症、希死念慮、入眠困難など)は一進一退を繰り返しているし、全快などしていない。 ただ、恩師の言葉に私が何度も何度も励まされてきた。そのたびに「もう少し、生きよう」と思うようになった。

2018-09-17 20:08:02
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ちなみに恩師はTwitterで、いまどこにいるかはわからない。 第一、恩師は私のことなど忘れていると思うので、探す気にもならない(当時のユーザー名はもちろん覚えているが)。 「恩師の言葉」と言っているが、一度きりのリプライだったため、何度も会話をした訳では無い。

2018-09-17 20:14:34
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また、両親の叱責は相変わらずだ。

2018-09-17 20:15:45