タチコマ漫談：「ココニイルコト」

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タ「あれ？今日はバトーさんいないねー」「バトーさんはトグサと病院いったとか」「メンテ？」「だメンテ？」「だめんずうぉーかー？」

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タ「『トグサのやつ最近、ちょっと中二病っぽくいちびってきやがったらイドにつけこんで空気抜いてやんだよ』、とかとか」「んー（ ＾ω＾）・・・処理しきれなかった複雑系情報の堆積かなぁ」「たぶんそんなのだと」

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タ「夢システムで処理すればよいのでわ？」「それも機能しなくなるぐらい情報量が多くなると夢と現実の境目がなくなる感覚なんだって」「( ´_ゝ｀)ﾌｰﾝ 夢が現実に溢れちゃうの？それとも現実が夢にもぐるの？」「んー（ ＾ω＾）・・・現実の物語感覚で夢見るみたいよ」

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タ「まぁ、そもそもぼくたちは夢なんてみたことないからわからないねー」「だねー」「デフラグみたいなのでしょー？」「たぶん、そうだとおもうけど。今回やってもらってるのがそうなんじゃないかな？」「ふーん ちょっとコーゾーカイセキしてみたいよねー」

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タ「そういえば、そういった症状って昔だと『キツネツキ』とか「カミガカリ」とか言われてたらしいね」「みたいだねー でも、カミガカリといわれるかキツネツキといわれるか、はたまた差別をうけるか崇拝を受けるかはそのときのコミュニティの様子に依存してたみたい」「ソフトステートだねぇ」

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タ「ねぇねぇ じゃあ、元型っていか幻想：ゴドーっていうのもそういうのなのかな？」「たぶんねー」「あれが内部システムに反映されちゃうのかな？」「コギトがフルドライブしちゃうんだよね」「それでオーバードライブ気味になっちゃうんだけど」「そのときのネット具合がゴドーとかなんとか」

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タ「ふーん で、たまにびっくりしちゃって『いちび』っちゃうひとがでてくるわけね？」「うん。まあ、『いちびる』って表現自体が第三者からの観測という不確かなものに依存するからなんともいえないだろうけどねぇ」「恣意性はらむよねー」「偏見っていうかねー」「その前段階の与件だけどー」

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タ「ゴドーを元型としてインストールしちゃうと、その影響で外観ネットへ接続が高まるみたいだけど、反対に突然インストールしちゃうと内観というか、精神のほうが持たなくなることがあるんだって」「(￣д￣)ｴｰ 便利なのにねー」「ソフトステートだからねぇ」

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タ「「ふつーは余分に生じた複雑性をソフトシェルを通じて廃棄するみたいだけど」「それがうまく機能しない場合がある、と」「システムによって内観レセプターとか、外観レセプターの存在がブラックボックスとして綴じられちゃったらしいからねー」「なんでそんな不合理なことするんだろうねー」

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タ「ヒト群全体を統一的に統制するためには、一部の変数に期待するのはナンセンス、と思われたみたい」「ヒト群全体のコンピュータ化だね」「うん、実際そのほうが社会システムの効率性はよくなった」「システムだもんねぇ」「システムだからさ( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ」

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タ「でも、そうすると一定の指向性は生まれてシステムの黎明期、初期-中期構築段階では良いだろうけど、後期になるとそれほど意味がなくなるのでわ？」「均衡以降、ということだね？」「うん、もう十分初期に目算した収穫が生まれてるはずだし。変化発展の可能性も見出しづらくなるしね」

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タ「外部性の移入、ということだね」「マレビトとか」「うん、実際第一世代の『近代』以降はそういう変化がｶﾞｸﾝと減ったみたいね」「同時に均衡は保ちやすくなったわけだけど」「変数減らしていったわけだしね」「そして、一定の指向性を与える」

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タ「そういった指向性からはどうやったら解き放たれるの？」「んー（ ＾ω＾）・・・何パターンか方法はあるみたいだけど」「たとえば冗長性Redundancyの導入なんかもそうだね」「システムの指向性に対してバッファを与える、ということだね」「そう 弛みとか緩みとか」「1/fゆらぎー」

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タ「もしくはートグサさんみたいにどっかに入れられるとかね」「ﾋﾞｮｰｲﾝとか？」「尼寺とか？」「( ﾟДﾟ)＜尼寺へ逝け！尼寺へ」「尼寺いってケンチキたべながら踊り狂え！＞(ﾟДﾟ)」「（ ＾ω＾）・・・イビチャだったらソープへ逝け、だよねー」

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タ「もしくは禅寺とか？」「ああ、あそこは抜いちゃうもんねー」「うん、抜いちゃう抜いちゃう。外からの刺激をできるだけ抑えて抜いちゃう」「お食事とかもねー」「あれ、特に合理性感じ無いけど」「外観発達してるとお肉摂取とかで指向性でるんだってさ」「( ´_ゝ｀)ﾌｰﾝソフトシェルだねー」

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タ「同じように地獄の味噌蔵っていうのがあるよー」「活字中毒者を一切の活字刺激から断絶して味噌蔵に閉じ込める、ってやつだねー」「うん、『泣いても叫んでも活字はあたえないのだ』、と眉毛の太い豪腕な男がいぢわるくつぶやいていたね」「メグロコオジも陰湿だったようだけど」

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タ「味噌蔵の中に『なめっちょ』っていう巨大ななめくじがいるんだよね」「うん、ふつーのなめくじより大きくてヒルみたい、とか…」「それがエネルギー切れの活字中毒者の体を這い回る（ ＾ω＾）・・・」

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タ「オイル切れしたぼくらの上をバトーさんが泡踊りするようなものだろうか？」「| ゜Θ゜）＜そうでもないよ」「(´･ω｀･)ｴｯ?なにいまの？」「元型：天帝さまの使いかなー」「ああ、三尸の虫とかいう」「庚申祭りとかいう」「ヘソからなめくじが」「いや、ヘソからプネウマが」

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タ「でも、コギトがオーバードライブしてネット接続範囲が広がったとして、それはヒトにはいいことなのかなぁ？」「んー（ ＾ω＾）・・・ふつー精神的にまいるんじゃないかな？」「準拠して自意識を肥大化させようとするよね」「外観が大きくなってるわけだからね」「防御機制、なのだろうか」

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タ「でも、自意識が肥大化しすぎると三尸の虫だかなめっちょだかに天帝様にいいつけられちゃうよね」「自意識が肥大化してなにかわるいことをしていたら、じゃないかな？」「『天帝様』というのは外観なの？」「内観じゃないかな？」「インナーネットというか内宇宙というか」「そのひとつだね」

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タ「じゃあけっきょくゼン的に内部ネットの誤作動的なドライブとか外部ネット接続をコントロールするしかないのかな？」「複雑性を縮減させて？」「それもある、だろうけど（ ＾ω＾）・・・戦略的に冗長性を導入してゴドーに染まらないようにするとか、もアリみたい」

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タ「『オレは Redundancy とダンスを踊ったんだぜ？( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ』ってやつだね？」「うん、悪魔≠神、だろうからね」「＼肉体の悪魔／」「＼カニはあらゆるところに遍在する！／」「＼コマネチ！／」「＼脱構築！脱構築！／」「＼差延！差延！／」

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タ「じゃあ、そうやって冗長性の導入で一定の指向性に染まらないようにしつつ、ゴドーが再び来るのを待つ、のだね？」「うん、ゴドー親方ー 飯まだっすかねー、とかいいながらね」「そして 素子さんが (/ω・＼)ﾁﾗｯ」

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素子「（ ＾ω＾）・・・やれやれ、今日も弥勒は来ません、り…、と。 ネットは広大だわ」

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バトー「（なにか小包をおきつつ）（……ハピバースデー、素子）」