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なぜ日本では施工者が設計するようになったのか?みなさんの知見を積み重ねる

日本ではなぜ施工者が設計するシステムが根付いたのか?あまり文献が見当たらないこの疑問について皆さんの知見を集めています.(どなたでも編集可)
設計施工 デザインビルド 建築士
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小笠原 正豊/Masatoyo Ogasawara @masatoyo_san
SHoP Construction設立の経緯、聞けました。 作ってもらえるファブが無かったので、自分たちで立ち上げたと。 同時に、設計と施工を分離することによって、問題が起こったときに本体が傾かないようにする意図もあったと。 twitter.com/toyoda_noiz/st…
小笠原 正豊/Masatoyo Ogasawara @masatoyo_san
NYのGluck+ Architects led design build(施工者ではなく設計者主導のデザインビルド)を実践する建築設計事務所。 日本でシェアを広げつつある施工者が設計を行うのではなく、設計者が施工を行うビジネスモデル。 pic.twitter.com/Vrczqk7gfU
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小笠原 正豊/Masatoyo Ogasawara @masatoyo_san
すごく刺激的でした。 Architectを養成するための学校が成立し、ライセンス資格制度が整った19世紀終わりが、設計と施工を分離させた問題の始まりという視点が、面白かったです。 twitter.com/tekutekumocchi…
masubuchi @masubuchi_mo
アメリカのアーキテクト主導のデザインビルドのお話とても面白そう.色々ネットで見てたら関連で「The New Master Builder」なる言葉が出てきて,なるほどと思った.「Master Builder」の復活だけど,昔のそれとは違うからNewだよね.
masubuchi @masubuchi_mo
発注方式については,ダイレクトに造られる構造物の質に直結しているので,ふと思い出した時に興味を持って調べてはいるのだけど,なかなか全体像を掴むのは難しいね.
masubuchi @masubuchi_mo
話を単純化しても,「発注者,設計者,施工者」と「アーキテクトとエンジニア」と「土木と建築」のマトリクスに,国の情勢や歴史などが加わるからなかなか難しい.
masubuchi @masubuchi_mo
19世紀後半に設計者と施工者が分離したというのは,どこを読んでもそう書いてあるのでそうなんでしょう.
masubuchi @masubuchi_mo
鉄筋コンクリート,鋳鉄といった新材料に対する知見がまだ不足しているという状況での建設ブーム.利潤の最大化が求められた結果,材料などが切り詰められて,橋梁など構造物で人命を奪うまでの事故が多発.
masubuchi @masubuchi_mo
発注者の(文字通りの)相談役として,独立したコンサルティング・エンジニアという職能が誕生.
masubuchi @masubuchi_mo
先のRT通り,「Architectを養成するための学校が成立し、ライセンス資格制度が整った」のもこの時期.らしい.
masubuchi @masubuchi_mo
そういえば,構造エンジニアが生まれたのはいつかについては,以前ブログにメモっておいたのを読み返してみたが,よく考えたらこれも19世紀後半だわ. >構造エンジニアという職能の誕生 - エッフェルの橋が先か,パリの機械館が先か span35m.blogspot.com/2017/11/blog-p…
masubuchi @masubuchi_mo
これ書いたときは,解析・計算するだけの存在ではないエンジニア,雑に言えば構造家という存在の誕生はいつかということを頭に浮かべていたのだけど,一緒の時期なんだな.
masubuchi @masubuchi_mo
いわゆる「構造家」という職業が,(設計という面だけで見れば)「マスタービルダー」の性質と重なる部分が多いことを考えれば当たり前か.
masubuchi @masubuchi_mo
マスタービルダーからの分離と言うけどと,「アーキテクト」と「エンジニア」という分離と,「設計者」と「施工者」の分離が同時に起こったので,よく分からんのか.
@884si
@masubuchi_mo 明治にイギリスの建築家教育が輸入されて初めて日本では設計と施工が分離した(ので大工のように施工者が設計を行うのは日本特有の制度)というのが日本の設計者の一般的な理解だと思うのですが、少なくとも19世紀まではヨーロッパでもそれに近しい状況だったということでしょうか
@884si
明治の建築教育によって設計と施工が分離したというのが一般的な説明なのだけど、実際には施工集団の請負業化・近代化による組織再編と煉瓦鉄コンクリートといった新材料の導入によって生じた技術理論のアカデミアによる独占というのが主な要因なんだろう。
masubuchi @masubuchi_mo
@884si 浅学でその常識をよく分かってないのですが,日本で施工者が設計を行うのは大工の伝統からなんですか?
@884si
@masubuchi_mo 一般に流布している歴史感としてはそうだと思います(ちゃんと調べてないのですが)。近世までは設計図自体がなくて、大工が木割書(寸法体系を示した秘伝の書)を元に作っていたと言われていて、今も日本で多く建設されている在来木造住宅には建築士資格を持った大工による設計が少なくないと思います
masubuchi @masubuchi_mo
@884si なるほど,ありがとうございます.他の国にも「大工」はいたので,なぜ日本はそこから施工者が設計までする流れになったのかが気になっているんですよね.はっきりした理由はないのか知れないですが.
@884si
@masubuchi_mo 興味深いです。日本の場合、設計施工分離と組織の請負業化が同時に進んだこと、今の巨大ゼネコンも元請・下請の関係により、明治期では企業規模としては非常にコンパクトだったこと、起業当初から工部大学校などのエリート設計者の囲い込みに熱心だったこと。などヒントになりそうなことは多そうです。
Levi氏(21) @njun
@masubuchi_mo @884si 横から失礼します.渡辺保忠の「工業化への道」が参考になるかと. jstage.jst.go.jp/article/jsahj/…
masubuchi @masubuchi_mo
小笠原さんの論文拝読.面白かった,>日本の組織設計事務所と総合工事業者(ゼネコン)設計部との設計プロセスの比較について masatoyo.com/design_process…
masubuchi @masubuchi_mo
「組織設計事務所」と「ゼネコンの設計部」の仕事の仕方の違い.
masubuchi @masubuchi_mo
組織設計事務所だと入札があるから,実施設計に向けてどんどん仕事量が多くなっていく一方,ゼネコンの設計部だと基本設計にもっとも時間が使われるというのは,感覚的にもそうなんだろうなと分かる.面白い.
masubuchi @masubuchi_mo
先の論文「日本には、大工による普請の長い伝統がある。従来、大工は設計と施工の両面を担ってきた。日本の発注者は、責任の一本化(single point of responsibility)を好む傾向にあり、設計施工一括/一貫方式が、発注方式として定着している。」
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コメント

ティルティンティノントゥン @tiltintninontun 10日前
ビルを建てて三十年五十年経って、施工会社と設計会社、どっちが廃業せず営業しているかの可能性ではないか。
さどはらめぐる @M__Sadohara 10日前
元「ゼネコンの下請け経験者」として設計監理者に言わせてもらうと、「納め」や「取り合い」のわからんような図面をよこしてくれるなと。「図面に書いてない」=「存在しない」じゃないんだから、雑な仕事すんなと。あと、施主に頭下げて内覧会に立ち会うなり、客の指摘したチェック項目一覧も見せてもらえ。エンドユーザーの感覚知らずに設計したら、現場が困るんや。
@道交法違反 @deg2typeR 10日前
建築の事よくわからんけど、車で例えるとピニンファリーナはフェラーリのデザインだけじゃなく実は生産も行うしむしろそっちがメインとかそう言いう感じ?
積雪時 有効(キュアジェノサイド) @murakumo13 10日前
「現場を知らないから無茶な図面を出してくる」からでしょ。 実際、設計図→施工図で苦労するし。 まぁ、全部が全部じゃなく、納まりもきちっと考えてくる設計事務所さんも居るけどね。
甘党猫が通りますよ @Future_Men 10日前
日本の大手ゼネコンの創業者はほとんど宮大工の棟梁。自分で図面を引いて構造材を作って組み上げていたから、その伝統が残っているのでは。日本の棟梁たちの技術が高かったのも、現在まで残っている(海外業者に駆逐されなかった)原因かも。東大寺大仏殿はじめ、全国に200以上あったと言われる近代城郭など、産業革命以前の時点で、巨大木造建築物の多くが日本にあった。
きゃっつ(Kats)⊿1/6乃木坂大阪個別 @grayengineer 10日前
建築だけじゃなくITでも言えることかもしれない
どいよし @doiyoshi 10日前
海外土木では役所は予算だけとってきてあとはコンサルに丸投げ、日本は役所も技術者、設計と施工(ゼネコン)も別れててさらに各々が技術者、おかげで日本は早く安く高性能な土木構造物ができる(国民の経済力に比較して)。なぜそうなったかと言うと戦後復興で焼け野原からいち早く国土を復興させる必要があったから、エリート層である役人にも技術力が必要だったからと昔読んだ
けたろ @Y_ketaro 9日前
M__Sadohara エンドユーザーどころか、現場を一度も見ずに設計する輩もおるでw 例1)弊社が詳細設計した某バイパス、8月に着工するという話を聞き慌てて設計担当者に。「図面に付け替え用水路が全然書いてないけど、どーすんの?」「その用水路、もう使ってないってw」「今も使ってる。田んぼの保証は?」「だからもう作ってないってw」「いーから現場(会社から15分)見てこい」「(鼻で嗤う)w」「これ昨日撮ったんだけど・・・(現場の写真見せる)、俺から県の担当者に話していいか?」「・・・・・・(真っ青)」
ゆーくりっど @euclid890 9日前
昔いたITの現場だと施工者が設計するとか普通だったし、施工者が設計する(施工者が施工後に施工内容を元に設計書を作って体裁を整える)ことも割とあったし、そもそも設計は無いっていうパターンもゴロゴロあったし地獄味ある
naruto,tousen @narutousen 8日前
欧州では設計と施工が分離してるのに何故日本では? という話だよね。あっちにもカーペンターはいるのに? こりゃ欧州の建築史を知らないからわからん。かえって欧州では設計上手くいっているのかもわからないし。上手くいっているならそこのところは知りたい。
masubuchi @masubuchi_mo 3日前
まとめを更新しました。
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