nasubi sensei氏の"1日154兆ベクレル"関連ツイート

04/23 放射能の大気放出続く…1日154兆ベクレル-YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110423-OYT1T00667.htm?from=main5 04/24 3月15日にはレベル7相当 放射能放出量、安全委試算 asahi.com-http://www.asahi.com/national/update/0423/TKY201104230477.html
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なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

事故評価尺度(INES)でセシウム137を40倍するっていうのが適用外適用されているなあ。これは事故評価のためのスケーリングに過ぎない。INESの文書を読めばわかるが、大気放出したセシウム137が土地ではなく、海上に落ちたものに対しては40倍のスケーリングは無意味。

2011-04-24 03:01:45
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

大気放出と言っても半分(以上?)は海に落ちたのだから、すべてを40倍するのも無理がある。まあ、事故評価尺度(INES)でレベル7がわかったあとは、40倍など忘れて、核種別で放出量を比較するのが適当ではないか。なお、半減期の短いヨウ素131は日が違うものを比較しても意味がない。

2011-04-24 03:01:54
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

放出量の考え方については原子力安全委員会がちゃんとマスコミに説明すべきかも知れない。そもそも東電が高濃度汚染水の海洋放出量を核種に依らず単純和をしたときから、放出量の議論がおかしくなっている。

2011-04-24 03:33:43
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

@kuruhowa 4月21日の東電の発表です。これでマスコミは海洋分の放出量は大気分の1/100と言い始めました。 http://bit.ly/fiYwox

2011-04-24 08:24:34
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

大気、海洋の区別なくセシウム137を40倍して足された値を見たときは、福島第一原発が内陸部にあったとしたときの人に対する影響度(放出量いう表現に惑わされるな)の値と理解すべし。

2011-04-24 12:19:40
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

"放出量"については数字が一人歩きした結果の混乱。誤解を生じるようなら数字は出さなければよいという考えもあろうが、ここはしっかり説明付きで出して欲しい(数字以外は読み飛ばされるかも知れないので、説明は太字にしたりして目立つようにすることも必要か)。

2011-04-24 12:21:30
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

原子炉停止時のヨウ素131が610万テラBq(京Bq)、セシウム137が71万テラBq( http://bit.ly/hInfIL )は発電電力・期間から妥当な値ではっきりしてる(半端じゃない4号機燃料プール分は未発表)。放出量の細部は気にしても仕方ないし、今は内陸側分が最重要。

2011-04-24 12:25:33
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

(皆さん既知の復習+αです)単位はテラBq(=兆Bq)で通します。ヨウ素131とセシウム137に限ります。3台の原子炉(総発電量203万kW)は停止時にそれぞれ630万テラBq、71万テラBqの放射能があったとの保安院の報告が4月14日にありました。 @kikumaco

2011-04-25 01:37:16
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

原子力資料情報室によると、発電量100万kWあたりヨウ素131が310万テラBq(運転1ヶ月で飽和)、セシウム137は1年で14万テラBq生成とあります。保安院のセシウム131の71万テラBqは2.5年運転したことに相当します。@kikumaco

2011-04-25 01:37:59
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

出力78.4万kWの4号機の燃料プール分は3年運転して使用済みにして3月11日で3ヶ月経ったとしたら、原子力資料情報室の値からヨウ素131、セシウム137は1000テラBq、33万テラBq。1〜4号機合計で630万テラBq, 約100万テラBq。@kikumaco

2011-04-25 01:38:38
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

4月23日に一部報道のあったヨウ素131、セシウム137の0.69テラBq/時、0.14テラBq/時は500テラBq/月、100テラBq/月です。これは1〜4号機合計の1万の1に過ぎず、充分あり得る量です(ヨウ素131源は1ヶ月で1/10以下になりますが)。 @kikumaco

2011-04-25 01:39:05
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

4月12日にヨウ素131、セシウム137の1ヶ月弱の放出量を保安院は13万テラBq、6千テラBq、原子力安全委員会(SPEEDI)は15万テラBq、1万2千テラBqと報告しました。500テラBq/月、100テラBq/月は隠蔽と大騒ぎするような量ではありません。 @kikumaco

2011-04-25 01:39:23
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

(結論)ヨウ素131、セシウム137の0.69テラBq/h、0.14テラBq/hでセシウム137を40倍、24hとすれば報道された150テラBqとなりますが、そうするのであれば、以上の議論のすべてのセシウム137を40倍にして比較しないと意味がありません。 @kikumaco

2011-04-25 01:40:39
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

なお、4月12日、原子力安全委員会(SPEEDI)は、レベル7を決定的にしたヨウ素131、セシウム137の放出の「他に、大気中に放出された希ガス、海洋に放出された放射性物質、敷地内の表層や土壌中に沈着したものがあり」と言っています。 http://bit.ly/eNKnfX

2011-04-25 02:46:00
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

ここで @jun_makino さんは原子力安全委員会(SPEEDI)の報告を深読みし、解析には海側大気分は入っていない可能性に触れています。それを考慮すると実際の総放出量は1〜2%どころか10〜20%に達するのではないかと言っています。 http://bit.ly/ejjwj9

2011-04-25 02:46:31
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

燃料棒被覆管のジルコニウムが溶けるくらいの温度であればセシウムは気体となりますので、被覆管が破壊されたときには、希ガスやヨウ素と一緒に、放射性プルームとしてどっと大気に出て行きますが、燃料全体が水につかっている限りはセシウムはもっぱら水に溶けていくだけのように思えます。

2011-04-25 02:48:55
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

ただし、現在、冷却水を注入している1〜4号機から1日300トン以上(4月18日の原子力学会)の水蒸気が出ていることから、水につかっていない壁に付着しているヨウ素やセシウムが放射性プルームとして大気に出ている可能性は否定できません。

2011-04-25 02:49:28
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

しまった。40倍の議論をほとんどしなかった。時間切れで済みません。

2011-04-25 02:52:34
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

事故評価尺度(INES) http://bit.ly/gMGVpd の基準2で『5』(原子炉の炉心や放射性物質障壁の重大な損傷)であっても、基準1で『7』(ヨウ素131等価で数万テラBq以上の放射性物質の外部放出)だから『7』となるのか。等価換算はここだけで勘弁してもらいたい。

2011-04-25 19:33:04
なすび先生(あだ名) @nasubi_sensei

福島第一の原子炉1~3号機には大気+汚染水放出分以外の多くの核種はほとんど外部に流出せず残っているわけだが、東電は、それらのBq値をすべて合算すると、3月11日で6億6000万テラBq、4月11日現在で9200万テラBqと発表しているらしい。根拠はまだわからない。

2011-04-25 19:33:15