大きな親の会で、なぜ「メンバーシップ」が重要か?

小さな親の会はとてもダイレクトに密な関係で始まり活動をするから、メンバーであることの意義は自明だ。自分が参加している実感がダイレクトにある。 一方、大きな親の会となると、仮に会員になっていても、会の活動と自分が会員であることとの関わりがわかりにくくなる。 内なる疑問に対して、メンバーシップ、つまり、「メンバーであることによる貢献」どう伝えるか。
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カイパパ @kaipapa2shin

大きな親の会と小さな親の会、それぞれの意義と役割について考えている。

2011-04-22 23:17:47
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin 大きな親の会は、県単位の自閉症協会のようなもの。育成会なんかも。小さな親の会は、地域のサークル的なものを考えている。

2011-04-22 23:20:18
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin それぞれ役割が違う。メンバーシップについて、より自覚的でなければならないのは、大きな親の会。小さな親の会は、みんながリーダーというやり方でまずは行くので、リーダーシップをメインで考えていけばいい。

2011-04-22 23:23:13
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin 組織には構成員がいる。その中で、リーダーがいる。リーダーをリーダーたらしめる存在は、フォロワーの存在。この定義は目からウロコだった。今自分が考察している、メンバーシップは、そういうリーダーシップから見た視点ではなくて、フォロワー側から見た組織の意義

2011-04-22 23:27:40
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin 会費から考えてみよう。会費を、会が提供するサービスに対する対価とみることができる。他方、会の活動を支える資金提供とみることができる。この見方は、税金についてとパラレルだ。税金が公共サービスの対価であるとする考え方。

2011-04-22 23:32:41
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin 税金について言えば、純粋に公共サービスの対価という説明では、累進課税は説明できない。累進課税は、応能負担。受けるサービスの量に関わらず、というか、逆に「給付」がより少ない人ほど沢山税金を払うのは、払える能力があるから、とする。

2011-04-22 23:36:01
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin なぜそんな累進課税が正当化されるのか?受けるサービスの対価ではなく、国を支えるメンバーシップフィーだからと考える。自分が出すことのできる限度で、社会を支えるための資金提供をする。大きく言えば、民主主義は、国を動かすことに、国民参加を保障するもの。

2011-04-22 23:40:52
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin 自分たちのお金で、国、社会をつくり、運営していく。そのために税金を出す。国、自治体に出資している。言いかえると、私たちは国のオーナーだから、自分のお金を出すのだ。

2011-04-22 23:44:06
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin だから、税制度はとても大事なもので、国民の代表によって決定しなければいけない。「こんな国にしたいから、これだけのお金を、こういう方法で、誰に負担して出してもらうか」の議論。国が泥棒みたいに勝手に財布から盗んでいく、という説明や捉え方は不幸の始まり。

2011-04-22 23:49:18
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin おや?なんで私はこんな大きな話をしているのだ。そうそう。親の会のことを考えていたのだった。小さな親の会はとてもダイレクトに密な関係で始まり活動をするから、メンバーであることの意義は自明だ。自分が参加している実感がダイレクトにある。

2011-04-22 23:52:08
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin 一方、大きな親の会となると、仮に会員になっていても、会の活動と自分が会員であることとの関わりがわかりにくくなる。大きな親の会は、たとえば、行政の会議などに参加して、当事者の意見を代弁することがある。だが、そのことと会員である自分と何が関係あるのか?

2011-04-22 23:54:43
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin ある意味、大きな親の会は、そこにあって当たり前の存在であり、環境であるかのようにとらえられる。親の会が意義ある活動ができていればいるほど、その果実は、会員外にも広くあまねくゆきわたることにもなるし。益々、会員でなくても受益できるからラッキーとなる可能性

2011-04-22 23:57:41
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin 一見なんの問題もない、会費負担もなく受益できるのだから。しかし、長期的には、「タダ乗り」いわゆる「フリーライダー」が大多数を占めると、大きな親の会は、大きくなくなって、影響力を保てなくなる。

2011-04-23 00:00:29
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin 大きいがゆえの、個々の会員の「貢献」のわかりにくさ。国で考えたら、自分は極小な存在だから、貢献なんて考えたこともない、税金なんてズルしてしまえと思ってしまう傾向。運営をしているリーダーたちにはわからない、メンバーにとっての「自分の貢献はなんだ?」という

2011-04-23 00:06:13
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin 内なる疑問に対して、メンバーシップ、つまり、メンバーであることによる貢献を、わかるようにしていかなければ、「頭」だけあって、実体は幽霊みたいな組織になってしまう。

2011-04-23 00:09:34
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin わかりやすい例でいうと、講堂などで建設費を寄付した名前が沢山プレートにして飾ってある。物ではなく活動の場合は、賛助してくれた会員に対して活動実績を報告する。一般では当たり前にやれている団体が多いが、親の会はそのあたりがあまり得意ではなかったのではないか

2011-04-23 00:13:52
カイパパ @kaipapa2shin

@kaipapa2shin 金銭面の部分だけ話したが、メンバーであることによる貢献は「ある」ということを、実感できるようにリーダーたちは常に考えること。メンバーが自分が支えていると思い、メンバーでいてよかったと思える仕組みを動かすこと。それが団体の力を発揮させていく。以上おわり。

2011-04-23 00:17:40