PKA(PKAnzug)氏の被ばく影響についての知識は 90年代 で止まっている

「知ってるふり」による「素人だまし」はやめて、知らないことは「知らない」と言うべきです。
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 前置き

𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

ということで、「医療用I-131では癌はあまり増えないのに、なぜチェルノブイリでは増えた?」に明確な答えを出すのは難しいですが、私が一番疑うのはやはり「チェルノブイリではI-131摂取がすごく多かった」です。 @buvery @k60hashimoto @moriyukogiin

2013-08-22 15:19:34
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

@PKAnzug 横から失礼します。治療よりもすごく多いと「正常な残存甲状腺を焼き尽くすので当然甲状腺癌は増えない」のでは? twitter.com/pkanzug/status… @buvery @k60hashimoto @moriyukogiin @ikeda_kayoko

2013-08-22 23:48:32
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

(続き) ・甲状腺癌治療量では正常な残存甲状腺を焼き尽くすので当然甲状腺癌は増えない。ただし、高線量を浴びながら生き残った元々の甲状腺癌が、未分化転化という大幅増悪を起こすことが稀にある。 こんな感じです。 @buvery @k60hashimoto @moriyukogiin

2013-08-22 15:14:54
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

@harada_hirofumi 極度に多いと焼き尽くしますが、それよりは少ない段階に「焼き尽くしはしないけど、甲状腺に大ダメージを与えるような量」というのもありますんで。バセドウ病の治療で使うような、甲状腺線量換算で数十Gyに相当するような量。

2013-08-23 03:01:54
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

@PKAnzug チェルノブイリ事故時の子供の甲状腺被曝は平均1.4Svとされていますから、10倍を超える人がいてもおかしくは無いかもしれませんが、ガン発生がおおよそ一桁増えたくらいですから、数十Gyの想定は不要なのでは?治療と違って、ヨウ素だけではないですし。

2013-08-23 06:11:04
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

@harada_hirofumi ですから、その被曝量の推定自体が非常に難しいわけですし、全員がまんべんなく同じ量摂取してるわけでもないんで、医療被曝の調査結果と大きく乖離するなら、推定に誤りがある可能性を考えるべきでは、という話なのです。甲状腺ダメージはやはりヨウ素ですんで。

2013-08-23 09:15:02
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

@PKAnzug えっと。チェルノブイリ事故時の甲状腺がんと医療被曝の甲状腺がんで線量に対するリスクの桁が違うというのは何処かに資料があるんですかね。レントゲンのリスクと同じくらいという資料は見たことありますけど。

2013-08-23 13:47:25
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

@harada_hirofumi 何を私が言っていて、何を言っていないかは確認の上で話しかけて下さい。言っていないことの説明を求められても答えられませんので。

2013-08-23 16:14:51
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

@PKAnzug いえ、なぜ数十Gyと推察するのか、と。根拠とかあれば聞きたいなと思いまして。

2013-08-23 16:22:14
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

@harada_hirofumi バセドウ病の治療で当てるのが、高線量の設定で100Gyくらいなんですよ。それには及ばないけど十分にダメージのある線量ということで、数十Gy程度だろうという推定です。

2013-08-23 16:52:54

 本題

Masato Ida, PhD @miakiza20100906

つかぬことをお尋ねします。I-131の癌リスクについてのこの辺りの認識は、現在も同じままですか? → twitter.com/PKAnzug/status… , twitter.com/PKAnzug/status…

2017-11-29 07:54:51
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

念のため @PKAnzug を付けて再送しておきます:  つかぬことをお尋ねします。I-131の癌リスクについてのこの辺りの認識(PKAさん自身の)は、現在も同じままですか? → twitter.com/PKAnzug/status… , twitter.com/PKAnzug/status…

2017-11-30 08:35:59
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

@miakiza20100906 私の考え自体は特に変わっていません。「チェルノブイリで増えた理由」に関しては、そこでは書いていませんが、「偶然や統計評価のミスで増えたように見えただけで、実は増えていなかった」である可能性も以前から考えています。疫学調査はしばしば嘘をつくので。

2017-11-30 09:58:12
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

@PKAnzug PKAさんの認識は恐らく90年代くらいのものだと思います。私がそう感じる理由は大きく2つあります。

2017-11-30 12:06:41
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

@PKAnzug 先ず、小児期被ばくの甲状腺がんの線量応答は、現代では添付図のようになっていると考えられています。疫学調査の結果です。論文は Veiga ら researchgate.net/publication/30… pic.twitter.com/2cDvh39bdJ

2017-11-30 12:07:27
拡大
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

@PKAnzug その図の線量応答は、2 Gy以下くらいの線量域で線形(正比例)になるチェルノブイリの結果と矛盾しません。また、非常な高線量でリスクが落ちる理由は、古くより細胞死のためと説明されています。文章で説明すると togetter.com/li/578876 の「バセドウ病の I-131 治療で」以下のようになります。

2017-11-30 12:08:29
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

@PKAnzug 次に、チェルノブイリの甲状腺がんの疫学調査からは既に多数の結果(精度の良いコホート研究と症例対照研究だけに絞っても)が公表されていて、それらがおよそ矛盾のない結果になっています。各国際機関が甲状腺がんの増加をはっきりと認めているのは、そのためです。

2017-11-30 12:09:32
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

@PKAnzug チェルノブイリ甲状腺がんの調査結果ついては togetter.com/li/578876 の「フランスの女性疫学者」以下に論文をたくさん示してあります。そのまとめを作ったのが2013年なので、その頃までの論文しか示してありませんが、より最近の論文が必要でしたら色々とご紹介できます。 さしあたり、以上です。

2017-11-30 12:10:16
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

@miakiza20100906 なるほど、チェルノブイリの件に関していろいろ言いたいことがあるのは把握しました。ただ、以前から言ってるんですが、チェルノブイリの件は福島の件と状況がまるで違う上に、推測の要素があまりにも多いので、福島の件を考える上では特に眼中にないんですわ。

2017-11-30 12:18:59
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

@miakiza20100906 なので、今更チェルノブイリがどうのこうのという話になってる時点で、「チェルノブイリ事故の研究をしてる人か、福島のつもりで違うものを一生懸命見てる人だ」っていう印象になってしまうんですよね。前者なら別にいいですけど、私に話してもしょうがないですよ。

2017-11-30 12:24:40
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

@miakiza20100906 あと、医療用のI-131投与はかなり厳密に行いますんで、真面目にやってりゃ投与量に推測の入る余地はないです。甲状腺の吸収線量には推定が入りますが、ヨード摂取率とかも測定した上で計算式に入れて出します。チェルノブイリはそうじゃないですよね?

2017-11-30 12:28:43
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

@miakiza20100906 「甲状腺の吸収線量」の算出式から確実に違ってるので、そもそも私の言ってる10Gyとチェルノブイリの件で言われてる10Gyが同じである保証すらない、というかどのくらいの幅かはわかりませんが確実に違うんですよ。そこは共通認識としていただきたいです。

2017-11-30 12:31:40
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

@miakiza20100906 さらにもう1つ言うと、チェルノブイリのあたりは日本と違って日常的なヨード摂取が少ないので、事故でI-131がバラ撒かれた時点でのヨード摂取率が大幅に違っているはずです。日本人は事前にヨード制限しないと甲状腺に全然I-131が入らないんですよ。

2017-11-30 12:35:24
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

@miakiza20100906 私が福島のことを考える上で「チェルノブイリは別物で直接参考にはできない」としてあまり相手にしない理由は、これで分かっていただけたんじゃないかと。もちろんチェルノブイリの研究自体は立派な研究なので、福島とは無関係に学習を続けられたらいいと思います。

2017-11-30 12:39:27