【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」】
- yms_karuta
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【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」01】 第187話です。膠着状態といえる長安攻防戦。 西涼軍の動きがないので、長安城を守る兵士たちも暇を持て余しています。あくびをしつつ、敵は本当にいるのかと。しかし、三十里先には陣をしいているらしいことは確かです。
2018-11-06 12:33:46【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」02】 当時の尺度で、三十里は約12km。頑張れば1日で行軍できなくはないでしょうが、大規模な作戦を行うには離れすぎな感もします。おそらく城からの夜襲を警戒しているのだろうと城兵は分析していますが、目の前に敵が見えないので、退屈なご様子。
2018-11-06 12:36:38【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」03】 長安城を守る鍾繇(しょうよう)も、西涼軍の動きを気にしていますが、動き出す気配がないという報告を受けます。それよりも、領民が水や薪のたくわえが乏しくなったと言って、城外に出たがっているという訴えを聞き、鍾繇はどうしたものかと思案。
2018-11-06 12:38:37【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」04】 敵は遠くに離れているので、もしもの時にも敵の動きを見てから城に逃げ込んでもじゅうぶん間に合うと判断。鍾繇は、城外の水くみ、薪採りを許可します。これこそ、馬超たちが狙ったことでしょうが、こうして固く閉ざされた城門は開かれました。
2018-11-06 12:40:24【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」05】 領民は水くみや、薪採りに出かけ、商人達も出入りします。それはうららかな風景でした。一方、敵が攻めてきたら、知らせる兵士達は、いつでも狼煙をあげられる準備は万端です。と、そこに、西涼軍の大軍が迫ってくるのが見えます。
2018-11-06 12:42:39【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」06】 早速狼煙(のろし)が挙げられます。狼煙を見た城兵は、城外に出ている者に知らせろと、大太鼓を叩いたり、銅鑼を叩いたりして警報を鳴らします。大太鼓はよく見ると顔のような装飾が施されています。鼻のところに輪っかがついていますね。
2018-11-06 12:44:34【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」07】 警報を聞いた領民たちは、西涼軍が来るぞと、急いで城に戻ります。戻ったのを見て城門を閉じたところに、馬超と韓遂が到着。馬超は城門を開けろ、さもなくば兵士も人民も焼き殺すぞと、脅しますが、城兵は口先だけのおどしで城は落ちんと豪語します。
2018-11-06 12:46:48【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」08】 この城がほしければ力でとってみよ、という城兵に、その言葉忘れるな、と馬超。自信ありげな表情を浮かべています。さて、日が暮れ月夜になります。城の前で馬超ら西涼軍が勢揃いしています。
2018-11-06 12:50:16【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」09】 今度は囲みを解かない西涼軍。鍾繇も油断はしていないのでしょうが、場内から煙が出ています。それも複数箇所です。敵兵が城内に入り込んで放火しているぞ、と言いふらしている者たちがいます。
2018-11-06 12:51:45【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」10】 鍾繇の弟が様子を見に行き、領民たちに落ち着くようにいいますが、そこに現れたのは龐徳です。西涼軍は、商人や領民に姿を変え、城内に忍び込んでいたと明かす龐徳。馬に乗っていますが、龐徳も忍び込んでいた口でしょうか。結構目立ちそうですけど。
2018-11-06 12:53:40【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」11】 鍾繇の弟は驚いていますが、龐徳にバッサリ斬られてしまいます。龐徳は城門を開けるように命じます。城兵達は、内側からの攻撃に大混乱。城門が開かれます。それを見た馬超は城内に突入します。こうなってはもう駄目だと、鍾繇は東門から脱出することに。
2018-11-06 12:55:55【横山光輝「三国志」講座187「長安落城」12】 こうして西涼軍は長安城を落とすことに成功します。この事態に、魏の曹操はどう対処するのか…。続きはまた次回となります。 今回はここまで。
2018-11-06 12:57:04