- asasmamama1
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宇野】北都嵐との戦闘で深手を負い、入院し、今朝目が覚めたが、狛江の治癒のおかげで怪我の具合も殆ど悪くない。血が足りない為大事をとって1日2日ゆっくりしていろ、と医者に言われた為こうしているが、暇だな、と思う。
2018-10-26 21:42:33児珠】こつこつと静かな音を立ててリノリウムの床を歩く。ここまで数人の医療関係者とすれ違ったが大きな事件や事故はないらしく院内は落ち着いていた。受付を済ませ向かった先は宇野彩人のいる大部屋だ。仕事の合間に目を覚ました連絡を受け仕事を手早く済ませてきた。
2018-10-26 21:43:19児珠】目的の部屋の前につき部屋の番号と名前を確認。そのままがらりとスライド式の扉を開ければ中を覗き込んで踏み入り、ぐるりと視線をまわして目的の人物を探した。
2018-10-26 21:43:31宇野】4人部屋の為、他人の気配をとても感じる。それが少し落ち着かない為、周りをカーテンで閉め切っている。窓際で良かったと思わず溜息をついた。外が見えてれば、なんだか落ち着く。
2018-10-26 21:44:12@asasmamama1 児珠】時間のせいもあるのだろうか各々のベッドにつけられたカーテンが閉められているのがいくつか見受けられた。受付で位置を聞いておいてよかったと思いながらカーテンの閉められたベッドの一つへ向かう。窓際の、開いた方面からひょこりと顔を出してみよう。目が合えば「起きてたか」と声をかける。
2018-10-26 21:52:29@HaKo_723 宇野】音が聞こえればそちらの方へ向き顔を上げ、久弥さん!と分かりやすく表情を明るくさせる。 「お疲れ様です、起きてますよ。というか暇でした」 はぁ、と退屈だと言わんばかりに大げさに肩を落としてみせよう。 「あ、そこに椅子あるんで」 ベッド横の備え付けの椅子を指し示す。
2018-10-26 21:57:31@asasmamama1 児珠】「相変わらずそうで安心した。何か本でも持ってくれば良かったな」と軽く言いながら椅子を引き寄せ、座る前に手のひらで包み込むようにして相手の頭を撫でる。「身体の具合は?大丈夫そうか?」そう訊いて首をわずかに傾げ、顔を覗き込んでみる。
2018-10-26 22:02:09@HaKo_723 宇野】撫でられれば表情が緩んでしまう。覗き込まれれば、思わず心臓が跳ねた。バレないように取り繕うがおそらくこの相手にはバレているだろう。 「お、お陰様で…。あと狛江さんのお陰で全然痛くもないので…」 目が合えば少し顔が熱い為、困ったように目線を下に下げる。
2018-10-26 22:06:43@asasmamama1 児珠】「あいつとても心配してたからな。調子が戻ったら礼を言ってやってくれ」こちらを向くだろう彩人の首が疲れないだろう角度と距離を考え椅子に座る。「事件の処理もあらかた片付いたし、……大変だったな」報告のような口調から、一変して心底からの声を相手に向ける。
2018-10-26 22:25:40@HaKo_723 宇野】礼の件については勿論、と頷いて、表情がすっと変わる。どんな顔をすればいいのか分からない。 「代わりにしていただいて有難うございます。……いえ、僕が茶々いれたんです」 大変だとかそういうのじゃないんだと弁解するように告げよう。 「彼女は悪くないので…」
2018-10-26 22:30:59@asasmamama1 児珠】「前もそう言ってたな。」表情を迷うような相手を見守るように見つめる。「お前と北都のどちらが悪いうわけではないにしても、あれのやり方は敵とする誰の声にも耳を傾けない粗雑な所業だ。良くはない」
2018-10-26 22:42:49@HaKo_723 宇野】前?と少し不思議そうな顔をする。児珠たちが助けに来てくれてからの記憶がなんとも曖昧だ。なんと言おうか少し黙り 「………歯がゆいです」 ぽつりと下を向いて悔しげに呟く。自分の目の前で殺された人間を思い出す。過激派であろうが、あんな最期はあんまりだ。
2018-10-26 22:46:56@asasmamama1 児珠】うつむいて垂れる髪の隙間から見える瞳を見る。おおよそのあらましは北都嵐の報告によりこの耳にも入っている。なんと声をかけるべきか。少し思案したが押し黙るのは相手にも悪い。「…そうだな。」自分も同じ気持ちだ、と伝えるように言葉をかける。
2018-10-26 22:52:47@HaKo_723 宇野】しかしおそらく児珠とは似ても似つかない理由だろうと考える。自分は知りもしない市民の為に命を張れるほど出来た人間とは違う気がする。 「僕はただ、僕の親しい人たちが同じ目にあったらと考えたら」 耐えられないのだと言うように。腹までかけている布団の裾を掴む。
2018-10-26 23:00:15@asasmamama1 児珠】耳を傾ける。それから片手を伸ばし、布団の上で強く握りしめられているその手の甲をそっと包み込んで撫でる。「人の原動力は人それぞれだ。お前が思うそれは間違ったことじゃないし、それで救われるやつらも大勢いる。だからお前は今まで通り親しい誰かのために守れれば、それでいい」
2018-10-26 23:15:01@HaKo_723 宇野】手を包まれれば児珠の方を向く。向いて、困ったように微笑もう。 「そうですか、…そうですね」 暖かい手をこちらからも掴み直して握る。この相手が隣にいてくれるから自分は今笑えるのだと実感する。 「……言い忘れてました。僕のことも救けてくれて有難うございます」
2018-10-26 23:22:34@asasmamama1 児珠】「私は大したことはしていない」と軽く笑ってから「そもそも一人で挑みに行く前に応援を呼んでほしかった、というのが本音だが」そうすればもっと助けられただろう、と肩をすくめて笑う。それから「お前のこと”も”?」と首をかしげる。
2018-10-26 23:28:49@HaKo_723 宇野】本音を言われれば、そりゃそうだと言わんばかりの苦笑いで返そう。 「いや、北都さんのことです。傷つけてしまいましたから」 治癒はしたけれど、きちんと治癒できていたか不安だった為そう告げて 「それで……あっ」 何かを思い出したように声を上げる
2018-10-26 23:34:29@asasmamama1 児珠】北都にこそ自分は何もしてはいない。動いたのはほぼ狛江だった。心の中で彼女にお礼を言ったところで、声を上げた彩人に驚いて「どうした」と短く訊ねる。
2018-10-26 23:37:48@HaKo_723 宇野】「いや、あの、あんまりよく覚えていないんですけど…その、狛江さんにバレました…?その…」 自分と相手を交互に指を差す。付き合っていることがバレただろうか、と不安そうな顔をする。おそらく、抱きしめられたような、気がする。記憶が定かではないが。
2018-10-26 23:40:20@asasmamama1 児珠】最初は彩人の身体のことだと思い、かるく「いや…?」と返すが指の動きの示すところを一拍置いて理解する。それでも彼女からそういったアクションはされていなかったはずだ。わずかに考えてから「いや、…バレちゃいないと…思うが…」場所もあって思わず声を潜める。
2018-10-26 23:46:28