私的まとめ 防衛シンポジウム2018 ミサイル関連技術について
- harapeko11
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僕が聞いた話だと、デュアルモードスクラムジェットなんで加速はロケットだけでなくロケットでまず加速してその後に通常ラムジェットモードで更に加速、そしてスクラムジェットモードにとのことなんで、これだとブースターの大きさはどうなるんでしょうね? twitter.com/show_murano/st…
2018-11-13 19:20:41あー、でも挿絵は地上発射型なんですね...このスクラムジェットを作動させるまでに打ち上げる高度と、燃焼開始からの射程と速度を両立させるには、やはりブースータをMRBM級にまで拡大しないと、1発運用するのにコストが大きくなりすぎるような気がする。 t.co/Ni4iVuYJ64
2018-11-13 15:05:16防衛技術シンポジウム② ・スクラムジェットエンジン pic.twitter.com/in4xV3DDVC
2018-11-13 19:36:40防衛技術シンポジウム③ ・低RCS対処ミサイル誘導技術 ・光波ドームを使用した対空誘導弾の研究につい(て) ・高高度飛しょう体技術の研究 pic.twitter.com/RpF9qzJJrG
2018-11-13 19:41:02あとTHAADとの違いとしてブースターをつけない(都市部運用想定だからつけたブースターを落っことしたくない)よりコンパクトなシステムで機動性を重視(車両搭載) #週刊安全保障
2018-11-13 20:47:20オーラルセッションでやってたJAXAのラムジェットエンジン、冷却に燃料を使うとかいっててやっぱりそうなんすね…………って気分になった
2018-11-13 21:19:27ラムジェットエンジンはJAXAと防衛省/防衛装備庁との連携になったけど、防衛省/防衛装備庁はミサイルに使いたいってのが主なんだけどJAXAはUAVに使いたいらしくてその違いが面白かった(つか極超音速で飛ぶ情報収集UAVってなんだよ………JAXAが一番ぶっ飛んでねぇか?)
2018-11-13 21:21:53CFRPロケットモータは今まではあらかじめ型を作ってその中に推進剤を充填していたのに対し推進剤にCFRPを巻き付けて製作すると 利点としては ・燃焼特性の異なる推進剤を複数種類使えるので光芒で燃焼を制御せず済むためにマスレシオの向上が可能である ・間欠駆動などの飛翔パターンを作成可能
2018-11-13 22:17:50光波ドームについては大まかに高速域と対妨害能力に二分されていて 高速飛翔用は空気の衝撃波による光路ひずみの影響について調べて命中精度に影響のあるほど有意な差は発生しないとの結論
2018-11-13 22:51:09対妨害能力向上のほうは2波長の赤外線を用いて電波ステルス機の追尾や低温フレアを用いた敵機への命中率向上を目的としている 硫化亜鉛(ZnS)を焼結させたもので焼結条件などで透過率の向上が見込めると
2018-11-13 22:51:11低RCS対処ミサイル クラッタに紛れ込む目標反応の抽出と飛翔経路の最適化 目標の抽出は敵機の起動可能範囲で絞り込んでいく感じだとかなんとか
2018-11-13 22:59:19ローテティング・デトネーションエンジン(RDE)の研究。円筒状の空間(2枚目の赤い箇所)に空気と燃料(ここでは水素)を流し、そこにいったん火種を投入すると、以後は"何も制御しなくても"円筒内を回転するように爆轟が連鎖していき、円筒の軸方向に排気される=推力を得られるというもの。 pic.twitter.com/BUVGHgsLzF
2018-11-14 21:33:50なんで爆轟が円状に連鎖していくのかについては、要因が複数複雑に関連しているため原理が解明されていないみたい。現状では1秒程度まで連続稼働させられている(そこまでしか稼働させてない)とのこと。今後は、連続稼働時の冷却をどうやるか(先の構造だとエンジンが溶ける)を検討していくらしい。 pic.twitter.com/M0WHDE3coz
2018-11-14 21:42:00エンジンそのものに稼働部は必要無くとも、冷却機構のために稼働部を設ける可能性はあるとのお話でした。ジェットエンジンの冷却メカニズムに通じるものがありそう(エンジンの金属部分周辺に外気を流すとか
2018-11-14 21:45:44ロータリーエンジンの親戚みたいなものかと思いどういう制御してるのと思ったら、何もせずとも勝手に円状に燃えてると聞いてポカーンてなった。不思議不思議
2018-11-14 21:48:47SM3とPAC3の間をカバーする迎撃用ミサイルが高度30~80kmで高い機動性を確保するには空力とTVCだけでなくサイドスラスタも必要だけど、中期誘導と終端誘導で必要になる推力が大きく変わる。そこでガスジェネレータの推薬を2種類用意して飛行中に切り替えるんだけど、その方法が面白かった。
2018-11-15 17:49:05ケースに終末誘導用の大推力の推薬(1)を円筒状に詰めて、穴の部分にキノコ状のゴム製隔膜をはめて軸と傘の部分で(1)を密封。最初は軸部分に詰めた中期誘導用の小推力の推薬(2)を燃やすのだけど、終末誘導に入ると(1)の推薬に点火。すると燃焼圧力で隔膜が破れて燃焼ガスがスラスタノズルへ流れる。 pic.twitter.com/0p018SEdq2
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