アレフガルダーズ ver12.72 新竜王政権成立!ハッピーエンドな雰囲気だけど、これ実質軍事独裁だからね?

ver10から続いていた300年後のアレフガルド世界の戦乱は、外敵全部排除したことと、新しく強力な軍事独裁政権が誕生したことで一区切りとなりました。ナポレオン戦争でいうと1804年あたりの状況です。 こちらはアレフガルダーズのチュートリアル的なまとめです。 https://togetter.com/li/1157738
0
A.T.O運営 @scribblingtails

アレフガルダーズ ver12.72 用語説明 NPC:ノンプレイヤーキャラクター PC:プレイヤーキャラクター PT:パーティー ダズリン:サーバー300ドムドーラにいる、サマンサの子孫。覚えてる人いるかな?

2018-09-20 01:03:17
A.T.O運営 @scribblingtails

これまでのお話 ラダトームのお城ではアレフガルド人民及び諸種族の竜王リンドラッヘの戴冠式の準備で大忙し。なんか本家竜王五世はすごく乗り気で早く始めたいと言い出したので戴冠式開幕。

2018-09-20 01:03:18
A.T.O運営 @scribblingtails

主人公イックス「もっと中に入れないの?」ラダトームのお城謁見の間の手前でブロックされていた。兵士「式典の最中はご遠慮願います」「しょうがないぜ」「いつものことだよね」ニッキーの言うとおり、このゲームではプレイヤーは傭兵なので格式の高いイベント会場には入れてもらえないことが多い。

2018-09-20 01:03:19
A.T.O運営 @scribblingtails

MMOだと、どんなアホにも公衆の面前で場をわきまえずチャットを垂れ流す権利が与えられてしまうのでしょうがないのだ「始まったみたいよ」「ここからでも見えますね」おとなしくイベントを見学しよう!「あの真ん中のがリンドラッヘ?」「竜王そっくりな衣装を着てるな」「竜王五世が入場したぞ」

2018-09-20 01:03:19
A.T.O運営 @scribblingtails

会場内に視点を移すと「続きまして、竜王五世陛下のご入場です」司会のインドゥサがそつなく式を進行させている。会場は真ん中にリンドラッヘとその取り巻きが居て、その周りにルプガナ、ペルポイの大使、テパの特使が並び、議会の親リンドラッヘ派も数人参加している。そしてさらにその外周には

2018-09-20 01:04:34
A.T.O運営 @scribblingtails

「あのときの少尉さんが竜王様だなんて」「俺たちも参加していいのか?」アレフガルド市民多数、そして「それにしてもアレ......」他にも「ピギー!ボクは王党派のスライムじゃないよ」「グルル!俺たちの竜王様!」「お城!はじめて」その辺の友好的な魔物やリカントたちも一緒くたに招待されていた。

2018-09-20 01:04:35
A.T.O運営 @scribblingtails

これはリンドラッヘ本人の意向によるもので、先のリムルダール北の会戦で大活躍した魔物やそうでないのもできる限り呼びたいとのことだった。サイズ的にギガンテスとストーンマンは外で待機だが「では竜王五世陛下、こちらへ」「うむ」五世、何かを両手に持ってリンドラッヘの前に進み出る。

2018-09-20 01:04:35
A.T.O運営 @scribblingtails

司会「これより竜王五世陛下からのお言葉があります」ざわざわが収まるのを待って「オッホン」もったいぶって曰わく「本日、余、竜王五世が、伝統あるラダトームの城で戴冠式を執り行うことを、大変光栄に思う」そして抱えた宝箱を開けるのかと思いきや「諸君の知っての通り」お話が続いてしまう様子。

2018-09-20 01:04:36
A.T.O運営 @scribblingtails

「竜王は、昔日の力はすでになく、小島一つ治める領主に過ぎない。しかし喜ばしいことに、アレフガルドを外敵の侵略から守りきった英雄、ここにいる竜族の若者が、アレフガルドに生きる者すべてのための竜王となる決意をした。余はこの若者を」ものすごく長くくどい演説が始まってしまったが、要は

2018-09-20 01:04:36
A.T.O運営 @scribblingtails

人間の科学文明の発展に置いてきぼりにされつつあった竜王政権が、このような形でアレフガルド全体の役にたてるならば、喜んで働こうと思ってこの式典に来たのだ、そんなようなことを仰せになった「陛下、そろそろ戴冠の方を」「うむ、そうであった」司会インドゥサに注意されやっと宝箱を開けると

2018-09-20 01:05:56
A.T.O運営 @scribblingtails

そこには左右に二股に別れた黒い頭巾のようなものが「これは初代竜王様が被っておられたのと同じ意匠の冠である」みんなに見えるように掲げると「おお」「すげえ」などの感想が。イックスも「あれ冠だったんだ!」てっきり超ハードなポマードかなんかで固めてると思っていたらしい「知らなかったぜ」

2018-09-20 01:05:57
A.T.O運営 @scribblingtails

「そういえばリンドラッヘって、そんなに角は目立って無いですよね」「竜族にとってのカツラみたいなものなんだろうか?」ドラゴンといえば角と言うことで、権威の象徴なのだ。そして会場中央では「ささ、ちこう」旧竜王が新竜王に冠を被せ「余、竜王五世は、アレフガルド人民及び諸種族の王たる」

2018-09-20 01:05:57
A.T.O運営 @scribblingtails

「新たなる竜王リンドラッヘを承認する」「「「わあああ」」」「ガオオ」「ピギー!」大興奮そして「アレフガルド人民及び諸種族の竜王リンドラッヘ陛下よりお言葉です」やっとしゃべるぞ「私が竜王に即位した理由は、諸君、この大地に生きるすべての存在とともにアレフガルドを守るためである」

2018-09-20 01:05:58
A.T.O運営 @scribblingtails

「諸君はこれまでも祖国のため、四方から迫り来る侵略者に対して勇敢に戦ってきた!銃を取った人間たちはもちろん、砲や食料を運んだリカントたち、竜王島やロンダルキアから馳せ参じた勇敢な諸種族、そう、君たちのことだ!君たちは共和国議会の支離滅裂な戦争指導に耐え、多くの犠牲を払った」

2018-09-20 01:05:58
A.T.O運営 @scribblingtails

「しかし、私が竜王となったからには、諸君を無駄死にはさせない!敵を追い払ったとはいえ、我が国は現在も戦争を継続中であり、我々はこれからも血を流さなければならない。だが、これから流される血に、無駄な血は一滴も無い!このことを竜王の名において約束する。ともに祖国を守っていこう!」

2018-09-20 01:07:26
A.T.O運営 @scribblingtails

「「わああ」」「「竜王様万歳!」」「「ガオオ」」大喝采。冷静に聞くと、外向的努力よりも戦争で勝負を決める、ある程度の犠牲はやむを得ない、というような結構怖いことを言ってるが、場の勢いだ「すげえ盛り上がってるぜ」「派遣議員とかやってたときはヒドかったからな」「あれよりマシになるよ」

2018-09-20 01:07:26
A.T.O運営 @scribblingtails

「もう式は終わりみたいね」するとPCも会場に入れるようになるので「おーいリンドラッヘ」「君たちか」「次はどこと戦うの?どうせ王様になっても戦うんだろ?手伝うぜ」「ははは、それはありがたい。だが今はまだその時ではないぞ」「なんで?」するとクドゥーサ「今は実質休戦状態なんだよ」

2018-09-20 01:07:27
A.T.O運営 @scribblingtails

ムーンブルクと講和してベラヌールにローレシア・サマルトリアその他連合軍を立て続けに撃破しちゃったんで、現状敵は手詰まり「それに我が国も体勢を立て直さないとな」徴兵制で無尽蔵に兵がわいてくるように見えるが、国力は無限ではない。世界を相手取って戦った疲労の蓄積は無視できないのだ。

2018-09-20 01:07:27
A.T.O運営 @scribblingtails

「そういうわけで今は次の飛躍への準備の時だ」この間にハルノー・ケルマン両議員説得クエストやペリゴルド議員と外交をしようイベント、インドゥサの竜族議員立候補物語などが展開するがやらなくても良い「へー、一段落ってところか。じゃあいったん帰ろうかな」「また会おう!いつでも歓迎するぞ」

2018-09-20 01:07:28
A.T.O運営 @scribblingtails

ver12クリアということでドムドーラに戻ると「お帰りなさいませ!ダズリンであります!」相変わらずサマンサの子孫がナビのお仕事で「あの、なんかよくわからないうちに共和国が無くなってしまったのですが」中央の目まぐるしい政変に大混乱している様子だが「でも祖国が、このアレフガルドの大地が」

2018-09-20 01:08:30
A.T.O運営 @scribblingtails

「守られたということは、私にもわかります!なんとお礼をいっていいか......」感極まっていた。中央政権がどうこうよりも故郷が守られたことが嬉しいみたい。彼女は素朴なパトリオットなのだろう「リンドラッヘが戦上手だからだぜ。でも最初の頃よりだいぶ状況良くなったよな」思えばver10開始時、

2018-09-20 01:08:30
A.T.O運営 @scribblingtails

サーバー300は首都ラダトームとドムドーラの2都市に追い込まれ、しかも世界中が敵という状況だった。それがアレフガルド全域を回復し、ルプガナ、ペルポイといった友邦ができ、サマルトリア領土割譲の圧力をかける状況になっている。しかも政治体制が戦争向き(新竜王政権)に整備された。大逆転だ。

2018-09-20 01:09:44
A.T.O運営 @scribblingtails

「そういうことで今ヒマらしいから」「帰るわよ」「またなんか困ったら呼んでくださいね」「ぜひ!それでは行ってらっしゃいませ!」捧げ銃の礼で見送られ駐屯地へ「久しぶりの駐屯地だぜ」「お帰りなさいませ!サマンサであります!」また似た顔のビキニアーマー戦士が走ってきたので「あ、サマンサ」

2018-09-20 01:09:45
A.T.O運営 @scribblingtails

「300年後はどうでしたか?」「だいぶ片づいたぜ。共和制がクーデターで倒されて新竜王が即位して。あいつが戦争仕切れば絶対負けないだろ」「え!?竜王?ですか!?」「あー竜王なんだけど竜王じゃなくて」ややこしくなりそうなので「サマンサさん、今なんかイベントあるんですか?」「はい!」

2018-09-20 01:09:46
A.T.O運営 @scribblingtails

「今度はサーバー0.5というよくわからないゲートが出現しまして、目下調査中なのです」「なにそのふざけたナンバリング」「たしかサーバー0が魔勇者の城ですよね」「アルマベルタ将軍とは関係なさそうなのですが」「意味わかんないなあ」「フフフ!では説明しよう」誰だ?次回、ver13に続いてしまう!

2018-09-20 01:09:47